Azure Storage Explorer v1.34.0 がリリースされました

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2024/05/25 に Azure Storage Explorer v1.34.0 がリリースされました。

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Azure Storage Explorer v1.34.0 について (意訳)

May 2024 (Version 1.34.0, build 20240523.2)

Storage Explorer バージョン 1.34.0 にようこそ。このリリースでクローズされたすべての問題の詳細なリストは、issue ページにあります。 主な変更点については、以下となります。

3D モデル ファイルのプレビュー

Storage Explorer で Blob コンテナーやファイル共有内の 3D モデル ファイルをプレビューできるようになりました。

3D モデル ファイルのプレビューは、.gltf (>= v2.0)、.glb、.stl、および .obj 拡張子をサポートしています。すべてのモデルは 1 つのファイルに自己完結型である必要があります。他のファイル/フォルダーからアセットを参照するモデルはサポートされていません。

並行ファイル転送

最大 5 つの AzCopy 転送 (例 : アップロード、ダウンロードやコピー) を並行して実行できるようになりました。AzCopy は、利用可能なシステム リソースとネットワーク リソースをすべて使用できるように最善を尽くしています。同時転送の実行中にパフォーマンスの問題が発生した場合は、次の設定を用いて AzCopy の動作を調整してください :

  • [譲渡] → [AzCopy] → [最大転送速度] : 個々の AzCopy プロセスが一度に使用するネットワーク帯域幅の最大量を制御します
  • [譲渡] → [AzCopy] → [ネットワークの自動実行] : 個々の AzCopy プロセスが一度に使用する HTTP 接続の最大数を制御する場合、ネットワーク輻輳の最初の解決策として [動的に調整する] を使用します
  • [譲渡] → [AzCopy] → [ファイルの自動実行] : 個々の AzCopy プロセスが一度にアクセスするファイルの最大数を制御します

Windows ARM64 プレビュー

Storage Explorer for Windows ARM64 がプレビューで利用できるようになりました。Storage Explorer for Windows ARM64 では、AzCopy 以外のすべてのバイナリと実行可能ファイルはネイティブに ARM64 をターゲットとしています。これにより、Storage Explorer の実行に使用されるエミュレーションの量が大幅に削減され、パフォーマンスとバッテリー寿命が向上します。

Windows ARM64 デバイスを使用しているユーザーは、プレビューを試してフィードバックの共有を推奨しています。近い将来、Storage Explorer for Windows ARM64 の一般提供 (GA) に向けて取り組んでいく予定であり、すべてのフィードバックがこの目標の達成に役立ちます。こちらのリンクからプレビューの最新バージョンをダウンロードすることが可能です。

データ エクスプローラーの全般的な改善

ダブルクリックによるデータ エクスプローラーの列のサイズを変更

列の右端をダブルクリックすることで、内容に合わせて必要な最小サイズになるように列のサイズを自動的に変更できるようになりました。

ナノ秒の精度による日時の並べ替え

データ エクスプローラーでナノ秒精度の日時を含む列を並べ替える場合、日時のナノ秒コンポーネントを考慮するようになりました。

行のコピー時にヘッダーが含まれる

Table ストレージの表形式データを表示するデータ エクスプローラーで [行のコピー] コマンドを使用した際、表形式データのヘッダーの値もクリップボードにコピーされるようになりました。

  • 行のコピー (クリップボードに内容がコピーされる)
  • クリップボードにコピーされた内容を貼り付けた状態

ファイル データ エクスプローラーのファイル拡張子列

ファイル データ エクスプローラーに [File Extension] 列が追加されました。この列には、ファイル共有内のファイルのファイル拡張子 (先頭のドットを含む) が表示されます。

BLOB データ エクスプローラーの BLOB バージョン ID

BLOB データ エクスプローラーにバージョン ID 列が含まれるようになりました。この列には、バージョン ID を持つ BLOB のバージョン ID (現在のバージョンも含む) が表示されます。[プロパティ…] コマンドを使用してそのプロパティを検査する際にも、BLOB のバージョン ID を見つけることができるようになりました。

.NET 8

Storage Explorer は .NET 8 に依存するようになりました。Windows では、.NET 8 ランタイムをまだインストールしていない場合、Storage Explorer インストーラーによってインストールするように求められます。Linux では、.NET 8 ランタイムがまだインストールされていない場合、自身で手動インストールする必要があります。macOS では、何もする必要はありません。

Electron 29

Storage Explorer は Electron 29 を使用しています。

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