2023/03/28 (現地時間) に Microsoft Configuration Manager Technical Preview version 2303 が公開された旨のアナウンスがありました。
Microsoft Configuration Manager Technical Preview version 2303 の機能については、以下の Microsoft Docs サイトに記載 (英語) されています。
version 2303 から追加された新機能および機能改善内容抜粋 (意訳)
詳細およびこのアップデートの新機能の完全な一覧を確認するには、Features in Configuration Manager technical preview version 2303 ドキュメントを確認してください。
Update 2303 for Technical Preview Branch は、Microsoft Endpoint Configuration Manager Technical Preview コンソールで利用可能です。新規インストールの場合、Microsoft Endpoint Configuration Manager Technical Preview Branch の 2302 ベースライン バージョンは、CM2303TP-Baseline、もしくは Evaluation Center から入手可能です。
Technical Preview Branch リリースでは、一般に利用可能になる前に、テスト環境で新しい Configuration Manager 機能を試すことが可能です。
最新の Technical Preview についてのご意見について、コンソールから直接フィードバックを送信してください。
ダーク テーマをワン カスタマー ボイス (OCV) ウィザードに拡張
Configuration Manager コンソールは、ワン カスタマー ボイス (OCV) ウィザードのダーク テーマを拡張するようになりました。すべての “笑顔を送る (Send a smile)” ウィザードと “しかめっ面を送る (Send a frown)” ウィザードは、Technical Preview 2303 以降のダーク テーマに準拠します。これは、ダーク テーマと管理コンソール全体のエクスペリエンスを向上させるための継続的な取り組みの一環です。
テーマを使用するには、リボンの左上にある矢印を選択し、[コンソール テーマの切り替え] を選択します。もう一度 [コンソール テーマの切り替え] を選択して、ライト テーマに戻ります。
既知の問題
テーマの切り替えを行う場合、新しいワークスペースに移動するとノードのナビゲーション ペインが正しくレンダリングされない可能性があるため、コンソールを再起動する必要があります。
SQL Server 2022 バージョンのサポートに Configuration Manager を追加
Technical Preview 2303 以降では、SQL Server 2022 RTM version のサポートが追加されています。
このバージョンの SQL Server は、次のサイトで使用可能です :
- 中央管理サイト
- プライマリ サイト
- セカンダリ サイト
次の表に、Configuration Manager サイト データベースの推奨される互換性レベルを示します :
SQL Server のバージョン | サポートされている互換性レベル | 推奨レベル |
---|---|---|
SQL Server 2022 | 150、140、130、120、110 | 150 |
ODBC driver for SQL Serverサイト サーバー ロールの前提条件に ODBC driver for SQL Server が含まれるようになりました
Technical Preview 2303 以降、Configuration Manager では前提条件として ODBC driver for SQL Server をインストールする必要があります。この前提条件は、新しいサイトを作成する際、もしくは既存のサイトをアップデートする際に必要となります。
Configuration Manager は、ODBC ドライバーのアップデート プログラムを管理しません。このコンポーネントが最新であることを確認します。