2024/03/27 に AzCopy v10.24.0 がリリースされました。
- Release AzCopy v10.24.0 · Azure/azure-storage-azcopy · GitHub
https://github.com/Azure/azure-storage-azcopy/releases/tag/v10.24.0
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AzCopy v10.24.0 について (意訳)
新機能
- より低いログ レベルで概要ログを出力し、jobs show コマンドの出力に BytesTransferred を追加しました (#1319)
- PutBlob を用いてアップロードする BLOB の最大サイズを指定するため、copy、sync、bench コマンドにフラグ –put-blob-size-mb を追加しました (#2561)
- 最新の put blob サービス制限のサポートを追加しました。ブロック Blob の配置 Blob サイズを最大 5000 MB まで設定できるようになりました (#2569)
- すべての SDK 依存関係を最新バージョンにアップデートしました (#2599)
- すべてのコマンドで一貫した表現を使用するよう、概要ログをアップデートしました (#2602)
不具合修正
- 特定の Linux および MacOS 環境において、AZCOPY_AUTO_LOGIN_TYPE 環境変数が PSCRED に設定されている場合に AzCopy が自動ログインに失敗する問題を修正しました (#2491) (#2555)
- サービスがタイムアウトした場合、高度に断片化された Blob に対してページ Blob ダウンロード オプティマイザーが誤動作する不具合を修正しました (#2445)
- 削除を再試行する際の 404 エラーを無視します (#2554)
- VersionID プロパティが list コマンドで無視される不具合を修正しました (#2007)
- エンコードされた特殊文字を含む ADLS Gen2 パスが転送に失敗する不具合を修正しました (#2549)
- Blob エンドポイントで ADLS Gen2 アカウントを指定する際、ACL のコピーが失敗する問題を修正しました (#2546)
- マネージド ディスクに使用する認証タイプをテストするときにスナップショット ID が保持されない問題を修正しました (#2547)
- コピー先としてルート ディレクトリが指定されている場合、コピーがパニックになる問題を修正しました (#2036)
ドキュメンテーション
- azcopy ログイン/ログアウトの非推奨通知を削除しました (#2589)
- Azure DataLake 転送に共有キーを使用している顧客に対して、共有キー認証が将来のリリースで非推奨となり削除されることを示す警告を追加しました (#2569)
- サポートされているサービスと認証の種類を明確に記載するよう、list のヘルプ テキストをアップデートしました (#2563)
セキュリティの修正
- セキュリティの脆弱性に対処するために依存関係をアップデートしました
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参考サイト
- azcopy | Microsoft Docs
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/storage/common/storage-ref-azcopy?WT.mc_id=AZ-MVP-4038156 - AzCopy v10 を使用して Azure Storage にデータをコピーまたは移動する | Microsoft Docs
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/storage/common/storage-use-azcopy-v10?WT.mc_id=AZ-MVP-4038156 - Azure/azure-storage-azcopy: The new Azure Storage data transfer utility – AzCopy v10
https://github.com/Azure/azure-storage-azcopy