Azure API Management サービス : August 2024 リリースについて

2024/08/31 に、Github 上で Azure API Management サービス : August 2024 リリースが公開された旨のアナウンスがありました。

Azure API Management サービス : August 2024

ワークスペースが一般提供 (GA) になりました。詳細は、こちらを参照してください
GenAI ゲートウェイの機能が拡張され、Azure AI モデル推論 API を通じて、より広範囲の大規模言語モデルをサポートするようになりました。詳細は、こちらを参照してください
開発者ポータルの監査ログが一般提供 (GA) になりました。詳細は、こちらを参照してください
カスタマイズされた開発者ポータルを構築するための WordPress プラグインがプレビュー段階になりました。詳細は、こちらを参照してください
7 月のライブストリームの録画の内容は、YouTube で閲覧可能になっています。9 月にもライブストリームを開催する予定ですので、今後の発表については、ブログで確認をお願いします

API がサブスクリプション認証を必要としない場合、サブスクリプションキーを含むすべての API 要求は、サブスクリプションキーのない要求と同じように扱われるようになりました (要求に別の API/製品に関連付けられたサブスクリプションキーが含まれている場合、API Management は 401 Unauthorized レスポンスを返していました)。この変更により、他の製品にリンクされたサブスクリプションキーが誤って公開されるのを防ぐことで、API のセキュリティが向上します
2024/09/03 アップデート : この変更は別のリリースで展開されます
ワークスペース一般提供 (GA) の一環として、API Management のプレビューワークスペースのサポートを終了します。これらの変更の詳細については、ワークスペース一般提供 (GA) のお知らせの最後のセクションとこのドキュメント記事を参照してください

XML-to-JSON ポリシーを用いて、単一の子 XML 要素を JSON 配列にシリアル化するサポートが追加されました。
validate-content ポリシーのオプションの case-insensitive-property-names 属性を用いて、大文字と小文字を区別しないプロパティ名の比較のサポートを追加しました (デフォルト値 : false)
azure-openai-token-limit および azure-openai-emit-token-metric ポリシーに、2024-02-01 および 2024-06-01 Azure OpenAI API バージョンのサポートを追加しました
azure-openai-token-limit および azure-openai-emit-token-metric ポリシーで、Azure OpenAI 埋め込み呼び出しの出力として整数と整数配列のサポートを追加しました
新しく作成されたバックエンドに対するマネージド ID 認証のサポートを追加しました
validate-jwt ポリシーに、ES256 トークン署名アルゴリズムのサポートを追加しました

ロードバランサーバックエンドで retry ポリシーが正しく機能しない問題を修正しました
バックエンドの再接続アクションが正しく動作しない不具合を修正しました
validate-azure-ad-token ポリシーを使用する際、復号化されたトークンがコンテキスト変数に含まれない不具合を修正しました
validate-azure-ad-token ポリシーで、decryption-keys 要素の certificate-id 属性をオプションにしました
ポリシーフラグメント内で参照されるキーコンテナー内の証明書のアップデートが失敗する不具合を修正しました
ユーザーの削除のパフォーマンスを最適化しました (API Management サービスに数千人以上のユーザーがいる場合、操作がタイムアウトすることがあったため)
GraphQL リゾルバーをテストする際、誤った日時形式が返される不具合を修正しました
GraphQL リゾルバのエラーメッセージから内部ランタイム例外の詳細を削除しました
開発者ポータルの delegationUrl 設定のデフォルトが null になりました (デフォルトで空の文字列に設定されていたため、管理 API への PUT 呼び出しでペイロード検証エラーが発生していたため)