Azure PowerShell – Az モジュール v7.2.0 がリリースされました

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2022/02/08 (現地時間) に Azure PowerShell – Az モジュール の最新版である v7.2.0 がリリースされました。
※約半年ぶりのメジャー バージョンアップとなります。

Azure PowerShell – Az モジュール v7.2.0 について、MSI インストーラー (x64)、(x86)、および PowerShell Gallery 経由で入手、適用可能となっています。

Azure PowerShell – Az モジュール v7.2.0 をインストールおよびインポート後、バージョンが v7.2.0 となっていることが確認できます。

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Az モジュール v7.2.0 について (意訳)

  • Azure PowerShell – Az モジュール v7.2.0 インストーラー (x64) : リンク
  • Azure PowerShell – Az モジュール v7.2.0 インストーラー (x86) : リンク
  • Gallery Module for Azure PowerShell : リンク

PowerShell Gallery から Az をインストールする場合、次のコマンドを実行します :

 Install-Module -Name Az -Repository PSGallery -Force 

古い Az のバージョンからアップデートする場合、次のコマンドを実行します :

 Update-Module -Name Az 

Docker イメージ

  • mcr.microsoft.com/azure-powershell:latest
  • mcr.microsoft.com/azure-powershell:ubuntu-18.04
  • mcr.microsoft.com/azure-powershell:7.2.0-ubuntu-18.04
  • mcr.microsoft.com/azure-powershell:debian-9
  • mcr.microsoft.com/azure-powershell:7.2.0-debian-9
  • mcr.microsoft.com/azure-powershell:centos-7
  • mcr.microsoft.com/azure-powershell:7.2.0-centos-7
  • mcr.microsoft.com/azure-powershell:alpine-3.10
  • mcr.microsoft.com/azure-powershell:7.2.0-alpine-3.10

リリース ノート (7.2.0 – February 2022)

Az.Accounts

  • レガシー アセンブリ System.Private.ServiceModel と System.ServiceModel.Primitives を削除 [#16063]

Az.Aks

  • ‘New-AzAksCluster’ の誤字を修正 [#16733]

Az.Compute

  • PSRestorePoint オブジェクトから ProvisioningDetails プロパティを削除
  •  ‘-Name’ と ‘-Location’ パラメーターを必須として正しく表示するよう、’Set-AzVmExtension’ コマンドレットをアップデート
  • タグ入力を正しい形式に変更することで正常に実行されるよう、’New-AzVmssConfig’ の 2 番目の例を編集
  • ‘Stop-AzVm’ コマンドレットに ‘Hibernate’ パラメーターを追加
  • ‘New-AzVm’、’New-AzVmConfig’ および ‘Update-AzVm’ コマンドレットに ‘HibernationEnabled’  パラメーターを追加
  • ‘Set-AzVmssOSProfile’ コマンドレットに ‘EnableHotpatching’ パラメーターを追加
  • Remove-AzVM と Remove-AzVMSS に ‘ForceDeletion’ パラメーターを追加

Az.DataFactory

  • ADF .Net SDK version 5.1.0 にアップデート

Az.EventHub

  • ‘Set-AzEventHubNetworkRuleSet’ コマンドレットにパブリック ネットワーク アクセスを追加
  • eventhubs PS に ‘New-AzEventHubSchemaGroup’、’Remove-AzEventHubSchemaGroup’、および ‘Get-AzEventHubSchemaGroup’ を追加

Az.HealthcareApis

  • HealthcareApis コマンドレットが、API バージョンを強化するため、重大な変更をもたらす可能性あり

Az.KeyVault

  • Az.KeyVault.Extension のエラー メッセージを改善 [#16798]
  • Key Vault キーのデフォルトのアクセス ポリシーを ‘All but purge’ として追加
  • マネージド HSM 証明書からキーをインポートする際、パラメーターから KeyOps を吸収 [#16773]
  • マネージド HSM の主要な操作をアップデートする際の不具合を修正 [#16774]
  • パスワードなし証明書をインポートする際の問題を修正 [#16742]

Az.OperationalInsights

  • ‘StorageInsight’ コマンドレットの使用中に例外を防ぐためのロジックを追加

Az.PolicyInsights

  • 修復率とエラー処理をより適切に制御し、より多くのリソースを修復できるよう、新しい修復プロパティのサポートを追加
  • ポリシー状態およびポリシー イベント コマンドのページ付けされた API 呼び出しを内部的に使用することで、非常に大量の結果セットをフェッチするサポートを追加

Az.RecoveryServices

  • VM のポリシーごとのバックアップの構成制限を 1000 から 100 に再変更。この制限は以前は緩和されていたものの、Azure ポータルではポリシーごとに 100 VM の制限があるため、この制限を元に戻した
  • File Shares の 1 日あたりの複数のバックアップのサポートを追加
  • SDK アップデートに基づき、CRR フローと非 CRR フローの一部を分離
  • Azure Site Recovery サービス コマンドレット ‘New-AzRecoveryServicesAsrRecoveryPlan’ に EdgeZone パラメーターを追加

Az.Resources

  • ‘User’ オブジェクトにプロパティ ‘onPremisesLastSyncDateTime’、’onPremisesSyncEnabled’ を追加 [#16892]
  • ‘New-AzADServicePrincipal’ や ‘Update-AzADServicePrincipal’ のリクエストを作成する際に追加のプロパティを追加 [#16847] [#16841]
  • ‘New-AzADAppCredential’ の ‘DisplayName’ および ‘ApplicationId’ を修正 [#16764]
  • ‘Update-AzADUser’ のパスワード リセットを有効化 [#16869]
  • パラメーター名 ‘EnableAccount’ を ‘AccountEnabled’ にアップデートし、’Update-AzADUser’ のエイリアス ‘EnableAccount’ を追加 [#16753] [#16795]
  • ‘Set-AzPolicyAssignment’ が空の場合に ‘notScope’ を削除しない問題を修正 [#15828]

Az.ServiceBus

  • オプション パラメーター ‘PublicNetworkAccess’ として ‘Set-AzServiceBusNetworkRuleSet’ にパブリック ネットワーク アクセスを有効/無効にするサポートを追加
  • Tags を持つ ‘Set-AzServiceBusNamespace’ を修正

Az.Sql

  • Get-AzSqlDatabaseTransparentDataEncryptionActivity コマンドレットが非推奨
  • Azure ActiveDirectory 管理者 ‘AzureSqlServerActiveDirectoryAdministratorAdapter’ および ‘AzureSqlInstanceActiveDirectoryAdministratorAdapter’ コマンドレットが ‘AzureEnvironment.Endpoint.AzureEnvironment.Endpoint.Graph’ から ‘AzureEnvironment.ExtendedEndpoint.MicrosoftGraphUrl’ に移行する問題を修正

Az.StackHCI

  • リモート サポートに対するサポート コマンドレットを追加
    • 新しいコマンドレット :
      • Install-AzStackHCIRemoteSupport
      • Remove-AzStackHCIRemoteSupport
      • Enable-AzStackHCIRemoteSupport
      • Disable-AzStackHCIRemoteSupport
      • Get-AzStackHCIRemoteSupportAccess
      • Get-AzStackHCIRemoteSupportSessionHistory

Az.Storage

  • 時々 blob をアップデート/コピーする際にコンソールに数値を出力する問題を修正 [#16783]
    • ‘Set-AzStorageBlobContent’
    • ‘Copy-AzStorageBlob’
  • 非同期 Blob コピーの説明を追加するため、ヘルプ ファイルをアップデート
    • ‘Start-AzStorageBlobCopy’

Az.TrafficManager

  • ネストされたエンドポイントに 2 つの新しいオプション パラメーター ‘MinChildEndpointsIPv4’ と ‘MinChildEndpointsIPv6’ を追加

Az.Websites

  • ホスト環境 ID を用いてアプリ サービス プランを作成するために、’New-AzAppServicePlan’ をアップデート #16094

コミュニティの貢献者に感謝

  • Hiroshi Yoshioka (@hyoshioka0128)
    • 誤字 “Azure CosmosDB” → “Azure Cosmos DB” を修正 (#16561)
  • Jean-Paul Smit (@jeanpaulsmit)
    • -Force オプションは文書化されておらず、パラメーターとして受け入れられない問題を指摘 (#16910)
  • Kamil Konderak (@kamilkonderak)
    • NodeOsDiskSize パラメーターの説明を修正 (#16716)
  • Muralidhar Ranganathan (@rmuralidhar)
    • Get-AzKeyVaultSecret: Invalid Parameter AsPlainText を指摘 (#16730)
  • Ørjan Landgraff (@theorjan)
    • より良い PS の例を提示 (#16748)
  • @ahbleite
    • 新しい Parameter SetName 値を反映するようにスイッチ オプションがアップデートされなかったため、$id は常に null となる問題を指摘 (#16818)
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参考サイト

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