Azure Site Recovery (ASR) のアップデート プログラム、Update Rollup 74 for Azure Site Recovery が公開されました。
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Update Rollup 74 for Azure Site Recovery について
導入
ここでは、Microsoft Azure Site Recovery Update Rollup 74 で修正された問題のバージョンについて、以下に説明します :
- Azure to Azure
- Modernized VMware to Azure
- Hyper-V/VMM to Azure
- 新しいリリースはありません。
- Classic VMware/物理 to Azure
- 新しいリリースはありません。
修正された問題の詳細、およびこのアップデートをインストールする前に確認する必要のある前提条件について説明します。
前提条件
Microsoft Azure Site Recovery Provider Update Rollup 74 をインストールするには、次のどれかがインストールされている必要があります :
- Microsoft Azure Site Recovery Provider (バージョン 5.23.x 以降)
- Microsoft Azure Recovery Services Agent (バージョン 2.0.9263.0 以降)
このアップデートによる改善点と修正された問題
この更新プログラムをインストールすることで、次の問題を修正および改善点があります。
Mobility Service
Linux OS サポート
- Azure to Azure/Modernized VMware/物理 to Azure
- Debian 11
- 5.10.0-30-amd64
- 5.10.0-30-cloud-amd64
- 6.1.0-0.deb11.21-amd64
- 6.1.0-0.deb11.21-cloud-amd64
- SLES12
- 4.12.14-16.185-azure:5
- SLES15
- 5.14.21-150500.33.54-azure:5
- RHEL9
- 5.14.0-70.97.1.el9_0.x86_64
- 5.14.0-70.101.1.el9_0.x86_64
- 5.14.0-284.62.1.el9_2.x86_64
- 5.14.0-284.64.1.el9_2.x86_64
- 5.14.0-284.66.1.el9_2.x86_64
- 5.14.0-284.67.1.el9_2.x86_64
- 5.14.0-284.69.1.el9_2.x86_64
- 5.14.0-284.71.1.el9_2.x86_64
- 5.14.0-427.13.1.el9_4.x86_64
- 5.14.0-427.16.1.el9_4.x86_64
- 5.14.0-427.18.1.el9_4.x86_64
- 5.14.0-427.20.1.el9_4.x86_64
- 5.14.0-427.22.1.el9_4.x86_64
- 新しいディストリビューションのサポート
- Redhat 8.10
- Redhat 9.4
- Debian 11
改善点
- Linux の NVME ディスクに対する ASR V2A サポートを追加しました
不具合修正
- Windows のアップグレード後、再同期が完了としてマークされない問題を修正しました
- ソース リージョンとターゲット リージョンでエージェントのバージョンが異なる場合、再保護の失敗に関連する問題を修正しました
- アップグレード失敗の問題を修正し、アップグレード後にサービスを再起動します
- ASRDiagnosticTool を管理者として用いたログの収集に関連する問題を修正しました
Microsoft Azure Site Recovery レプリケーション アプライアンス
改善点
- レプリケーション アプライアンスで削除とリセットを改善しました
不具合修正
- 添付ファイルのレジストリ キーが見つからない場合、例外をスローする問題を修正しました
コンポーネント | バージョン |
---|---|
物理 Discovery サーバー | 2.0.2027.28 |
Discovery サーバー | 2.0.2027.39 |
Site Recovery プロバイダー | 5.24.0614.1 |
Appliance Configuration Manager | 6.0.1255.40 |
Proxy サーバー | 1.39.8974.21613 |
Replication サービス | 1.39.9035.17265 |
Re-protection サーバー | 1.41.9035.17276 |
Push インストール エージェント | 1.41.9035.16640 |
Recovery Services エージェント | 2.0.9919.0 |
Process サーバー | 9.62.7096.1 |
Azure Site Recovery オンプレミス コンポーネントのアップデート
オンプレミス VMware/物理サイトと Azure 間 (Modernized)
- Appliance Configuration Manager に移動し、オンプレミス管理アプライアンスが最新であることを確認します。 そうでない場合、最新バージョンよりも古いコンポーネントの最新バージョンをダウンロードします。
- Azure portal に移動し、[保護されたアイテム] > [レプリケートされたアイテム] ページに移動します。 このページで VM を選択します。各 VM のページの下部に表示される [エージェントのアップデート] ボタンを選択します。これにより、すべての保護された VM 上のモビリティ サービス エージェントがアップデートされます。
最新の再起動中のエージェントのバージョン | バージョンへのアップグレード | 再起動の必須可否について |
---|---|---|
9.25 | 9.27 | 必須ではない |
9.25 | 9.28 | 必須ではない |
9.25 | 9.29 | 必須ではない |
9.25 | 9.30 | 必須です。 最初にバージョン 9.29 にアップグレードしてからバージョン 9.30 にアップグレードする前に再起動します (最後の再起動が実行されたバージョンとターゲット バージョンとの違いが 4 以上のため)。 |
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参考
- Azure Site Recovery | Microsoft Azure
https://azure.microsoft.com/products/site-recovery/?WT.mc_id=AZ-MVP-4038156 - 価格 – Site Recovery | Microsoft Azure
https://azure.microsoft.com/pricing/details/site-recovery/?WT.mc_id=AZ-MVP-4038156 - Azure Site Recovery のドキュメント | Microsoft Learn
https://learn.microsoft.com/azure/site-recovery/?WT.mc_id=AZ-MVP-4038156 - Azure Site Recovery の更新プログラムとコンポーネントのアップグレード – Azure Site Recovery | Microsoft Learn
https://learn.microsoft.com/azure/site-recovery/service-updates-how-to?WT.mc_id=AZ-MVP-4038156 - Azure Site Recovery サービスに関する一般的な質問 | Microsoft Learn
https://learn.microsoft.com/azure/site-recovery/site-recovery-faq?WT.mc_id=AZ-MVP-4038156