Update Rollup 72 for Azure Site Recovery が公開されました

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Azure Site Recovery (ASR) のアップデート プログラム、Update Rollup 72 for Azure Site Recovery が公開されました。

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Update Rollup 72 for Azure Site Recovery について

導入

ここでは、Microsoft Azure Site Recovery Update Rollup 72 で修正された問題のバージョンについて、以下に説明します :

修正された問題の詳細、およびこのアップデートをインストールする前に確認する必要のある前提条件について説明します。

前提条件

Microsoft Azure Site Recovery Provider Update Rollup 72 をインストールするには、次のどれかがインストールされている必要があります :

  • Microsoft Azure Site Recovery Provider (バージョン 5.1.7800 以降)
  • Microsoft Azure Site Recovery Unified Setup (VMware to Azure) (バージョン 9.56.xxxx.x 以降)
  • Microsoft Azure Recovery Services Agent (バージョン 2.0.9202.0 以降)
[コントロール パネル] – [プログラムと機能] からインストールされているバージョンを確認することが可能です。

このアップデートによる改善点と修正された問題

この更新プログラムをインストールすることで、次の問題を修正および改善点があります。

Mobility Service

Linux OS サポート
  • Azure to Azure
    • Oracle Linux 9.2
    • Oracle Linux 9.3
    • RHEL 9.2
    • Rocky Linux 9.0
    • Rocky Linux 9.1
  • Modernized VMware/物理 to Azure
    • Oracle Linux 9.2
    • Oracle Linux 9.3
    • RHEL 9.2
    • Rocky Linux 9.0
    • Rocky Linux 9.1
    • Windows 11
不具合修正
  • RHEL 8 マシンで変更されたブロックが繰り返し書き込まれる問題を修正しました
  • Linux マシンのルート認証情報に “root” というユーザー名が含まれていない場合、レプリケーションを有効にする操作が失敗するというチェックを削除しました
  • レプリケーション グループ内のすべての保護されたマシンに対してレプリケーション アラートが適切に生成されない問題を修正しました
  • 再同期操作に予想よりも長い時間がかかる問題を修正しました
  • 再保護操作のデバッグを改善し、問題の解決に役立つようにログを修正しました

Microsoft Azure Site Recovery レプリケーション アプライアンス

改善点
  • ASR レプリケーション アプライアンスへのプロキシ バイパス機能を有効化しました。これにより、アプライアンス構成マネージャーからのプロキシ設定をバイパスできるようになりました。
コンポーネント バージョン
物理 Discovery サーバー 2.0.2027.28
Discovery サーバー 2.0.2027.39
Site Recovery プロバイダー 5.24.0117.5
Appliance Configuration Manager 6.0.1084.64
Proxy サーバー 1.38.8974.21613
Replication サービス 1.39.8974.21812
Re-protection サーバー 1.41.8974.21917
Push インストール エージェント 1.41.8974.21822
Recovery Services エージェント 2.0.9917.0
Process サーバー 9.60.6956.1

Azure Site Recovery オンプレミス コンポーネントのアップデート

オンプレミス VMware/物理サイトと Azure 間 (Modernized)

  1. Appliance Configuration Manager に移動し、オンプレミス管理アプライアンスが最新であることを確認します。 そうでない場合、最新バージョンよりも古いコンポーネントの最新バージョンをダウンロードします。
  2. Azure portal に移動し、[保護されたアイテム] > [レプリケートされたアイテム] ページに移動します。 このページで VM を選択します。各 VM のページの下部に表示される [エージェントのアップデート] ボタンを選択します。これにより、すべての保護された VM 上のモビリティ サービス エージェントがアップデートされます。
すべての最新の変更がソース コンピューターに読み込まれていることを確認するために、Mobility エージェントをアップグレードするたびに再始動することを推奨します。しかし必須ではありません。最後の再起動中のエージェントのバージョンと現在のバージョンの差が 4 より大きい場合、再起動は必須です。詳細な説明については次の表を参照してください。
最新の再起動中のエージェントのバージョン バージョンへのアップグレード 再起動の必須可否について
9.25 9.27 必須ではない
9.25 9.28 必須ではない
9.25 9.29 必須ではない
9.25 9.30 必須です。
最初にバージョン 9.29 にアップグレードしてからバージョン 9.30 にアップグレードする前に再起動します (最後の再起動が実行されたバージョンとターゲット バージョンとの違いが 4 以上のため)。
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参考

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