普段は使用していないノート PC (ARM 版 Windows 11) で PowerShell 7 を v7.5.4 にバージョンアップしたら以下のエラーが表示されて動作しなくなりました。
発生した問題は無事解決しましたが、原因とその時の対処方法を備忘録としてまとめました。
PowerShell 7 をバージョンアップした際の原因と対処方法
エラーの内容
PowerShell 7 起動時、以下のエラー メッセージが表示され、コマンドを受け付けない状態でした。
※管理者権限で起動した際も同様の現象が発生
Cannot load PSReadline module.  Console is running without PSReadline. The 'Set-Location' command was found in the module 'Microsoft.PowerShell.Management', but the module could not be loaded due to the following error :[An error occurred while creating the pipline.] For more information, run 'Import-Module Microsoft.PowerShell.Management'.
なお、Windows に標準搭載されている Windows PowerShell の起動は問題なく行えました。
この手のエラーは ExecutionPolicy (実行ポリシー) が RemoteSigned よりも制限がある場合などに発生することがあるので、システムおよび自身の PowerShell 設定ファイル (powershell.config.json) を確認、ExecutionPolicy を RemoteSigned に設定しましたが回避されなかったため、これには該当しませんでした。
原因について
埒が明かなかったので、一旦アンインストールしてから再インストールしての切り分けをしようと [インストールされているアプリ] 画面を起動したら、ARM 版 PowerShell と x64 版 PowerShell の両方がインストールされている状態でした。
ARM 版と x64 版の混在で動作に影響があるかどうか、それぞれのインストール画面を確認したら、どちらともデフォルトのインストール先が "C:\Program Files¥PowerShell" となっていました。
| x64 版インストール画面 | ARM 版インストール画面 |
|---|---|
![]() |
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これは、x64 版 PowerShell をインストールしていたのを忘れて ARM 版 PowerShell をインストール、x64 版の情報が微妙に残ってしまったことが原因と思われます。

分かるか、こんなもん (
// 少なくともインストール中にエラーを出してほしい...
対処方法について
原因が判明したので、x64 版 PowerShell と ARM 版 PowerShell をアンインストール、ARM 版 PowerShell を再インストール後 に PowerShell 7 を起動したところ、現象は回避され、問題なく起動できることを確認しました。
まとめ
今回発生した問題について、実行ポリシーの問題ではなく x64 版 PowerShell と ARM 版 PowerShell が同一フォルダーに混在してインストールされていたことが原因であり、両方ともアンインストール、ARM 版 PowerShell だけインストールすることで現象を回避することができました。
また、発生要因として、出先でしか使用しないため使用頻度が減っていたノート PC の OS が ARM 版 Windows 11 であったことと、インストールしているアプリが x64 版でインストールしていたのか、ARM 版でインストールしていたのかをきちんと把握していなかったことですね。
ARM 版 Windows 11 を使用されている方は、アプリやドライバが x64 版なのか ARM 版どちらでインストールしているのか、インストール/アップデート前にあらかじめ確認することをおすすめします。









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