Configuration Manager Technical Preview version 2110 が公開されました

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2021/10/12 (現地時間) に Configuration Manager Technical Preview version 2110 が公開された旨のアナウンスがありました。

Configuration Manager Technical Preview version 2110 の機能については、以下の Microsoft Docs サイトに記載 (英語) されています。

Configuration Manager Technical Preview version 2110 を利用するには、Configuration Manager Technical Preview コンソールから利用可能となっています。新規インストールの場合、Microsoft Evaluation Center で入手可能な 2110 ベースライン版の Configuration Manager Technical Preview Branch を使用してください。Technical Preview Branch リリースでは、テスト環境上で Configuration Manager の新機能について検証することが可能です。

最新の Technical Preview についてのご意見をお聞かせください。コンソールから直接フィードバックを送信してください。

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version 2110 から追加された新機能および機能改善内容抜粋 (意訳)

Update 2110 for Technical Preview Branch of Microsoft Endpoint Configuration Manager がリリースされました。Configuration Manager 環境をクラウド接続するプロセスを簡素化しました。環境をクラウド接続する際、推奨されるデフォルトの合理化されたセットを使用することを選択できるようになりました。推奨されるデフォルト設定を使用することで、対象となるデバイスがクラウドに接続され、豊富な分析、クラウド コンソール、リアルタイムのデバイス クエリなどの機能が有効になります。

このプレビューには、次の新機能が含まれます :

  • クライアント正常性ダッシュボードの改善 : ダッシュボードにシナリオによる正常性トレンド用の新しいタイルが含まれます。選択したシナリオの正常なクライアントの割合が表示されます。タイルの上部にあるスライダー コントロールを用いて、グラフに表示する日数を調整します。その他の改善点は次のとおりです。 :
    • リボン アクションを選択、 [デフォルト コレクションを選択] を選択できるようになりました。これにより、永続的なユーザー設定が設定されます。
    • クライアントの状態を評価する期間を構成する [クライアントの状態の設定] アクションが、[クライアント正常性 ダッシュボード] ノードのリボンでも利用できるようになりました。
    • ダッシュボードをフィルタリングするための既存のオプションは、単一のフィルター タイルに凝縮されました。
    • 全体的なクライアント正常性タイルは一番上の行にあり、このノードを選択すると見やすくなります。
    • 結合 (すべて) および結合 (任意) のシナリオが削除されました。新しいタイル [障害のあるクライアント] には、正常性の問題を報告したクライアントの割合が表示されます。
  • Microsoft 365 Apps からアップデート通知の有効化 : これで、Microsoft 365 Apps アップデートのエンドユーザー エクスペリエンスを構成できます。このクライアント設定を使用すると、これらの更新プログラムに関する Microsoft 365 Apps からの通知を有効化/無効化にできます。新しい [Microsoft 365 Appsからのアップデート通知を有効にする] オプションが、クライアント設定[ソフトウェア アップデート] グループに追加されました。
  • Windows Update のネイティブ再起動エクスペリエンスでのブランディング : ソフトウェア アップデートにネイティブのWindows 再起動エクスペリエンスを使用する際、ブランド情報を追加できるようになりました。この機能を使用するには、クライアント デバイスでWindows Insider build 21277 以降が実行されている必要があります。
  • アプリケーション グループの改善 : このリリースには、アプリケーション グループに次の改善が含まれています :
    • 必要に応じてアプリケーション グループをデバイス、もしくはユーザー コレクションにデプロイする際、リソースがコレクションから削除されたときに自動的にアンインストールされるように指定できます。

    次のアプリ承認動作がアプリケーション グループでサポートされるようになりました :

      • アプリケーション グループをユーザー コレクションにデプロイし、承認が必要です。
      • アプリケーション グループをデバイス コレクションにデプロイし、承認が必要です。自動化によってインストールをトリガーするまで、デバイスでの展開は一時停止されます。
      • デバイスを選択する際、リボンの [デバイス] グループに [アプリケーション グループにインストールする] という新しいアクションがあります。
      • テナント接続を有効にすると、Microsoft Endpoint Manager 管理センターからアプリケーション グループの状態を表示してアクションを実行可能です。
  • 外部通知の改善 : Configuration Manager current branch version 2107 以降、サイトが外部システムもしくはアプリケーションに通知を送信できるようにすることができます。このリリースでは、外部通知のサブスクリプションを作成または編集するためのサポートが Configuration Manager コンソールに追加されています。状態フィルター ルールとアプリケーション承認リクエストのイベントをサポートします。
  • オーケストレーション グループ スクリプトの承認 : オーケストレーション グループのスクリプト前とスクリプト後は、有効にするために承認が必要になりました。スクリプトを開いたり、作成したり、変更したりする場合は、別の管理者によるスクリプトの承認が必要です。スクリプト ライブラリから承認済みのスクリプトを選択する場合、追加の承認は必要ありません。スクリプトの承認を支援するために、オーケストレーション グループの詳細ペインに次の2つのタブが追加されました :
    • サマリー : スクリプトの承認状態など、選択したオーケストレーション グループに関する情報が含まれます。
    • スクリプト : 各スクリプトのタイムアウト、承認者、承認状態など、前後のスクリプトに関する情報を一覧表示します。
  • TPM 2.0 に対するタスク シーケンス チェック : Windows 11 をより適切に展開できるよう、タスク シーケンスの [準備の確認] ステップに TPM 2.0 の確認が含まれるようになりました。
  • コンソール拡張機能の状態メッセージ : コンソール拡張機能の可視性と透明性を向上させるために、サイトは関連イベントの状態メッセージを作成するようになりました。これらの状態メッセージ ID は 54201 から 54208 です。これらにはすべて、次の情報が含まれています :
    • 変更したユーザー
    • 拡張機能 ID
    • 拡張機能のバージョン
  • コンソールの改善 : フィードバックに基づき、このリリースには Configuration Manager コンソールに対する次の改善が含まれています。 :
    • デバイス コレクションのメンバーを表示し、リストからデバイスを選択したら、詳細ペインの [コレクション] タブに切り替えます。この新しいビューには、選択したデバイスがメンバーになっているコレクションのリストが表示されます。これにより、この情報が見やすくなります。
    • コレクションを表示する際、以前はサイトがコレクションのメンバーシップを評価するのにかかった時間を確認できました。このデータは、モニタリング ワークスペースでも利用できるようになりました。 [コレクション評価] ノードのいずれかのサブノードでコレクションを選択すると、詳細ペインにこのコレクション評価時間データが表示されます。
  • PowerShell リリース ノート プレビュー : これらのリリース ノートは、この Technical preview リリースでの Configuration Manager PowerShell コマンドレットへの変更をまとめたものです。

詳細およびこのアップデートの新機能の完全な一覧を確認するには、Features in Configuration Manager technical preview version 2110 ドキュメントを確認してください。

参考 (外部サイト)

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