AzCopy v10.19.0 がリリースされました

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2023/06/01 に AzCopy v10.19.0 がリリースされました。

なお MacOS ARM 版は v10.9.0 としてプレビュー提供となっています。

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AzCopy v10.19.0 について (意訳)

新機能

  • Azure Blob の新しい Cold 層機能をサポートしました (–block-blob-tier=Cold)
  • Azure Files のファイル名とディレクトリ名の末尾のドット (‘.’) の保持をサポートしました (デフォルトは、–trailing-dot=Enable)
  • ハッシュベースの同期のハッシュを保存する代替モードを追加しました。 (#2214) (デフォルトは OS-dependent であり、MacOS/Linux の場合 : –local-hash-storage-mode=XAttr、Windows の場合 : –local-hash-storage-mode=AlternateDataStreams のどちらかになります)
    • OS 固有のハッシュ モードは、ソースが通過するすべてのファイル システムで利用できることが期待されます (UNIX システムのファイルシステムでは user_xattr が有効になっていて、Windows ボリュームでは FILE_NAMED_STREAMS フラグが必要となります)
    • HiddenFiles は、ハッシュ データを保存するための OS に依存しない方法を提供しました。ソースの “dirtying” を防ぐため、–hash-meta-dir も指定して、AzCopy に非表示のハッシュ メタデータ ファイルを別の場所に保存、読み取るように指示します
  • Sync に対する ‘force-if-readonly’ フラグをサポートしました (デフォルトは、false)
  • HNS 対応アカウントからのアップロード/ダウンロード中に posix プロパティを保持します (デフォルトは、–preserve-posix-properties, false)

不具合修正

  • ‘cap-mbps’ の値が低いと大きなファイルが無限にハングアップする状況を修正しました
  • Issue #2074 を修正しました
    • キャンセル後に AzCopy がハングアップする
  • Issue #1888 を修正しました
    • 空の名前のディレクトリは正しく処理されない
  • HNS 削除ジョブをキャンセルします (#2117)
  • 大きなチャンクをスケジュールできない問題を修正しました (#2228)
  • MacOS でのセグメンテーション違反を修正しました (#1790)
  • AzCopy ディレクトリを作成する際のパニック問題を修正しました (#2191)
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AzCopy v10.9.0 MacOS ARM Preview について (意訳)

Apple Silicon Mac を対象とした 10.19.0 のネイティブ ビルドがリリースされました。

一時的なダウンロード リンクは以下のリンクから利用可能です。

https://learn.microsoft.com/en-us/azure/storage/common/storage-use-azcopy-v10 にあるドキュメントは、プレビュー ビルドへの参照を含むよう、間もなくアップデートが予定されています。

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参考サイト

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