Configuration Manager Technical Preview version 2201 が公開されました

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2022/01/31 (現地時間) に Configuration Manager Technical Preview version 2201 が公開された旨のアナウンスがありました。

Configuration Manager Technical Preview version 2201 の機能については、以下の Microsoft Docs サイトに記載 (英語) されています。

Configuration Manager Technical Preview version 2201 を利用するには、Configuration Manager Technical Preview コンソールから利用可能となっています。新規インストールの場合、Microsoft Evaluation Center で入手可能な 2110 ベースライン版の Configuration Manager Technical Preview Branch が入手可能です。Technical Preview Branch リリースでは、GA になる前に、テスト環境で新しい Configuration Manager 機能を試すことができます。

Technical Preview Branch リリースでは、一般に利用可能になる前に、テスト環境で新しい構成マネージャー機能を試すことができます。

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version 2201 から追加された新機能および機能改善内容抜粋 (意訳)

Update 2201 for the Technical Preview Branch of Microsoft Endpoint Configuration Manager がリリースされました。

コンテンツ配布パスとステータスをグラフィック形式で監視できるようになりました。グラフには、配布ポイント タイプ、配布状態、および関連するステータス メッセージが表示されます。この視覚化により、コンテンツ パッケージの配布状況をより簡単に理解できます。次のような質問に答えるのに役立ちます :

  • サイトはコンテンツを正常に配布しましたか?
  • コンテンツの配布は進行中ですか?
  • どの配布ポイントがすでにコンテンツを処理していますか?

この例は、階層例における Configuration Manager クライアントパッケージのコンテンツ配布ステータスのグラフを示しています。以下の情報を簡単に確認可能です :

  • サイト サーバーから各配布ポイントまでの青い実線は、レート制限が無制限 (Unlimited) であることを示しています。
  • DP01 と DP02 の緑色のチェック マークは、コンテンツがこれらのサイト システムに正常に配信されたことを示します。
  • DP03 と両方のクラウド配布ポイントの赤い X は、これらのサイト システムへのコンテンツの配布にエラーがあることを示しています。

このプレビューには、次の新機能が含まれます :

  • タスク シーケンスとパッケージのカスタム アイコンのサポート :
    以前は、タスク シーケンスとレガシー パッケージは常に Software Center にデフォルトのアイコンを表示していました。フィードバックに基づいて、タスク シーケンスとレガシー パッケージのカスタム アイコンを追加できるようになりました。これらのアイコンは、これらのオブジェクトを展開すると Software Center に表示されます。デフォルトのアイコンの代わりに、カスタム アイコンを使用すると、ユーザー エクスペリエンスが向上し、ソフトウェアをより適切に識別可能です。
  • 切り替え時にクラウド ベースのソフトウェア アップデート ポイントを優先 :
    クライアントは、境界グループがオンプレミス ソースよりもクラウド ベースのソースを優先するオプションを使用する場合、オンプレミス ソフトウェア アップデート ポイント (SUP) よりもクラウド管理ゲートウェイ (CMG) SUP に対してスキャンすることを好むようになりました。この変更によるパフォーマンスへの影響を減らすために、クライアントは SUP をクラウド ベースの SUP に自動的に切り替えません。現在の SUP に障害が発生するか、クライアントが手動で新しい SUP に切り替えられない限り、クライアントは現在の SUP に割り当てられたままになります。
  • ソフトウェア アップデート ポイントの LEDBAT サポート :
    ソフトウェア アップデート ポイントに対して低エクストラ遅延バックグラウンド トランスポート (LEDBAT) を有効にできます。 LEDBAT は、WSUS に対するクライアント スキャン中のダウンロード速度を調整して、ネットワークの輻輳を制御します。サイト システムに配布ポイントとソフトウェア アップデート ポイントの両方の役割がある場合は、役割に応じて LEDBAT を個別に構成できます。たとえば、配布ポイントの役割で LEDBAT のみを有効にした場合、ソフトウェア アップデート ポイントの役割は同じ構成を継承しません。
  • Power BI Report Server 統合の改善 :
    Power BI Report Server の統合について、次の改善を行いました :

    • 2021 年 1 月以降にリリースされた Microsoft Power BI Desktop (Power BI Report Server 用に最適化) バージョンを使用できるようになりました。
    • Configuration Manager は、2021 年 5 月以降に Power BI Desktop (Power BI Report Server 用に最適化) によって保存された Power BI レポートを正しく処理するようになりました。
    • Power BI Desktop (Power BI Report Server 用に最適化) によって保存されたレポートは、2021 年 5 月以降、以前のバージョンの Configuration Manager で機能します。ただし、新しくアップデートされたレポートでデータ ソースの更新が遅れたり、リモート サーバーがエラーを返したりする場合があります。
  • 展開ステータスの通知アクション :
    [展開ステータス] ビューから、[スクリプトの実行] などのクライアント通知アクションを実行できるようになりました。 [展開ステータス] ビューからクライアント通知アクションを実行するには、以下のとおり :

    1. 監視ワークスペース内の展開ノードに移動します。
    2. 展開を選択してから [ステータスの表示] を選択するか、展開をダブルクリックします。
    3. カテゴリ内のクライアントのグループもしくはアセットの詳細ペイン内の単一のクライアントを右クリックして、クライアントの通知アクションを表示します。
      • 現在、すべてのユーザーがこれらのアクションを実行できますが、適切な権限がない場合、権限エラーが発生します。
      • 現在、展開ステータスに関連付けられているデバイスがない場合、クライアント通知アクションは表示されますが、通知はトリガーされません。
  • コンソール内のアイコンでのソート :
    フィードバックに基づき、Configuration Manager コンソールにてアイコンで並べ替えることができるようになりました。異なるアイコンを使用するノードは、正しくソートされるようになりました。この改善により、同様のタイプのオブジェクトを簡単にグループ化することが可能です。
  • PowerShell リリース ノート プレビュー :
    これらのリリース ノートは、この Technical preview リリースでの Configuration Manager PowerShell コマンドレットへの変更をまとめたものです。

詳細およびこのアップデートの新機能の完全な一覧を確認するには、Features in Configuration Manager technical preview version 2201 ドキュメントを確認してください。

参考 (外部サイト)

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