2022/10/12 ~ 14 (現地時間) の期間で開催された Microsoft Ignite 2022 で公開された、Azure Container Apps のアップデート内容についてドキュメントやリンクを纏めました。
(一部開催期間前含む)
投稿時点 (2022/10/16) では、完全に日本語化されてない内容もあるため、英語のほうも合わせて確認したほうがよいかと思います。
Microsoft Ignite 2022 開催期間中に公開された Azure Container Apps のアップデート内容
ログ/監視関連
ログの保存先について
Azure Container Apps で生成されるログの種類に関するドキュメントが公開、Container Apps 環境で Container Apps アプリケーション ログの保存先を選択できるようになりました。
監視周りの概要について
Log Analytics を用いたログの監視
Darp 統合
Darp 統合に関する説明や、Azure CLI の containerapp 拡張機能のオプションに関する説明が追加されています。
正常性プローブ
Managed ID
TCP イングレスのサポート (プレビュー)
チュートリアル関連
デプロイ (ARM テンプレート / Bicep)
デプロイ (Azure CLI)
ツール、API 関連
containerapp 拡張機能
定期的にアップデートが行われていますが、Microsoft Ignite 2022 開催前に、v0.3.12 および v0.3.13 が公開されました。
API
2022-06-01-preview が公開されました。
API version 2022-06-01-preview については、公開のアナウンスされる前から Azure Portal では選択することができましたが、VS Code (bicep) でも選択することができるようになっていました。
Microsoft Ignite 2022 開催期間中に公開、アナウンスされなかった Azure Container Apps の機能について
Container Apps 環境の改善 (IP 要求の削減)
Github の issue に上げた、クォータ上限に達していないにも関わらず (最小要件のサブネットで IP 不足のため) Azure Container Apps のコンテナー プロビジョニングが完了しない件について、回答があった Container Apps 環境の改善 (IP 要求の削減) については、特にアナウンスされていませんでした。
issue のやり取りでは間もなく公開されると回答があったものの、パブリック プレビューにもならず、アナウンスされなかった模様 (
Microsoft Ignite で行われた Azure Container Apps に関するセッション
- Build Microservices with Azure Container Apps using cloud-native architectures
- Make building cloud native solutions a breeze with visual studio code, GitHub and Azure container apps
(Visual Studio Code、GitHub、Azure Container Apps を使用して、クラウド ネイティブ ソリューションを簡単に構築)