2024/02/06 に Azure CLI v2.57.0 がリリースされました。
- Release Azure CLI 2.57.0 · Azure/azure-cli
https://github.com/Azure/azure-cli/releases/tag/azure-cli-2.57.0
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Azure CLI v2.57.0 (February 06, 2024) のアップデート内容
AKS
- az aks upgrade : forceupgrade 設定を aks stable cli に追加しました
- az aks mesh : 特定のクラスターで Azure Service Mesh を管理するための az aks mesh コマンドを追加しました
- az aks nodepool add/update/upgrade :
ノードのドレイン後や、再イメージ化して次のノードに移動する前に待機する新しいパラメーター –node-soak-duration を追加しました
App Service
- az functionapp create : インストルメンテーション キーの代わりに App Insights 接続文字列を使用します
- az webapp create : コンテナー Web アプリの作成時に MSI を用いて ACR からのプル イメージを構成するよう、新しいパラメーター –acr-use-identity を追加しました
- az webapp up : deploymentstatus API を使用するため、–track-status を追加しました
- az webapp deployment source config-zip : deploymentstatus API を使用するため、–track-status を追加しました
- az functionapp create : バージョン 4 の機能を持つアプリのみを許可します
Backup
- az backup restore restore-disks : エッジゾーン バックアップでのディスク復元のサポートを追加しました
- az backup restore restore-disks : Taiwan North (台湾北部) および Taiwan North-West (台湾北西部) リージョン間のリストアをサポートしました
Billing
- az billing account : 請求書セクション一覧をサポートするよう、新しいコマンド list-invoice-section を追加しました
- az billing account : アカウント請求書セクションの管理をサポートするよう、新しいコマンド グループ invoice-section を追加しました
- az billing : 登録アカウントの管理をサポートするための新しいコマンド enrollment-account を追加しました
- az billing invoice section : 転送の開始をサポートするための新しいコマンド initiate-transfer を追加しました
- az billing profile : 予約の管理をサポートするための新しいコマンド reservation list を追加しました
- az billing : 転送の管理をサポートするための新しいコマンド グループ transfer を追加しました
Compute
- az image builder error-handler : ビルド失敗時のエラー処理オプションを管理するグループを追加しました
- az sshkey create : 生成する SSH キーの暗号化タイプを指定するよう、パラメーター –encryption-type を追加しました
- az vm monitor log show : azure-loganalytics を非推奨にし、azure-monitor-query を適用しました
- az vm/vmss create : デフォルトの展開オプションとして Trusted Launch をサポートしました
Consumption
Containerapp
- az containerapp update : 値が 0 の場合、–yaml もしくは –min-replicas の minReplicas が設定されない問題を修正
- az containerapp up : containerapp up コマンドを用いた ACR にレジストリ認証情報が提供される場合の問題を修正しました
Key Vault
- az keyvault create : –enable-rbac-authorization がデフォルトで true になるという、今後の重大な変更に関する警告を追加しました
- az keyvault secret set-attributes : ‘Datetime with no tzinfo will be considered UTC (tzinfo がない Datetime は UTC とみなします)’ 警告を修正しました
Monitor
- az monitor metrics : list-sub と list-sub-definition を追加しました
- az monitor metrics list : –top ヘルプ メッセージを修正しました
MySQL
- az mysql flexible-server import create : Azure Blob からフレキシブル サーバーへの物理バックアップからのインポートの操作の進行状況の推定完了時間のサポートを追加しました
Network
- az network vnet-gateway create/update : パラメーター –enable-private-ip を追加しました
- #28131 を修正しました :
- az network vnet-gateway list : クライアントのフラット化を適用する際、キーが競合する
- az network express-route port authorization : ExpressRoute ポートによる認証管理をサポートしました
- az network private-link-service list-auto-approved : すべての自動承認されたプライベート リンク サービスの一覧表示をサポートしました
- az network public-ip ddos-protection-statu show : パブリック IP アドレスの DDoS 保護ステータス取得をサポートしました
- az network vnet-gateway : ExpressRoute SKU をサポートしました
- az network lb create : サブスクリプション間 リソース ID をサポートしました
Packaging
- Windows ZIP パッケージをサポートしました (プレビュー状態)
RDBMS
- az postgres flexible-server private-endpoint-connection : PostgreSQL フレキシブル サーバーに対する list、show、approve、reject、delete のようなプライベート エンドポイント接続コマンドのサポートを追加しました
- az postgres flexible-server private-link-resource : PostgreSQL フレキシブル サーバーの list や show などのプライベート リンク リソース コマンドのサポートを追加しました
- az postgres flexible-server replica stop-replication : リード レプリカへのレプリケーションを停止し、読み取り/書き込みサーバーにします。このコマンドは非推奨になりました。代わりに、az postgres flexible-server replica promote を使用してください
Redis
- az redis flush : フラッシュ操作のサポートを追加しました
- az redis create : Microsoft Entra Authentication のサポートを追加しました
- az redis access-policy/access-policy-assignment : アクセス ポリシーを管理するための新しいコマンド グループを追加しました
Service Connector
- az webapp/containerapp/spring connection create/update app-insights : ターゲット サービスとして App Insights をサポートしました
- az webapp connection create sql : serviceconnector-passwordless 拡張機能の自動インストールをサポートしました
- az webapp/functionapp/containerapp/springapp connection : テーブル ストレージの Microsoft Entra ID 認証タイプをサポートしました
- az webapp/containerapp/spring connection create/update : configurationInfo と publicNetwork のオプトアウト アクションをサポートしました
SQL
- az sql db ltr-policy/ltr-backup : バックアップ ストレージ アクセス層のサポートを追加しました
- az sql db ltr-policy set : make-backups-immutable パラメーターを ltr ポリシーに追加しました
- az mi create/update : SQL マネージド サーバー リソースにオプションのパラメーター –database-format および –pricing-model を追加しました
- az sql mi refresh-external-governance-status : Azure SQL Managed Instance の外部ガバナンス状態を更新するための新しいコマンドを追加しました
Storage
- az storage file copy start : 2 つのストレージ アカウント間でのコピー時、ソース ファイルに親ディレクトリがない場合を修正しました
- #28202 を修正しました :
- az storage container policy create : アクセス ポリシーを作成するとパブリック アクセス許可が削除される問題を修正しました
- az storage container set-permission : 既存のアクセス ポリシーでパブリック アクセス許可のアップデート時に失敗する問題を修正しました
- #21876 を修正しました :
- az storage blob upload-batch/download-batch/delete-batch : UNIX シェルの –pattern 値に二重引用符を追加しました
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参考サイト
- Azure コマンド ライン インターフェイス (CLI) – 概要 | Microsoft Learn
https://learn.microsoft.com/cli/azure/?WT.mc_id=AZ-MVP-4038156 - Azure CLI をインストールする方法 | Microsoft Learn
https://learn.microsoft.com/cli/azure/install-azure-cli?WT.mc_id=AZ-MVP-4038156 - リリース ノートと更新プログラム – Azure CLI | Microsoft Learn
https://learn.microsoft.com/cli/azure/release-notes-azure-cli?WT.mc_id=AZ-MVP-4038156 - Azure CLI を更新する方法 | Microsoft Learn
https://learn.microsoft.com/cli/azure/update-azure-cli?WT.mc_id=AZ-MVP-4038156 - Releases · Azure/azure-cli
https://github.com/Azure/azure-cli/releases