Microsoft Azure Storage Explorer v1.25.0 がリリースされました

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2022/08/04 に Azure Storage Explorer の最新版である v1.25.0 がリリースされました。

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Azure Storage Explorer v1.25.0 について (意訳)

July 2022 (Version 1.25.0, build 20220803.8)

Storage Explorer バージョン 1.25.0 へようこそ。このリリースでクローズされたすべての issue に関する詳細な一覧は、こちらを参照してください。また、主な変更点については、以下となります。

転送中に AzCopy の帯域幅制限を調整

AzCopy 転送の帯域幅制限は、開始後に調整できるようになりました。これを行うには、帯域幅制限を調整する転送の [帯域幅制限の調整…] アクションをクリックします。

その後、必要に応じて帯域幅制限の調整が可能です。転送の帯域幅制限は 60 秒ごとに 1 回しか調整できないことに注意してください。

タブ セッションの保存と復元

Storage Explorer を閉じて再度開くときに、エクスプローラー タブ セッションを保存して復元できるようになりました。この機能は現在オプトインされています。オプトインするには、[設定] > [データ エクスプローラー] > [エクスプローラー セッションの保持] に移動し、チェックボックスをオンにします。 macOS では、Storage Explorer がアプリケーション フォルダーにあるか、またはタブ セッションの復元が正しく機能するためにダウンロードされたフォルダーから移動されている必要があることに注意してください。

[はじめに] ページ

Storage Explorer を起動すると、既定で [はじめに] ページが開くようになりました。このページには、Storage Explorer の使用を開始するのに役立つボタンが含まれています。

起動時に [はじめに] ページを表示したくない場合は、ページの下部にある [起動時にこのページを表示する] チェックボックスをオフにします。 [はじめに] ページを表示する場合は、[ヘルプ] > [Get Started] に移動するか、[設定] > [アプリケーション] > [起動] > [起動時に開始を表示する] に移動して、起動時に表示されるように再度有効にします。

Electron 19

Storage Explorer は現在、Electron 19 が使用されています。このバージョンの Electron では、さまざまな改善と不具合修正が行われています。

.NET 6.0

Storage Explorer の認証ライブラリは、.NET 6.0 を使用するようになりました。 Storage Explorer の .tar.gz ディストリビューションを使用している Linux のユーザーは、Storage Explorer 1.25 を実行するために .NET 6.0 ランタイムにアップグレード/インストールする必要があります。Linux に .NET 6.0 ランタイムをインストールする方法については、こちらを参照してください。いつものように、.NET ランタイムのみをインストールする必要があります。 ASP.NET Core ランタイムをインストールする必要はありません。Windows、macOS、および Linux Snap ユーザーの場合、この変更による目に見える影響はありません。

AzCopy 10.16.0

Storage Explorer は現在、BLOB、ファイル共有、およびディスク転送に AzCopy 10.16.0 が使用されています。

キー、もしくはユーザー デリゲート SAS ロールを用いずに BLOB をコピー、貼り付け

キー、もしくは User Delegate SAS RBAC ロールがなくても、BLOB をコピーして貼り付けることができるようになりました。この変更は、ADLS Gen2 以外の BLOB と ADLS Gen2 の BLOB の両方に適用されます。この機能は、同じテナント内の、同じ Azure アカウントを介して認証されたコンテナー間でのコピーと貼り付けにも制限されています。

Storage Explorer の Azure App Configuration 拡張機能

Storage Explorer の新しい拡張機能をリリースしました。この拡張機能を使用すると、Storage Explorer で Azure App Configuration リソースの管理が可能となります。この拡張機能の詳細について、こちらを参照してください。

ADLS Gen1 統合の廃止

ADLS Gen1 と Storage Explorer の統合は、非推奨としてマークされています。すべての既存の ADLS Gen1 機能は、少なくとも 2023 年 1 月末まで Storage Explorer に残ります。この変更は、ADLS Gen1 自体が 2024 年に廃止されることを見越して行われています。 ADLS Gen1 の廃止の詳細については、公式発表を参照してください。ADLS Gen1 から ADLS Gen2 に移行する方法については、「Migrate Azure Data Lake Storage from Gen1 to Gen2 by using the Azure portal」を参照してください。

エクスプローラーのリハイドレート ステータスの表示

BLOB データ エクスプローラーで BLOB のリハイドレート ステータスを簡単に表示できるようになりました。以前は、プロパティ ダイアログを使用して、リハイドレート ステータスを 1 つずつ確認する必要がありました。

$blobchangefeed コンテナーのアクセス

Storage Explorer には、BLOB 変更フィードが有効になっているアカウントの $blobchangefeed コンテナーが一覧表示されるようになりました。 BLOB 変更フィードの詳細について、こちらを参照してください。

テーブルの列オプション : 上/下に移動

テーブル データ エクスプローラーの列オプション ダイアログに、[上に移動] ボタンと [下に移動] ボタンが含まれるようになりました。これらのボタンを使用して、列をリストの一番上、もしくは一番下にすばやく並べ替えることが可能です。

マネージド ディスクのアップロード中に Hyper-V の生成を指定

VHD をアップロードして新しいマネージド ディスクを作成する際、Hyper-V の世代を指定できるようになりました。

キーの最適化された一覧

Storage Explorer は、ストレージ アカウント内のリソースを操作するかアクセスするまで、アカウント キーの一覧表示を延期するようになりました。この変更により、ツリー ビューでストレージ アカウントを読み込んで検索するときのパフォーマンスが向上するはずです。

Storage Explorer のログ レベルを容易に構成

[設定] > [アプリケーション] > [ログ記録] > [ログ レベル] に移動して、Storage Explorer のログ レベルを変更できるようになりました。ログ レベルを [サイレント] に設定してロギングを完全に無効にするか、詳細度をデフォルトの [情報] レベルより高くすることができます。

アクセシビリティの修正

いくつかのアクセシビリティの修正を行いました。修正されたアクセシビリティの問題の詳細な一覧は、こちらを参照してください。

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