2023/02/07 (現地時間) に Azure PowerShell – Az モジュール の最新版である v9.4.0 がリリースされました。
- Release Az 9.4.0 · Azure/azure-powershell
https://github.com/Azure/azure-powershell/releases/tag/v9.4.0-February2023
Azure PowerShell – Az モジュール v9.4.0 について、MSI インストーラー (x64)、(x86)、および PowerShell Gallery 経由で入手、適用可能となっています。
Azure PowerShell – Az モジュール v9.4.0 をインストールおよびインポート後、バージョンが v9.4.0 となっていることが確認できます。
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Az モジュール v9.4.0 について (意訳)
- Azure PowerShell – Az モジュール v9.4.0 インストーラー (x64) : リンク
- Azure PowerShell – Az モジュール v9.4.0 インストーラー (x86) : リンク
- Gallery Module for Azure PowerShell : リンク
PowerShell Gallery から Az をインストールする場合、次のコマンドを実行します :
Install-Module -Name Az -Repository PSGallery -Force
古い Az のバージョンからアップデートする場合、次のコマンドを実行します :
Update-Module -Name Az
Docker イメージ
- mcr.microsoft.com/azure-powershell:latest
- mcr.microsoft.com/azure-powershell:ubuntu-22.04
- mcr.microsoft.com/azure-powershell:9.4.0-ubuntu-22.04
- mcr.microsoft.com/azure-powershell:ubuntu-20.04
- mcr.microsoft.com/azure-powershell:9.4.0-ubuntu-20.04
- mcr.microsoft.com/azure-powershell:ubuntu-18.04
- mcr.microsoft.com/azure-powershell:9.4.0-ubuntu-18.04
- mcr.microsoft.com/azure-powershell:mariner-2
- mcr.microsoft.com/azure-powershell:9.4.0-mariner-2
- mcr.microsoft.com/azure-powershell:debian-10
- mcr.microsoft.com/azure-powershell:9.4.0-debian-10
- mcr.microsoft.com/azure-powershell:debian-11
- mcr.microsoft.com/azure-powershell:9.4.0-debian-11
- mcr.microsoft.com/azure-powershell:centos-7
- mcr.microsoft.com/azure-powershell:9.4.0-centos-7
- mcr.microsoft.com/azure-powershell:alpine-3.14
- mcr.microsoft.com/azure-powershell:9.4.0-alpine-3.14
- mcr.microsoft.com/azure-powershell:alpine-3.13
- mcr.microsoft.com/azure-powershell:9.4.0-alpine-3.13
SHA256 Hashes of the release artifacts
- Az-Cmdlets-9.4.0.36817.tar.gz
- 0EAD864187AB0482A0F8848AF2318BA27EFE5087C2C3E312BFD4EC93ACB01A7D
リリース ノート (9.4.0 – February 2022)
Az.Accounts 2.11.2
- ARM64 ベースの Windows システムで Web Account Manager がサポートされました。また、’Connect-AzAccount’ がエラー ‘Unable to load DLL ‘msalruntime_arm64” で失敗する問題を修正しました [#20700]
- トークンを取得するときにテナントが一致しなかった場合、アプリケーション ID によってのみ資格情報が見つかるようにしました [#20484]
- Az.Accounts が並行して実行される場合、自動化環境で例外がスローされるのを避けるために、ウェイターは無限に待機することが許可されます [#20455]
Az.Aks 5.3.0
- ‘New-AzAksCluster’ および ‘Set-AzAksCluster’ に対するパラメーター ‘-AadProfile’ を追加しました
- ‘New-AzAksCluster’ に対するパラメーター ‘-NodeHostGroupID’ および ‘New-AzAksNodePool’ に対するパラメーター ‘-HostGroupID’ を追加しました
Az.ApplicationInsights 2.2.2
- ‘Get-AzApplicationInsights’ に対するパラメーター検証を追加しました [#20697]
Az.Compute 5.4.0
- ‘-SkipIdentity’、’-PathUserIdentity’、’-IsTest’ パラメーターを ‘Set-AzVMAEMExtension’ に追加しました
- ‘New-AzRestorePoint’ に ‘ConsistencyMode’ パラメーターを追加しました。
- 古い ‘StandardLRS’ から現在の ‘Standard_LRS’ にいくつかの場所でストレージ アカウントの種類の値をアップデートしました。
- 複数のパラメーターにわたって不足しているパラメーターの説明を記載、およびいくつかの既存のパラメーターの説明を改善しました。
- 新しい .Net SDK バージョン 59.0.0 を使用するよう、Compute PS をアップデートしました。これには、機能しない機能に対する承認済みの重大な変更が含まれます。
- タイプ ‘Microsoft.Azure.Management.Compute.Models.GalleryDataDiskImage’、’Microsoft.Azure.Management.Compute.Models.GalleryOSDiskImage’、 ‘Microsoft.Azure.Management.Compute.Models.GalleryImageVersionStorageProfile’ のプロパティ ‘Source’ のタイプは、 ‘Microsoft.Azure.Management.Compute.Models.GalleryArtifactVersionSource’ から ‘Microsoft.Azure.Management.Compute.Models.GalleryDiskImageSource’ に変更になりました。
- 存在しないイメージ ‘20.04-LTS’ の代わりに元の sku バージョンの ‘16.04-LTS’ を使用するよう、破損した ‘UbuntuLTS’ イメージ エイリアスをアップデートしました。これにより、バージョン 5.3.0 リリースで導入された問題が修正されています。
- Set-AzVMRunCommand および Set-AzVmssRunCommand ScriptLocalPath パラメーター セットが、Linux およびコメント付きのファイルで機能するようにアップデートされました
- ‘New-AzGalleryImageVersion’ および ‘Update-AzGalleryImageVersion’ に ‘-TargetExtendedLocation’ パラメーターを追加しました
- ‘Update-AzGalleryImageVersion’ に ‘-AllowDeletionOfReplicatedLocation’ パラメーターを追加しました
Az.DataFactory 1.16.12
- ADF .Net SDK version 9.0.0 にアップデートしました
Az.DataProtection 1.1.0
- Added support for Immutable backup vaults
- バックアップ資格情報コンテナーのサブスクリプション間リストア フラグを追加しました
- バックアップ資格情報コンテナーに対する論理的な削除設定を追加しました
- Set-AzDataProtectionMSIPermission コマンドの問題を修正しました
- Get-InstalledModule を Get-Module -ListAvailable に置き換えました
- New-AzDataProtectionSoftDeleteSettingObject コマンドを追加しました
Az.EventHub 3.2.1
- 間違った skn 値を返していた ‘New-AzEventHubAuthorizationRuleSASToken’ コマンドレットを修正しました
Az.Monitor 4.4.1
- 自動スケーリング プロファイルのタイム ウィンドウに対するデフォルト値を削除しました [#20660]
- ‘Get-AzAutoscaleSetting’
- ‘New-AzAutoscaleSetting’
Az.Network 5.4.0
- Perform SNAT を Always に設定できない不具合を修正しました
- ‘New-AzNetworkWatcherPacketCapture’ の ‘-TotalBytesPerSession’ の間違ったタイプを修正しました
Az.RecoveryServices 6.2.0
- Public Network Access および PrivateEndpoints の有効/無効に対するサポートを追加しました
- Immutable Vault サポートを追加しました
- Disable-AzRecoveryServicesBackupProtection コマンドレットに RetainRecoveryPointsAsPerPolicy のサポートが追加されました。 ユーザーはバックアップを一時停止し、ポリシーに従って RP (回復ポイント) を保持できるようになりました
- リスト回復ポイントの有効期限を追加しました
- RecoveryServices、RecoveryServices.Backup、RecoveryServices.Backup.CrossRegionRestore 管理 SDK を追加しました
- ワークロード タイプ IaasVM、MSSql、AzureFiles の標準ポリシーを用いて、非 UTC タイム ゾーンのサポートを追加しました
Az.RedisCache 1.7.1
- ‘PrimaryHostName’、’GeoReplicatedPrimaryHostName’、’ServerRole’、’LinkedRedisCacheLocation’ を出力するよう、’Get-AzRedisCacheLink’ と ‘New-AzRedisCacheLink’ をアップデートしました
Az.Resources 6.5.2
- ‘Get-DenyAssignment’ の割り当ての objectId が空の場合、クエリの問題を修正しました
- ネストされた配列の変更を含む結果をフォーマットする際、’-WhatIf’ を指定してデプロイ コマンドレットを実行すると例外がスローされる問題を修正しました
Az.Sql 4.3.0
- オプション パラメーター ‘HAReplicaCount’ から ‘Restore-AzSqlDatabase’ に追加しました
- マネージド インスタンス DTC 用の新しいコマンドレットを追加しました
- ‘Get-AzSqlInstanceDtc’
- ‘Set-AzSqlInstanceDtc’
- サブスクリプション間リストアを有効にするために、’TargetSubscriptionId’ を ‘Restore-AzSqlInstanceDatabase’ に追加しました
- 監査での UserAssignedManagedIdentity のサポートを有効にしました
- ‘Set-AzSqlServerAudit’ の WorkspaceResourceId パラメーター値を修正しました
Az.StackHCI 1.4.2
- HCI デバイス タイプに対するリモート サポート条件が追加されました
- サーバー リソース用の Azure Stack HCI と Arc の両方に対するソース グループのサポートを統合しました
- Register-AzStackHCI コマンドレットでのエラー フィードバックとログ記録が強化されました
- Register-AzStackHCI コマンドレットの Azure Arc for servers 有効化の不具合修正と改善が行われました
- Register-AzStackHCI コマンドレットのパラメーター検証が改善されました
- Fairfax Cloud の登録に対する マネージド システム ID (MSI) を有効化します
- マイナーな不具合修正と改善が行われました
Az.Storage 5.4.0
- ストレージ アカウント作成時、今後の重大な変更に関する警告メッセージを追加しました
- ‘New-AzStorageAccount’
- StandardBlobTier パラメーターの ValidateSet を削除しました
- ‘Copy-AzStorageBlob’
- ‘Set-AzStorageBlobContent’
- ‘Start-AzStorageBlobCopy’
Az.TrafficManager 1.2.0
- エンドポイントに対して新しいオプション パラメーター ‘AlwaysServe’ を追加しました
コミュニティの貢献者に感謝
- Arun Sabale (@Ar-Sa)
- Set-AzVirtualNetworkPeering.md の 例 1 を修正しました (#20588)
- Hiroshi Yoshioka (@hyoshioka0128)
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参考サイト
- Azure/azure-powershell: Microsoft Azure PowerShell
https://github.com/Azure/azure-powershell - Releases · Azure/azure-powershell
https://github.com/Azure/azure-powershell/releases - PowerShell Module Browser – PowerShell | Microsoft Docs
https://docs.microsoft.com/en-us/powershell/module/?WT.mc_id=AZ-MVP-4038156 - Docker Hub – Azure-PowerShell
https://hub.docker.com/_/microsoft-azure-powershell - Azure PowerShell | 焦げlog
https://kogelog.com/category/microsoft-azure/azure-powershell/