Update Rollup 76 for Azure Site Recovery が公開されました

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Azure Site Recovery (ASR) のアップデート プログラム、Update Rollup 76 for Azure Site Recovery が公開されました。

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Update Rollup 76 for Azure Site Recovery について

導入

ここでは、Microsoft Azure Site Recovery Update Rollup 76 で修正された問題のバージョンについて、以下に説明します :

修正された問題の詳細、およびこのアップデートをインストールする前に確認する必要のある前提条件について説明します。

前提条件

Microsoft Azure Site Recovery Provider Update Rollup 74 をインストールするには、次のどれかがインストールされている必要があります :

  • Microsoft Azure Site Recovery Provider (バージョン 5.23.x 以降)
  • Microsoft Azure Recovery Services Agent (バージョン 2.0.9263.0 以降)
[コントロール パネル] – [プログラムと機能] からインストールされているバージョンを確認することが可能です。

このアップデートによる改善点と修正された問題

この更新プログラムをインストールすることで、次の問題を修正および改善点があります。

Mobility サービス

Linux OS サポート
  • Azure to Azure/Modernized VMware to Azure/物理 to Azure
    • 新しい Distro サポート
      • OEL9.4
    • 新しいカーネルのサポート
      • UBUNTU-22.04-64
        • 5.15.0-1070-azure
        • 5.15.0-118-generic
      • SLES15-64
        • 5.14.21-150500.33.63-azure:5
        • 5.14.21-150500.55.73-default:5
      • SLES12-64
        • 4.12.14-122.222-default:5
        • 4.12.14-122.225-default:5
        • 4.12.14-16.194-azure:5
      • DEBIAN11-64
        • 5.10.0-26-amd64
        • 5.10.0-26-cloud-amd64
        • 5.10.0-31-amd64
        • 5.10.0-31-cloud-amd64
        • 5.10.0-32-amd64
        • 5.10.0-32-cloud-amd64
        • 6.1.0-0.deb11.13-amd64
        • 6.1.0-0.deb11.13-cloud-amd64
        • 6.1.0-0.deb11.17-amd64
        • 6.1.0-0.deb11.17-cloud-amd64
        • 6.1.0-0.deb11.18-amd64
        • 6.1.0-0.deb11.18-cloud-amd64
        • 6.1.0-0.deb11.21-amd64
        • 6.1.0-0.deb11.21-cloud-amd64
        • 6.1.0-0.deb11.22-amd64
        • 6.1.0-0.deb11.22-cloud-amd64
      • UBUNTU-20.04-64
        • 5.15.0-1070-azure
        • 5.4.0-1135-azure
        • 5.4.0-192-generic
      • UBUNTU-18.04-64
        • 5.4.0-1135-azure
        • 5.4.0-192-generic

不具合修正

  • UEK5 カーネルを搭載した OEL 7 VM が、連鎖 BIO でシステム クラッシュを引き起こしていた問題を修正しました
  • Linux カーネル モジュールのメモリ リークを修正しました
  • Linux カーネル モジュールでメモリの 6.25% 以上を予約する問題を修正しました
  • Linux ディストリビューション RHEL9-64、UBUNTU-18-04-64、DEBIAN9-64、OL8-64 に openssl ダイナミック リンク サポートを追加しました

Microsoft Azure Site Recovery レプリケーション アプライアンス

コンポーネント バージョン
Physical discovery server 2.0.2027.28
Discovery server 2.0.2027.39
Site Recovery provider 5.24.0902.11
Appliance configuration manager 6.0.1316.59
Proxy server 1.40.9206.9801
Replication service 1.40.9206.11711
Re-protection server 1.42.9206.11772
Push install agent 1.42.9206.12615
Recovery Services agent 2.0.9938.0
Process server 9.63.7187.1

Azure Site Recovery オンプレミス コンポーネントのアップデート

オンプレミス VMware/物理サイトと Azure 間 (Modernized)

  1. Appliance Configuration Manager に移動し、オンプレミス管理アプライアンスが最新であることを確認します。そうでない場合、最新バージョンの背後にあるコンポーネントの最新バージョンをダウンロードします。
  2. Azure ポータルに移動し、[保護されたアイテム] > [レプリケートされたアイテム] ページに移動します。このページで VM を選択します。各 VM のページの下部に表示される [エージェントのアップデート] ボタンを選択します。これにより、保護されているすべての VM の Mobility サービス エージェントがアップデートされます。
すべての最新の変更がソース コンピューターに読み込まれていることを確認するために、Mobility エージェントをアップグレードするたびに再始動することを推奨します。しかし必須ではありません。最後の再起動中のエージェントのバージョンと現在のバージョンの差が 4 より大きい場合、再起動は必須です。詳細な説明については次の表を参照してください。
最新の再起動中のエージェントのバージョン バージョンへのアップグレード 再起動の必須可否について
9.25 9.27 必須ではない
9.25 9.28 必須ではない
9.25 9.29 必須ではない
9.25 9.30 必須です。
最初にバージョン 9.29 にアップグレードしてからバージョン 9.30 にアップグレードする前に再起動します (最後の再起動が実行されたバージョンとターゲット バージョンとの違いが 4 以上のため)。
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参考

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