Bicep v0.36.1 がリリースされました

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Azure リソースをデプロイするドメイン固有言語である Bicep の最新バージョン v0.36.1 が 2025/05/31 にリリースされました。

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Bicep v0.36.1 のアップデート内容

 ハイライト

  • 変数のオプション型が GA リリースしました (#17055)
    
    // current variable syntax
    var foo = 'hello'
    
    // new variable syntax with optional type
    var foo string = 'hello'
    
  • deployer() 関数の戻り値の型に userPrincipalName を追加しました (#17099)
    使用例 :

     var myUser = deployer().userPrincipalName 
  • [試験的] スナップショット検証用の新しい CLI コマンドグループ bicep snapshot を追加しました。使用方法については、"Using the snapshot command" を参照してください
    • ビデオ デモは、こちらから確認可能です
  • [試験的] ローカル デプロイ: エンド ツー エンドのシナリオをサポートするためのさまざまな改善を実施しました (#17048#17195#17234#17235#17095)
    • ビデオ デモは、こちらから確認可能です
  • [moduleIdentity の試験的機能が必要となります] モジュールにおける ID 割り当てをサポートしました (#17150#17233)
    使用例 :

    param identityId string
    
    module mod './module.bicep' = {
      identity: {
        type: 'UserAssigned'
        userAssignedIdentities: {
          '${identityId}': {}
        }
      }
    }
    
    これは将来の機能のために導入されたものであるため、現在バックエンド サービスではサポートされていないことに注意してください。
  • Bicep 拡張機能フラグを削除しました (#17094)
    Bicep 拡張機能を使用するためのドキュメントは、こちらから確認可能です

修正点

  • 関数の引数に対する補完を修正しました (#17146)
  • パラメーター json 内の KV 参照の逆コンパイルを有効にしました (#17196)
  • ユーザー定義関数で外部変数の補完を許可しました (#17198)
  • インポートされた変数/関数/型シンボルの大文字と小文字を区別しない名前の衝突を処理します (#17200)
  • ループ インデックス変数に値の境界を追加しました (#17201)
  • あいまいなスコープでエラー診断を発生させてました (#17202)
  • oci モジュールからインポートされたシンボルの F12 を修正しました (#16941)
  • use-secure-value-for-secure-inputs リンター ルール : 誤検知をいくつか削除しました (#17107)
  • ユーザー定義の型付きパラメーターを処理するためのケースを追加しました (#16864)
  • 'extends' キーワードの補完サポートを追加しました (#17194)

コミュニティへの貢献

  • 未使用のコンパイル時におけるインポートについて警告するリンター ルールを追加しました (#16990) - @GABRIELNGBTUC に感謝!
  • ファイルにデプロイされるファイルで使用される宣言が含まれず、変数がエクスポートされている場合、リンター ルール "Maximum number of variables used (使用される変数の最大数)" を無効にしました (#17149) - @GABRIELNGBTUC に感謝!
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