Azure Storage Explorer v1.33.0 がリリースされました

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2024/03/02 に Azure Storage Explorer v1.33.0 がリリースされました。

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Azure Storage Explorer v1.33.0 について (意訳)

February 2024 (Version 1.33.0, build 20240301.4)

Storage Explorer バージョン 1.33.0 にようこそ。このリリースでクローズされたすべての問題の詳細なリストは、issue ページにあります。 主な変更点については、以下となります。

データ エクスプローラーの改善

ユーザー エクスペリエンスを継続的に向上させる一環として、Storage Explorer のデータ エクスプローラーにいくつかの変更を加えました。

列ダイアログのカスタマイズについて、使いやすさの向上を念頭に置いてアップデートしました。ダイアログ内から列のサイズを正確な値に変更、列の表示/非表示を切り替えるチェックボックスがボタンに変更、そしてダイアログの全体的な外観をアップデートしました。

バージョン 1.32.0 以降、すべてのデータ エクスプローラーで列のカスタマイズがサポートされるようになりました。列は次のいずれかの方法でカスタマイズ可能です :

  • 列の境界線をクリックしてドラッグし、サイズを変更します
  • ヘッダーをクリック、ドラッグして並べ替えます
  • 任意のヘッダーを右クリック、[列のカスタマイズ…] を選択します
  • ツールバーの [列のカスタマイズ] ボタン (テーブル ストレージのみ)

すべてのデータ エクスプローラーで、文字列値を含む列の並べ替えに辞書編集的な並べ替えではなく、自然な並べ替えが使用されるようになりました。辞書編集による並べ替えを引き続き使用する場合は、[設定] (左側の歯車) → [データ エクスプローラー] → [自然な並べ替え順序] に移動し、チェックボックスをオフにして、自然な並べ替えを無効にすることが可能です。

最後に、テーブル データ エクスプローラーに対して 2 つの生活の質 (quality-of-life; QOL) に関する変更を加えました。ツールバーの [列のカスタマイズ] ボタンの横にあるポップアウト メニューから列をリセットできるようになりました。この機能を使用することで、テーブルにエンティティがない場合にテーブルの列をデフォルトの PartitionKey 列と RowKey 列にリセットすることができます。次に、テーブルを削除するとテーブルの保存された列が保存された列の設定から消去されます。これは、ストレージ アカウント内のテーブルを削除、同じ名前で新しいテーブルを作成した際、同じ列を持つエンティティを追加するまで、古いバージョンのテーブルの列は表示されません。

ファイルからキュー メッセージをインポート

.csv ファイルからメッセージをキューにインポートできるようになりました。メッセージのインポートを開始するには、キュー データ エクスプローラーのツールバーにある [インポート] ボタンを使用します。キュー メッセージのインポートは現在ヘッダーのない .csv ファイルをサポートしています。各行がメッセージで、最初の列の値がメッセージ テキストとなります。インポート中に作成された各メッセージには、デフォルトの有効期限と表示タイムアウトが設定されます。より高度なインポート キュー メッセージ機能について意見を提供したい場合は、GitHub で issue を開いてください

Avro および Parquet プレビューでの日時の書式設定

Avro および Parquet ファイルのプレビューでは、日時が生の値としてレンダリングされなくなりました。 代わりに、UTC 日時として表示されるようになります。ローカル日時の代わりに UTC 日時を使用するという決定は、ユーザー フィードバックとディスカッションを受けて行いました。

AzCopy コマンド シェル言語のカスタマイズ

AzCopy が Storage Explorer から呼び出されると、多くの場合で AzCopy コマンドをクリップボードにコピーするアクションが利用可能になります。実行した操作と同等のコマンドを簡単に再利用、リミックス、または学習することが可能です。以前このコマンドは、現在の OS に適していると考えられるシェル言語で記述されていました。[設定] (左側の歯車) → [譲渡] → [AzCopy コマンド シェル言語] に移動し、言語を選択することで Storage Explorer に特定のシェル言語を使用するように設定できます。 現時点で、PowerShell と Bash のみがサポートされています。他のシェル言語がサポートされていることを確認する場合、GitHub で issue を開いてください

ARM およびクラシック ストレージ アカウントのノードの分割

ARM およびクラシック ストレージ アカウントのノードは、2 つの別個のグループ ノードの下に分割しました。Azure による 2024 年 8 月 31 日のクラシック ストレージ アカウントの廃止を見越して行っています。 この廃止に関する詳細については、こちらを確認してください。またこの分割により、ARM ストレージ アカウントの一覧表示時により最新の API を使用できるようになり、ARM ストレージ アカウントの一覧表示および操作時のパフォーマンスが向上しました。

ダイレクト リンクを用いたディレクトリの移動

バージョン 1.30.0 にて、Storage Explorer に Blob もしくは Blob ディレクトリを対象としたダイレクト リンクを生成する機能をしました。バージョン 1.33.0 以降、ダイレクト リンクが Blob もしくは Blob ディレクトリをターゲットにしている場合、[コンテナーに移動] アクションは自動的に Bob の親ディレクトリもしくは Blob ディレクトリに移動します。

JavaScript ファイルのバンドル

Storage Explorer の提供開始以来、各リリースには何万もの個別のファイルが含まれており、特に多数の JavaScript ファイルが含まれています。しかし、4 年間にわたる段階的な取り組みを経て、これらの JavaScript ファイルをいくつかの大きなバンドルに統合する作業が完了しました。この取り組みにより、配布される JavaScript ファイルの数が 98% 減少し、ディスク上のアプリの全体的なサイズが 21% 削減されることとなり、部分的に貢献しました。これらのファイルをバンドルすることにより、Storage Explorer の起動時間もわずかに速くなっています。

Electron 28

Storage Explorer は Electron 28 を使用しています。この変更の結果、Storage Explorer は macOS 10.13 および 10.14 をサポートしない点に注意が必要となります。

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