Azure Site Recovery (ASR) の更新プログラムである Update Rollup 63 for Azure Site Recovery が公開されました。
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Update Rollup 63 for Azure Site Recovery について (意訳)
導入
ここでは、Microsoft Azure Site Recovery Update Rollup 63 で修正された問題のバージョンについて、以下に説明します :
- Azure to Azure
- VMware/物理 to Azure
- Download Microsoft Azure Site Recovery Configuration Server OVF template (version 5.1.7626.0)
- Download Microsoft Azure Site Recovery Unified Setup (VMware to Azure) (version 9.50.6419.1)
- SUSE Linux Enterprise Server 11 SP3、SUSE Linux Enterprise Server 11 SP4、RHEL5、CentOS 5、Oracle Linux 6、DEBIAN7、DEBIAN8 および UBUNTU-14.04 マシンを更新、もしくは保護するための前提条件 : 最新のモビリティ エージェント インストーラーが Microsoft ダウンロード センターからダウンロードされ、構成サーバーのプッシュ インストーラー リポジトリに配置されていることを確認します。詳細については、以下の Updating your Azure Site Recovery On-Premises components セクションを参照してください。
- Mobility service (version 9.50.6419.1)
- Hyper-V/VMM to Azure
- VMware to Azure (プレビュー)
修正された問題の詳細、およびこのアップデートをインストールする前に確認する必要のある前提条件について説明します。
前提条件
Microsoft Azure Site Recovery Provider Update Rollup 63 をインストールするには、次のどれかがインストールされている必要があります :
- Microsoft Azure Site Recovery Provider (バージョン 5.1.7200 以降)
- Microsoft Azure Site Recovery Unified Setup (VMware to Azure) (バージョン 9.46.xxxx.x 以降)
- Microsoft Azure Recovery Services Agent (バージョン 2.0.9202.0 以降)
このアップデートによる修正される問題と改善点
この更新プログラムをインストールすることで、次の問題を修正および改善点があります。
Mobility Service
Linux OS サポート
- Azure to Azure
- Oracle Linux 8.6
- Vmware/物理 to Azure
- Oracle Linux 8.6
修正された問題
- 構成ファイルの破損が原因で、Azure 仮想マシンのレプリケーションがエラー ASRMobilityServiceVMPlatformNotSet で失敗する問題を修正しました。
- モビリティ エージェントのアップグレード中に構成ファイルが正しく更新されない問題を修正しました。
- エージェントが新しいプロセスを作成できなかったため、Azure 仮想マシンでのレプリケーションの有効化が失敗する問題を修正しました。
Microsoft Azure Site Recovery (サービス)
変更点はありません。
Microsoft Azure Site Recovery (ポータル)
改善点
- Azure Site Recovery を用いて有効化された、VMware 仮想マシンのディザスター リカバリーのために、既存のレプリケーションをクラシック エクスペリエンスから最新のエクスペリエンスに移行する移行機能が導入されました。詳細はこちらになります。
Azure Site Recovery オンプレミス コンポーネントのアップデート
2 つのオンプレミス VMM サイト間
- Update Rollup 63 for Microsoft Azure Site Recovery Provider をダウンロードします。
- リカバリー サイトで管理している 1 台目のオンプレミス VMM サーバーに Update Rollup 63 をインストールします。
- リカバリー サイトがアップデートされた後、プライマリ サイトが管理している VMM サーバーで Update Rollup 63 for Microsoft Azure Site Recovery Provider をインストールします。
オンプレミス VMM サイトと Azure 間
- Update Rollup 63 for Microsoft Azure Site Recovery Provider をダウンロードします。
- オンプレミス VMM サーバー上で Update Rollup 63 for Microsoft Azure Site Recovery Provider をインストールします。
- すべての Hyper-V ホストで最新の MARS エージェントをインストールします。
オンプレミス Hyper-V サイトと Azure 間
- Update Rollup 63 for Microsoft Azure Site Recovery Provider をダウンロードします。
- Azure Site Recovery に登録されている Hyper-V サーバーの各ノード上のプロバイダーをインストールします。
オンプレミス VMware/物理サイトと Azure 間
- Update Rollup 63 for Microsoft Azure Site Recovery Unified Setup をダウンロードします。
- オンプレミス管理サーバーの 1 台目にアップデートをインストールします。これは、Configuration サーバーと Process サーバー ロールを含むサーバーにインストールします。
- スケールアウト Process サーバーがある場合、次にそのサーバーをアップデートします。
- Azure Portal にアクセスし、[保護されたアイテム] > [レプリケートされたアイテム] ページに移動します。
- このページの VM を選択します。
- 各 VM のページの下部に表示されている [Update Agent] ボタンをクリックします。これは、すべての保護されている VM 上の Mobility Service Agent をアップデートします。
- 対象のマシンに適用可能なインストールをダウンロードします。
- 仮想マシンをアップグレード、もしくは保護する前に、インストーラーを Configuration サーバーおよびスケールアウト Process サーバーの INSTALL_DIR\home\svsystems\pushinstallsvc\repository フォルダーにコピーします。 たとえば、以下は Configuration サーバー/Process サーバーのインストール パスが C:\Program Files (x86)\Microsoft Azure Site Recovery の場合のフォルダー名です :
- C:\Program Files (x86)\Microsoft Azure Site Recovery\home\svsystems\pushinstallsvc\repository
- インストーラーをコピーした後、services.msc に移動し、InMage PushInstall サービスを再起動します。
最新の再起動中のエージェントのバージョン | バージョンへのアップグレード | 再起動の必須可否について |
---|---|---|
9.25 | 9.27 | 必須ではない |
9.25 | 9.28 | 必須ではない |
9.25 | 9.29 | 必須ではない |
9.25 | 9.30 | 必須です。 最初にバージョン 9.29 にアップグレードしてからバージョン 9.30 にアップグレードする前に再起動します (最後の再起動が実行されたバージョンとターゲット バージョンとの違いが 4 以上のため)。 |
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参考
Azure Site Recovery | Microsoft Azure
Get best-in-class Disaster Recovery as a Service (DRaaS) to help ensure application availability and fast recovery. Prot...
Azure Site Recovery documentation
Set up disaster recovery to Azure for on-premises workloads, and Azure VMs.