Azure Storage Explorer v1.31.0 がリリースされました

2023/08/12 に Azure Storage Explorer の最新版である v1.31.0 がリリースされました。

Release v1.31.0 · microsoft/AzureStorageExplorer
https://github.com/microsoft/AzureStorageExplorer/releases/tag/v1.31.0

Azure Storage Explorer v1.31.0 について (意訳)
1. August 2023 (Version 1.31.0, build 20230810.9)
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Azure Storage Explorer v1.31.0 について (意訳)

August 2023 (Version 1.31.0, build 20230810.9)

Storage Explorer バージョン 1.31.0 にようこそ。このリリースで、クローズした (修正した) すべての issue 一覧は、こちらをご確認ください。主な変更点については、以下に記載しています。

macOS ARM64 (Apple Silicon) GA

macOS 用 Storage Explorer の macOS ARM64 (Apple Silicon) バージョンが一般提供 (GA) になりました。この新しいフレーバーの Storage Explorer は、ARM64 用にネイティブにコンパイルされており、パフォーマンスとバッテリー寿命が向上します。また、最近一般提供が開始された AzCopy の macOS ARM64 バージョンも含まれています。Storage Explorer のこのリリースに続くアップデートでは、Apple Silicon デバイスのユーザーは自動的に ARM64 バージョンにアップグレードされます。今すぐ使用したいユーザーは、ここからダウンロード可能です。

グローバルソート – テーブルエクスプローラー

テーブルエクスプローラーで列を並べ替える際、並べ替え前にすべてのデータをロードすることを選択できるようになりました。

データのロード中は、エクスプローラーの上部にある通知バーで進行状況を確認できます。読み込みに時間がかかりすぎる場合には、通知バーのキャンセルボタンをクリックしてキャンセルすることが可能です。この機能は、[設定] → [データエクスプローラー] → [グローバル並べ替え] で有効化できます。

この新機能についてフィードバックがある場合は、この issue にコメントして共有してください。将来的には他のデータエクスプローラーにもこの機能を提供したいと考えており、そのプロセスの一環としてフィードバックをいただければ幸いです。

オーディオファイルのプレビュー

Storage Explorer で、 Blob コンテナー/ファイル共有内のオーディオファイルをプレビューできるようになりました。

オーディオファイルプレビューとの互換性を持たせるために、ファイルにはサポートされているファイル拡張子とコンテンツタイプの両方が必要となります。サポートされているオーディオファイル拡張子とそれに対応するコンテンツタイプは次のとおりです :

.flac (audio/flac)
.mp3 (audio/mpeg)
.oga (audio/ogg)
.ogg (audio/ogg)
.wav (audio/x-wav)

注 : ファイル共有では、.ogg ファイルはアプリ内プレビューではなくブラウザーでの再生に制限されます。

テーブルインポートパフォーマンスの改善

以前の Storage Explorer バージョンのパフォーマンスと同等になるよう、テーブルインポートのパフォーマンスを向上する作業が行われました。最高のパフォーマンスを得るには、既存のパーティションキーを持つデータをインポートする前にパーティションキーで並べ替える必要があります。

それでもインポートのパフォーマンスが低下するシナリオがある場合は、ここで issue を上げることを検討してください。

システムプロキシ GA と自動管理プロキシ設定

プロキシ構成ソースのシステムプロキシオプションが GA になりました。さらに、特定の状況では Storage Explorer がアプリ内のプロキシ設定を自動的に変更し、ネットワークの成功を促進する場合があります。この動作を無効にしたい場合は、[設定] → [アプリケーション] → [プロキシ] → [プロキシ設定の自動管理] に移動して無効にすることが可能です。