Azure IaaS 上の FreeBSD 11.0 仮想マシンで freebsd-update を実行した際に発生した問題が 11.0-RELEASE-p8 で修正されました

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以前、「Azure IaaS 上の FreeBSD 11.0-RELEASE 仮想マシンで freebsd-update を実行すると OS が起動しなくなる可能性がある」という記事を投稿、freebsd-update 後に OS が起動しなくなるという内容で記載していましたが、2017/02/23 にその問題が修正された旨のアナウンスがありました。

FreeBSD 11.0-RELEASE-p8 にはその修正が含まれており、実際に freebsd-update を実行、再起動してみましたが、問題なく起動することができました。

  • freebsd-update 実行前
  • freebsd-update 実行、再起動後

なお、「Azure IaaS 上の FreeBSD 11.0-RELEASE 仮想マシンで freebsd-update を実行すると OS が起動しなくなる可能性がある」にも記載していますが、freebsd-update を実施した場合、カーネルランドもアップデートされてしまいます。Azure IaaS で提供されている FreeBSD 仮想マシンは、Microsoft 独自のカスタムカーネルのため、気になる方はユーザーランドのみアップデートするように /etc/freebsd-update.conf を編集する必要があります。

また FreeBSD 11.0-RELEASE-p8 は、Hyper-V (2012 R2) 仮想マシンで動作する FreeBSD 11.0 の環境で発生する現象と同様の不具合対策にもなっているようです。Hyper-V 上で FreeBSD 11.0-RELEASE が動作しないとお悩みの方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

参考

コメント

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