AzCopy v10.30.0 がリリースされました

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2025/08/07 に AzCopy v10.30.0 がリリースされたので、リリース内容をまとめました。

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AzCopy v10.30.0 について (意訳)

重大な変更

  • Azure Files (NFS/SMB) を含む転送の場合、AzCopy はファイル共有を自動作成しなくなりました
  • AzCopy バイナリと最新バージョン情報は、静的 Web サイトではなく、Github リリースから配布されるようになりました (#3014)

新機能

  • REST 経由の Azure Files NFS をサポートしました
    REST を用いた、ローカル Linux システムと Azure Files NFS 間でデータを転送できるようになりました。この機能を使用するには、--from-to フラグを明示的に指定する必要があります

    • ローカル Linux から Azure Files NFS への転送 (--from-to=LocalFileNFS)
    • Azure Files NFS からローカル Linux への転送 (--from-to=FileNFSLocal)
    • Azure Files NFS 共有間の転送 (--from-to=FileNFSFileNFS)
  • サービス間のコピーのコピー ソース エラー コードとステータス コードの再試行のサポートを追加しました (#3105)
  • EntraID を用いた Azure Files から Blob Storage へのサービス間コピーのサポートを追加しました (#3053)

不具合修正

  • --trailing-dot=Disable で既に削除されているファイルをコピーした際、404 ではなく間違ったエラーが発生する不具合を修正しました (#3092)

サポート性

  • コンテナーの作成に失敗した場合の警告メッセージを削除しました。コンテナーを作成するための権限が不足していて、コンテナーが既に存在する場合、このメッセージは誤解を招く可能性がありました (#3045)
  • ブロック サイズが帯域幅制限より大きい場合に返されるエラー メッセージを改善しました (#3051)
  • 転送が 1,000 万オブジェクトを超える場合、ユーザーに警告するようになりました (#3111)
  • 複数の AzCopy プロセスが実行中の場合、ユーザーに警告するようになりました (#3128)
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参考サイト

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