Update Rollup 1 for System Center 2022 が公開されました

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昨年 4 月にリリースされた System Center 2022 について、Update Rollup 1 (UR1) が 2022/11/15 (現地時間) に公開された旨のアナウンスがありました。

現時点で UR1 for System Center 2022 が提供されている製品コンポーネントは、以下となります。

  • Data Protection Manager
  • Virtual Machine Manager

なお、Operations Manager、Service Manager、Orchestrator については、来月リリースされるとのこと。

System Center 2022 リリースの時も Data Protection Manager だけ遅れていたし、もう無理に System Center の冠をつけないほうが、アップデート リリースしやすいんでは?

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Data Protection Manager

UR1 で更新される内容について、以下のサイトから確認することが可能です。

更新プログラムは、以下のリンク (Microsoft Update Catalog) から入手可能です。

主な新機能

  • SQL Server 2022 のサポート
  • SQL セルフ サービス回復ツール
  • O365 SMTP およびポート番号 587 のサポート

主な不具合修正

  • ISO が接続されている場合の Hyper-V VM 復元が失敗する問題を修正。
  • /q スイッチを使用した DPM 2022 エージェントのサイレント インストールでは、ターミナルが自動的に閉じられない問題を修正。
  • ディスクが除外された VMware ディスクを回復した際、すべてのディスクが回復される問題を修正。
  • テープへの長期バックアップする際、Null ShadowCopy エラーで DPM がクラッシュする問題を修正。
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Virtual Machine Manager

UR1 で更新される内容について、以下のサイトから確認することが可能です。

更新プログラムは、以下のリンク (Microsoft Update Catalog) から入手可能です。

なお、VMM が Operations Manager に統合されている環境に対して、UR1 をアップグレードするための手順が KB に記載されているので、該当する場合は事前に確認しておいてください。

主な新機能

  • Arc-enabled VMM の検出
  • VMM を用いた Azure Stack HCI クラスターの管理
  • SQL Server 2022 のデータベース サポート
  • VMM を用いた VMware ESXi 7.0 クラスタの管理
  • ネットワーキングの改善 (SR-IOV)

主な不具合修正

  • UR パッチのインストール後、VMM サーバー ビューのエージェント バージョンが高可用性 VMM 環境で正しく更新されない問題を修正しました。
  • 孤立したチェックポイント データが原因で、VMM コンソールが “OutOfMemoryException” でクラッシュする問題を修正しました。
  • 不適切なクラスター共有ボリュームに対して空き領域が計算されるため、V2V 移行が失敗する問題を修正しました。
  • VMM 2022 RTM で Azure プロファイルを作成できない問題を修正しました。
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参考

Data Protection Manager

Virtual Machine Manager

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