Configuration Manager Technical Preview version 2109 が公開されました

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2021/09/27 (現地時間) に Configuration Manager Technical Preview version 2109 が公開された旨のアナウンスがありました。

Configuration Manager Technical Preview version 2109 の機能については、以下の Microsoft Docs サイトに記載 (英語) されています。

Configuration Manager Technical Preview version 2109 を利用するには、Configuration Manager Technical Preview コンソールから利用可能となっています。新規インストールの場合、Microsoft Evaluation Center で入手可能な 2106 ベースライン版の Configuration Manager Technical Preview Branch を使用してください。Technical Preview Branch リリースでは、テスト環境上で Configuration Manager の新機能について検証することが可能です。

最新の Technical Preview についてのご意見をお聞かせください。コンソールから直接フィードバックを送信してください。

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version 2109 から追加された新機能および機能改善内容抜粋 (意訳)

Support Center のログ ファイル ビューアーOne Trace で、ステータス メッセージが読みやすい形式で表示されるようになりました。 >> で始まるエントリは、ログが開かれると自動的に読み取り可能な形式に変換されるステータス メッセージです。 >> 文字列を検索、もしくはフィルタリングして、ログ内のステータス メッセージを見つけることが可能です。

このプレビューには、次の新機能が含まれます :

  • Support Center のデータ コレクターとクライアント ツールのオプション : 次の新しいコマンドライン オプションが、Support Center のデータ コレクターとクライアント ツールに追加されました :
    オプション 説明
    -l 昇格なしで現在のユーザーとして起動するように指定する
    -m <マシン名> 指定したマシン名を許可する
    -p 統合認証を無効化する
    –help ヘルプを表示する
  • ウィザードとプロパティ ダイアログから製品フィードバックを送信 : ウィザードと一部のプロパティ ページに、フィードバックを提供するためのアイコンが含まれるようになりました。 フィードバック アイコンを選択すると、ドロップダウン メニューに [笑顔を送信][しかめっ面を送信] のオプションが表示されます。 追加のフィードバックの場所を使用すると、現在のアクティビティから直接フィードバックをすばやく送信できます。 管理コンソールのリボンのフィードバック アイコンも新しいアイコンにアップデートされました。
  • ユーザー コレクションの暗黙的なアンインストール : Configuration Manager current branch version 2107 では、サポートするアプリケーションの展開の有効化が可能となります。このリリース以降、この動作はユーザー コレクションへの展開にも適用されます。ユーザーがコレクションに含まれている場合、アプリケーションがインストールされます。 次に、コレクションからユーザーを削除すると、アプリケーションがアンインストールされます。
  • コンソール拡張機能のインストールが必要 : サイトに接続する前に、コンソール拡張機能のインストールを要求できるようになりました。 拡張機能が必要になった後、管理者が次に起動したときに、ローカル コンソールに自動的にインストールされます。
  • コンソール拡張機能ウィザードのインポート : 階層で管理されているコンソール拡張機能をインポートするための新しいウィザードがあります。署名付きもしくは署名なしのコンソール拡張機能をインポートするために PowerShell スクリプトを使用する必要がなくなりました。
  • VPN 境界タイプの改善 : VPN 境界タイプを用いる場合、文字列全体ではなく接続名や説明の先頭に一致させることができるようになりました。一部のサードパーティ VPN ドライバーは、接続を動的に作成します。接続は、一貫性のある文字列で始まりますが、一意の接続識別子もあります (たとえば、Virtual network adapter #19)。 [接続名] もしくは [接続の説明] オプションを使用する場合は、新しい [開始] オプションも使用します。
  • ADR 検索基準の改善 : 自動導入ルールリリース日もしくは改訂日検索条件に、次のオプションを追加しました :
    • 30 日以上
    • 60 日以上
    • 90 日以上
    • 6 ヶ月以上
    • 1 年以上
  • .NET version 4.6.2 前提条件チェックがエラー : Configuration Manager current branch version 2107 には、Microsoft .NET Framework バージョン 4.6.2 をチェックする警告の前提条件ルールが存在します。このバージョンの .NET は、サイト サーバー、特定のサイト システム、クライアント、および Configuration Manager コンソールで必要です。 この Technical Preview リリース以降、.NET 4.6.2 のこの前提条件ルールはエラーになります。 .NET をアップグレードするまで、このバージョンの Configuration Manager へのサイトのインストールやアップデートを続行することはできません。
  • .NET 4.6.2 を必要とする外部依存関係 : すべての Configuration Manager ライブラリは、Microsoft .NET Framework バージョン 4.6.2 以降を用いて構築されるようになりました。 これらのライブラリに依存するアプリケーション、もしくはツールを開発する場合、.NET 4.6.2 以降もサポートする必要があります。 Microsoft は、.NET Framework バージョン 4.8 の使用を推奨しています。 Configuration Manager WMI クラスとメソッド、REST API、もしくは PowerShell コマンドレットを使用するアプリケーションやツールは影響を受けません。
  • ISV プロキシ証明書の GUID をコピー : Configuration Manager を拡張するアプリケーションの作成が可能となりました。Configuration Manager を用いて、ISV プロキシに証明書を割り当てることができます。これにより、管理ポイントとのカスタム通信が可能になります。 これらの ISV プロキシ証明書の管理を簡素化するために、Configuration Manager コンソール上から GUID をコピーできるようになりました。
  • PowerShell リリース ノート プレビュー : これらのリリース ノートは、この Technical preview リリースでの Configuration Manager PowerShell コマンドレットへの変更をまとめたものです。

詳細およびこのアップデートの新機能の完全な一覧を確認するには、Features in Configuration Manager technical preview version 2109 ドキュメントを確認してください。

参考 (外部サイト)

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