2024/04/30 に Azure CLI v2.60.0 がリリースされました。
- Release Azure CLI 2.60.0 · Azure/azure-cli
https://github.com/Azure/azure-cli/releases/tag/azure-cli-2.60.0
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Azure CLI v2.60.0 (April 30, 2024) のアップデート内容
ACR
- [重大な変更] az acr connected-registry create : モードのデフォルト値を ReadWrite から ReadOnly に変更しました
- az acr connected-registry create : データエンドポイントが無効な場合、エラーをスローする代わりに有効にするかどうかの確認を求めるようになりました
AKS
- az aks create/update : 無効化中の CR 削除に関する警告をプロンプトします
- az aks create/update : Azure Monitor サブスクリプションで機能するように RP 登録コードをアップデートしました
- az aks create/update : エア ギャップ クラウドでワークスペースを作成するためのデフォルトリージョンを追加するためにアップデートしました
- az aks nodepool add : Windows OutboundNAT が無効になっている Windows エージェント プールを追加するため、パラメータ –disable-windows-outbound-nat を追加しました
App Service
- az webapp config container set : docker プレフィックスを削除、コンテナー関連のパラメーター名を変更しました
- az webapp create and az webapp deployment slot create : –docker-registry-server-user と –docker-registry-server-password を –container-registry-user と –container-registry-password に名称変更しました
- az webapp create and az webapp deployment slot create : –deployment-container-image-name を非推奨にするパラメーター –container-image-name および container-registry-url を追加しました
- az webapp create and az logicapp create : ヘルプ メッセージをアップデートしました
- az webapp config set : ユーザーが単一のパラメータを用いてスタックをアップデートできるよう、新しいパラメーター –runtime を追加しました
- az functionapp create : フレックス関数アプリの不要なアプリ設定を削除しました
- #28588 を修正しました :
- az webapp config access-restriction add : 値を取得する前に null をチェックします
- az webapp config access-restriction set : メイン サイトのデフォルト アクションを構成するため、新しいパラメーター –default-action を追加しました
- az webapp config access-restriction set : SCM サイトのデフォルト アクションを構成するよう、新しいパラメーター –scm-default-action を追加しました
- az webapp list : リストされた Web アプリの詳細なサイト構成を出力に含めるよう、パラメーター –show-details を追加しました
- az functionapp create : フレックス関数アプリの作成時、提供されたランタイムがフレックスでサポートされていることを検証します
- az functionapp list-flexconsumption-runtimes : –location および –runtime を指定した場合にサポートされているフレックス ランタイムのリストを提供できるよう、この新しいコマンドのサポートを追加しました
ARM
- az bicep install : Bicep CLI による追加のプロセス アーキテクチャをサポートしました
- az deployment : 間違った bicepparam ファイル パスに対してより適切なメッセージを返すようになりました
- az bicep format : –newline を –newline-kind に置き換えました
- az bicep publish : –documentationUri を –documentation-uri に置き換えました
Backup
- az backup vault update : クロステナントのリソース ガード シナリオを解決するための入力として –tenant-id を取得、Vault の不変性機能にもリソース ガード保護を追加し、同じサポートを追加しました
- az backup protection disable : クロステナントのリソース ガード シナリオを解決するための入力として –tenant-id を取得、停止保護機能にはリソース ガード保護を追加し、同じサポートを追加しました
Batch
- az batch pool create : OS の自動アップグレードをサポートするため、–upgrade-policy-mode 引数を追加しました
- az batch pool create : OS の自動アップグレードを有効にするため、–enable-auto-os-upgrade 引数を追加しました
- az batch pool create : OS イメージのロールバック機能を無効にするため、–disable-auto-rollback 引数を追加しました
- az batch pool create : TVM がタスクを実行している場合に OS のアップグレードを延期するよう、–defer-os-rolling-upgrade 引数を追加しました
- az batch pool create : OS ローリング アップグレード ポリシーをサポートするため、–use-rolling-upgrade-policy 引数を追加しました
- az batch pool create : クロスゾーン OS アップグレードをサポートするため、–enable-cross-zone-upgrade 引数を追加しました
- az batch pool create : 1 つのバッチでアップグレードされる合計 VM の最大パーセントを設定するため、–max-batch-instance-percent 引数を追加しました
- az batch pool create : 同時に異常になる可能性がある合計 VM の最大割合を設定するため、–max-unhealthy-instance-percent 引数を追加しました
- az batch pool create : 異常な状態にあることが判明するアップグレードされた VM の最大割合を設定するため、–max-unhealthy-upgraded-instance-percent 引数を追加しました。
- az batch pool create : ローリング OS アップグレードのバッチ間の待機時間を設定するため、–pause-time-between-batches 引数を追加しました
- az batch pool create : 最初にすべての異常な VM をアップグレードできるよう、–prioritize-unhealthy-instances 引数を追加しました
- az batch pool create : ローリング アップグレード ポリシーに違反した場合に失敗したインスタンスを前のモデルにロールバックできるよう、–rollback-failed-instances-on-policy-breach 引数を追加しました
Compute
- az vmss create : VMSS 作成時のローリング モード アップグレード ポリシーの構成のサポートを追加しました
- az vmss update : ローリング アップグレード ポリシーの最大サージのアップデートをサポートするため、新しいパラメーター –max-surge を追加しました
- az capacity reservation group list : 容量予約グループのリソース ID の取得をサポートする、新しいパラメーター –resource-ids-only を追加しました
- az capacity reservation group create : 何も渡さないことでサブスクリプションの共有解除をサポートするため、–sharing プロファイルを変更しました
Containerapp
- az containerapp env create : Dapr がサービス間通信テレメトリをエクスポートするために使用する Application Insights 接続文字列を設定するため、–dapr-connection-string をサポートしました
- #28553 を修正しました :
- az containerapp exec : inappropriate ioctl for device のエラーを修正しました
Core
- #28737 を修正しました :
- サービス プリンシパル認証のトークン キャッシュを修正しました
- CVE-2023-3651 を解決しました
Monitor
- az monitor log-analytics workspace update : パラメーター –sku-name を追加しました
NetAppFiles
- az netappfiles volume-group create : ボリューム グループ ボリュームの可用性ゾーンを設定するため、–zones 引数を追加しました
- az netappfiles volume create/update : 大容量ボリュームをサポートするため、 –-usage-threshold の最大値をアップデートしました
Network
- az network virtual-appliance inbound-security-rule : 永続的なインバウンド セキュリティ ルールに対してサポートしました
RDBMS
- az postgres flexible-server upgrade : PG16 へのメジャー バージョン アップグレードを実行する機能を追加しました
Service Connector
- az aks connection : Service Connector に対して AKS をサポートしました
- az webapp/containerapp/spring connection create/update : App Config に構成を保存します
- az source connection create : 認証のオプト アウトをサポートしました
Service Fabric
- az sf managed-cluster network-security-rule : 新しいネットワーク セキュリティ ルール コマンドを追加しました
SQL
- az sql server create/update : minTLSEnum に 1.3 を追加、TLS 1.2 をデフォルトとしました
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参考サイト
- Azure コマンド ライン インターフェイス (CLI) – 概要 | Microsoft Learn
https://learn.microsoft.com/cli/azure/?WT.mc_id=AZ-MVP-4038156 - Azure CLI をインストールする方法 | Microsoft Learn
https://learn.microsoft.com/cli/azure/install-azure-cli?WT.mc_id=AZ-MVP-4038156 - リリース ノートと更新プログラム – Azure CLI | Microsoft Learn
https://learn.microsoft.com/cli/azure/release-notes-azure-cli?WT.mc_id=AZ-MVP-4038156 - Azure CLI を更新する方法 | Microsoft Learn
https://learn.microsoft.com/cli/azure/update-azure-cli?WT.mc_id=AZ-MVP-4038156 - Releases · Azure/azure-cli
https://github.com/Azure/azure-cli/releases