少し前の話になりますが、Azure Application Gateway v1 が 2026/04/28 に廃止になる旨のアナウンスがありました。
https://azure.microsoft.com/updates/application-gateway-v1-will-be-retired-on-28-april-2026-transition-to-application-gateway-v2/
2026/04/28 までは問題なく動作することが可能ですが、はやめの Azure Application Gateway v2 への移行を推奨しており、移行スクリプトが公開、提供されています。
AzureAppGWMigration 1.0.10
This script will help you create a V2 sku application gateway with the same configuration as your V1 sku application gat...
移行する際は、十分な検証を行ったうえでの実施することをお勧めしますが、新規に Azure Application Gateway v1 を作成する期限は 2026/04/28 よりも前になっているので、注意が必要です。
- 2023/06 時点でサブスクリプションに Azure Application Gateway v1 が存在していない場合
- 2023/07/01 以降、Azure Application Gateway v1 を新規作成することができません
- 2023/06 時点でサブスクリプションに既に Azure Application Gateway v1 が存在している場合
- 2024/08/28 以降、Azure Application Gateway v1 を新規作成することができません
今すぐには移行の検証は難しいけど、廃止前に検証したい場合には、予め Azure Application Gateway v1 を作成して、以前投稿したブログ エントリを参考に停止することで移行検証実施の時まで費用は抑えることができます。
Azure PowerShell/Azure CLI を用いた Azure Application Gateway の動作状態確認/停止/起動について
Azure PowerShell/Azure CLI を用いた Azure Application Gateway の動作状態確認/停止/起動について、コマンドをまとめました。
とはいえ、フロントエンド IP でパブリック IP アドレスを使用している場合、パブリック IP アドレス リソースは Basic SKU を使用していますが、Basic SKU も 2025/09/30 に廃止 (新規作成は、20235/03/31 まで) となるため、Azure Application Gateway v1 廃止よりも前に移行する必要がある点に注意が必要です。
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関連サイト
Azure Application Gateway のドキュメント
Web アプリケーションへのトラフィックを管理できる Web トラフィック ロード バランサーである Azure Application Gateway について説明します。