2025/10/29 に AzCopy v10.31.0 がリリースされたので、リリース内容をまとめました。
Release AzCopy v10.31.0 ?? Azure/azure-storage-azcopy
Version 10.31.0New FeaturesAzure Files NFS -> Azure Files SMB transfers.Transfer from Azure Files NFS to Azure Files SMB...
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AzCopy v10.31.0 について (意訳)
新機能
- Azure Files NFS -> Azure Files SMB 転送
- Azure Files NFS から Azure Files SMB に転送します (--from-to=FileNFSFileSMB)
- Azure Files SMB -> Azure Files NFS 転送
- Azure Files SMB から Azure Files NFS に転送します (--from-to=FileSMBFileNFS)
- Azure Files NFS 共有に対するシンボリック リンク サポート
Azure Files NFS 共有のシンボリック リンクに対するサポートを導入
シンボリックリンクは、コマンドラインフラグに基づいて保持、スキップ、もしくは追跡可能- シンボリックリンクを保持 : --preserve-symlinks=true
- シンボリックリンクをスキップ : フラグが指定されていない場合の既定の動作
- シンボリックリンクをフォロー : --follow-symlinks=true
- バージョン チェックをオプトイン機能にするための --check-version フラグを追加しました (#3173)
- --include-root フラグを --preserve-XXXX フラグと組み合わせて使用することで、ルート プロパティを保持できるようになりました (#3163)
Dependency updates依存性のアップデート
- Golang 1.24.4 -> 1.24.6 (#3154)
不具合修正
- さまざまなネットワーク エラー時に再試行する不具合を修正しました (#3237) (#3252)
- エンコードされた文字を含むパスで削除が機能しない不具合を修正しました (#2977)
- ジョブの再開時に以前に失敗したジョブの出力が生成されない不具合を修正しました (#3103)
- ソース上の EntraID を用いた FileBlob 転送で間違ったサービス バージョンが渡される不具合を修正しました (#3242)
- Windows で WSAETIMEDOUT を再試行する不具合を修正しました (#3195)
- フォルダー作成呼び出しが必要以上に頻繁に発生するフォルダー作成トラッカーの不具合を修正しました (#3151)
- ログから x-ams-credential を削除する不具合を修正しました (#3206)
- 古いバージョンの Az.Accounts で PowerShell ログインが失敗する不具合を修正しました (#3191)
- シンボリックリンクの直接ターゲットがシンボリックリンクではなくファイルとして処理される不具合を修正しました (#3222)
コードの改善
- トラバーサー関連のコードを独自のパッケージにリファクタリングしました (#3251)
- グローバル シングルトン アクセスの代わりにクライアント ベースのパターンを使用するよう、OAuth トークン マネージャー アクセスをリファクタリングしました (#3260)
- 資格情報管理に関連する未使用のコードを削除しました (#3260)
- ライフサイクル UI コードを cmd パッケージにリファクタリングしました (#3262)
- エラー処理コードが JobMgr に挿入されるか、グローバル LCM エラー処理を使用する代わりに適切に上方にバブルアップされるようになりました (#3262)
重大な変更
- AzCopy は既定でバージョン チェックを行わなくなりました (#3173)
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