Azure Site Recovery (ASR) のアップデート プログラム、Update Rollup 75 for Azure Site Recovery が公開されました。
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Update Rollup 75 for Azure Site Recovery について
導入
ここでは、Microsoft Azure Site Recovery Update Rollup 75 で修正された問題のバージョンについて、以下に説明します :
- Azure to Azure
- 新しいリリースはありません。
- Modernized VMware to Azure
- Hyper-V/VMM to Azure
- 新しいリリースはありません。
- Classic VMware/物理 to Azure
- 新しいリリースはありません。
修正された問題の詳細、およびこのアップデートをインストールする前に確認する必要のある前提条件について説明します。
このアップデートによる改善点と修正された問題
この更新プログラムをインストールすることで、次の問題を修正および改善点があります。
不具合修正
- Modernized Appliance で、VMware to Azure 用の証明書をリニューアルしました
コンポーネント | バージョン |
---|---|
Site Recovery プロバイダー | 5.24.0814.2 |
Appliance Configuration Manager | 6.0.1316.46 |
Proxy サーバー | 1.40.9206.9801 |
Replication サービス | 1.40.9206.11711 |
Re-protection サーバー | 1.42.9206.11772 |
Push インストール エージェント | 1.42.9206.12615 |
Recovery Services エージェント | 2.0.9935.0 |
Process サーバー | 9.62.7182.1 |
Azure Site Recovery オンプレミス コンポーネントのアップデート
オンプレミス VMware/物理サイトと Azure 間 (Modernized)
- アプライアンスコンポーネントのアップグレード
- Appliance Configuration Manager に移動し、オンプレミス管理アプライアンスが最新であることを確認します。そうでない場合、最新バージョンよりも古いコンポーネントの最新バージョンをダウンロードします。
- モビリティ エージェントのアップグレード
- 自動アップグレードを選択した場合、自動的にエージェントがアップグレードされます。
- 自動アップグレードをオプトアウトしている場合、ポータルから個々の VM/VM のセットアップからアップグレードします。
- 一度にある VM をアップグレードするには、Azure ポータルで [保護されたアイテム] > [レプリケートされたアイテム] ページに移動します。VM を選択し、エージェント バージョンの横に表示される [エージェントの更新] ボタンをクリックします。
- VM のセットをアップグレードするには、Azure ポータルで [保護されたアイテム] > [レプリケートされたアイテム] ページに移動します。[新しい Azure Site Recovery Mobility エージェントの更新プログラムが利用可能です。クリックしてインストールしてください] というバナーをクリックします。次に、エージェントをアップグレードする VM のセットを選択します。さらに、ページ下部にある [OK] ボタンをクリックします。
最新の再起動中のエージェントのバージョン | バージョンへのアップグレード | 再起動の必須可否について |
---|---|---|
9.25 | 9.27 | 必須ではない |
9.25 | 9.28 | 必須ではない |
9.25 | 9.29 | 必須ではない |
9.25 | 9.30 | 必須です。 最初にバージョン 9.29 にアップグレードしてからバージョン 9.30 にアップグレードする前に再起動します (最後の再起動が実行されたバージョンとターゲット バージョンとの違いが 4 以上のため)。 |
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参考
Azure Site Recovery documentation
Set up disaster recovery to Azure for on-premises workloads, and Azure VMs.
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