Azure PowerShell – Az モジュール v7.3.0 がリリースされました

ブログ エントリ内にアフィリエイト広告が含まれています

2022/03/01 (現地時間) に Azure PowerShell – Az モジュール の最新版である v7.3.0 がリリースされました。

Azure PowerShell – Az モジュール v7.3.0 について、MSI インストーラー (x64)、(x86)、および PowerShell Gallery 経由で入手、適用可能となっています。

Azure PowerShell – Az モジュール v7.3.0 をインストールおよびインポート後、バージョンが v7.3.0 となっていることが確認できます。

スポンサーリンク

Az モジュール v7.3.0 について (意訳)

  • Azure PowerShell – Az モジュール v7.3.0 インストーラー (x64) : リンク
  • Azure PowerShell – Az モジュール v7.3.0 インストーラー (x86) : リンク
  • Gallery Module for Azure PowerShell : リンク

PowerShell Gallery から Az をインストールする場合、次のコマンドを実行します :

 Install-Module -Name Az -Repository PSGallery -Force 

古い Az のバージョンからアップデートする場合、次のコマンドを実行します :

 Update-Module -Name Az 

SHA256 Hashes of the release artifacts

  • Az-Cmdlets-7.3.0.35302.tar.gz
    • 2D17D5BD9347A50912080F66E2A6C1453ABB0997616399759C75A3F8F8414D0C

リリース ノート (7.3.0 – March 2022)

Az.Accounts

  • カスタマイズされた環境で認証が機能しない問題を修正 [#17157]
  • MSGraph の継続的アクセス評価を有効化
  • AAD ログインが AAD によってブロックされた場合のエラー メッセージを改善
  • サイレント再認証が失敗したときのエラーメッセージを改善
  • Windows PowerShell に System.Private.ServiceModel および System.ServiceModel.Primitives をロード [#17087]

Az.Aks

  • 重大な変更の警告メッセージをアップデート [#16805]

Az.CloudService

  • ‘Get-AzCloudServiceNetworkInterface’ および ‘Get-AzCloudServicePublicIPAddress’ の問題を修正

Az.Compute

  • Compute .NET SDK パッケージ リファレンス バージョン 52.0.0 にアップグレード
  • 生成されたキーへのファイル パスをコンソールではなく警告ストリームに書き込むよう、’New-AzSshKey’ コマンドレットをアップグレード
  • ‘New-AzVm’、’New-AzVmConfig’、および ‘Update-AzVm’ コマンドレットに ‘vCPUsAvailable’ および ‘vCPUsPerCore’ integer パラメーターを追加

Az.ContainerInstance

  • ImageRegistryCredential の ID に関する不具合を修正

Az.Databricks

  • API version 2021-04-01-preview にアップグレード

Az.DataFactory

  • ADF .Net SDK version 5.2.0 にアップグレード

Az.DataShare

  • API バージョンのアップデートによる重大な変更の警告メッセージを追加

Az.EventHub

  • New-AzEventHubNamespace および Set-AzEventHubNamespace に MSI プロパティを追加。また、New-AzEventHubEncryptionConfig を追加

Az.KeyVault

  • ‘New-AzKeyVaultManagedHsm’
    • 削除されたマネージド hsm が ‘SoftDeleteRetentionInDays’ によって保持される期間の指定、および ‘EnablePurgeProtection’ によるパージ保護の有効化をサポート
  • ‘Update-AzKeyVaultManagedHsm’
    • ‘EnablePurgeProtection’ によるパージ保護の有効化をサポート
  • ‘Get-AzKeyVaultManagedHsm’
    • 削除済みマネージド HSM の取得/一覧表示をサポート
  • ‘Remove-AzKeyVaultManagedHsm’
    • 指定した削除済みマネージド HSM のパージをサポート

Az.Monitor

  • ユーザーが環境変数の設定後、警告メッセージを正しく無視できない問題を修正 [#17013]

Az.Network

  • Azure Firewall Policy コマンドレットに新しいプロパティ ‘SqlSetting’ を追加
    • ‘Get-AzFirewallPolicy’
    • ‘New-AzFirewallPolicy’
    • ‘Set-AzFirewallPolicy’
  • Azure Firewall Policy を作成するための新しい ‘SqlSetting’ オブジェクトを作成するため、新規追加
    • ‘New-AzFirewallPolicySqlSetting’
  • バックエンド アドレスのクエリ ロード バランサーイ ンバウンド NAT ルール ポート マッピング リストをサポートするための新しいコマンドレットを追加
    • ‘Get-AzLoadBalancerBackendAddressInboundNatRulePortMapping’
    • インバウンド NAT ルール V2 構成をサポートするよう、次のコマンドレットをアップデート
      • ‘New-AzLoadBalancerInboundNatRuleConfig’
      • ‘Set-AzLoadBalancerInboundNatRuleConfig’
      • ‘Add-AzLoadBalancerInboundNatRuleConfig’

Az.RecoveryServices

  • Azure Backup は、Restore-AzRecoveryServicesBackupItem コマンドレットでマネージド VM の ‘新しい仮想マシンの作成’ および ‘既存の仮想マシンの置換’ エクスペリエンスのサポートを追加。 AlternativeLocation への VM リストアを実行するには、TargetVMName、TargetVNetName、TargetVNetResourceGroup、TargetSubnetName パラメーターを用いる。OriginalLocation への VM リストアを実行するには、TargetResourceGroupName パラメーターおよび RestoreAsUnmanagedDisks パラメーターを指定しない。詳細については、例を参照。

Az.Resources

  • base64url から byte へ keycredential キー形式を修正 [#17131]
  • キー クレデンシャルの追加が既存のものを上書きする問題を修正 [#17088]
  • 削除されたパラメーター セットが ‘New-AzADSericePrincipal’ 到達できない
  • オブジェクトが見つからない場合、もしくは現在のアカウントに役割割り当て用のオブジェクト タイプを取得するための十分な権限がない場合、’ObjectType’ を ‘Unknown’ としてマーク [#16981]
  • スコープを指定しない場合、’Get-AzRoleAssignment’ がカスタム ロールの空の RoleDefinitionName を表示する問題を修正 [#16991]
  • PSRoleAssignment で返された ‘RoleDefinitionId’ を GUID に統合 [#16991]

Az.ServiceBus

  • New-AzServiceBusNamespace および Set-AzServiceBusNamespace に identity と encryption プロパティを追加
  • New-AzServiceBusEncryptionConfig を追加

Az.Storage

  • SasUri とベアラー トークンを使用したマネージド ディスク アカウントから BLOB のダウンロードをサポート
    • ‘Get-AzStorageBlobContent’
  • ActiveDirectorySamAccountName および ActiveDirectoryAccountType でストレージ アカウントの作成/アップグレードをサポート
    • ‘New-AzStorageAccount’
    • ‘Set-AzStorageAccount’

Az.StorageSync

  • Az.StorageSync の AzureAD 機能を MSGraph API に移行。コマンドレットは、入力パラメーターにしたがい MSGraph API を呼び出す
    • New-AzStorageSyncCloudEndpoint
  • 完全な共有の検出を使用するよう、Invoke-AzStorageSyncChangeDetection のデフォルトのパラメータ セットを変更

Az.Synapse

  • 新しいパラメーター [-ForceApplySetting] をサポートするため、’Update-AzSynapseSparkPool’ をアップデート

コミュニティの貢献者に感謝

  • Aleksandar Nikolić (@alexandair)
    • StayProvisioned パラメーターを修正 (#17070)
    • 誤字を修正 (#17069)
  • Joel Greijer (@greijer)
    • TemplateParameterUri の特殊なケースを明確化 (#17004)
  • Aman Sharma (@HarvestingClouds)
    • 受け入れられた値と一致するように箇条書きにワークロード タイプを追加 (#17041)
  • @hsrivast
    • 重大な変更のメッセージ (#16985)
  • Chris (@isjwuk)
    • New-AzAutomationUpdateManagementAzureQuery.md をアップデート (#16365)
  • @MSakssharm
    • GetAgentRegistrationInfo のユーザー権限が不十分な場合にエラーを返す (#16965)
  • Emanuel Palm (@PalmEmanuel)
    • New-AzSshKey はンソールではなく警告ストリームにログを記録する必要がある(#16988)
  • Pavel Safonov (@PSafonov)
    • ManagedResourceGroupName パラメーターの説明の誤字を修正 (#17039)
  • Michael Arnwine (@vsmike)
    • New-AzApplicationGatewayRewriteRuleSet.md 説明テキストが正しくなかったのをアップデート (#17102)
スポンサーリンク

参考サイト

タイトルとURLをコピーしました