Configuration Manager Technical Preview version 1906 が公開されました

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2019/06/12 (現地時間) に Configuration Manager Technical Preview version 1906 が公開された旨のアナウンスがありました。

Configuration Manager Technical Preview version 1906 の機能については、以下の Microsoft Docs サイトに記載 (英語) されています。

Configuration Manager Technical Preview version 1906 を利用するには、Configuration Manager Technical Preview コンソールから利用可能となっています。新規インストールの場合、TechNet Evaluation Center で入手可能な 1902.2 ベースライン版の Configuration Manager Technical Preview Branch を使用してください。Technical Preview Branch リリースでは、テスト環境上で Configuration Manager の新機能について検証することが可能です。

最新の Technical Preview に関する意見について、コンソールから直接フィードバックを送信することができます。また、製品の問題については Feedback Hub アプリ、新機能については UserVoice ページにアクセスしてください。

version 1906 から追加された新機能および機能改善内容抜粋 (意訳)

UserVoice フィードバックに基づき、デバイス ターゲット アプリケーション展開のユーザー カテゴリーは、Software Centerのフィルターとして表示されます。プロパティの Software Center ページで、アプリケーションに対するユーザー カテゴリーの指定が可能になりました。

これらのユーザー カテゴリーは、Software Center のフィルターとして利用可能です。

詳細については、 Filter applications deployed to devices を参照してください。

このプレビュー リリースには、次の新機能が含まれます :

  • メンテナンス タスクの改善 : サイト サーバーの詳細ビューで、サイト サーバーのメンテナンス タスクを独自のタブから表示および編集が可能になりました。
  • Configuration Manager の更新データベースのアップグレード モニタリング : Configuration Manager のアップデートを適用する際、インストール状態のウィンドウに Upgrade ConfigMgr データベース タスクの状態の確認が可能になりました。
  • 新しく利用可能になったソフトウェア用に再設計された通知ロジック : New Software is Available という通知は、特定のアプリケーションおよびリビジョンのユーザーに対して一度だけ表示されます。ユーザーはログオンするたびに通知が表示されなくなります。
  • フォルダーの RBAC : UserVoice フィードバックに基づき、フォルダーにセキュリティ範囲の設定が可能になりました。
  • Azure Active Directory ユーザー グループの検出 : Azure Active Directory (Azure AD) からユーザー グループおよびそれらのグループのメンバーを検出できるようになりました。
  • クラウド管理ゲートウェイを用いた Remote Control Anywhere : 管理者もしくはヘルプデスク オペレーターは、クラウド管理ゲートウェイを介してインターネット経由で Remote Control を介してクライアントに接続します。
  • Community Hub の改善 : スクリプトとレポートに対する既存のサポートとは別に、Community Hub は次のオブジェクトをサポートするようになりました。PowerShellスクリプト、レポート、タスク シーケンス、アプリケーション、および構成アイテム。更新されたハブ アイテムを消費する機能があります。
  • CMPivot に結合、追加演算子、およびアグリゲーターの追加 : CMPivot に対する UserVoice フィードバックに基づき、追加の算術演算子、アグリゲーター、および Registry と File の併用などのクエリ結合を追加する機能が追加されました。
  • CMPivot スタンドアロンの改善 : セキュリティ管理者など、より多くの人々が CMPivot を使用できるようにするために、CMPivot をコンソール外で実行可能としました セキュリティ管理者ロールの既定の権限も拡張しました。これらの変更により、組織全体でリアルタイム クエリの実行が可能となります。
    • CMPivot スタンドアロンの改善 : コマンドラインを用いずに CMPivot スタンドアロンに接続することが可能となります。
    • Security Administrator ロールに CMPivot アクセス許可を追加 : 次のアクセス許可が Configuration Manager の組み込み Security Administrator ロールに追加されました : SMS スクリプトの読み取り; 収集時に CMPivot を実行; インベントリ レポートの読み取り。
  • Configuration Manager コンソールの改善 : Configuration Manager コンソールの一部のノードで管理サービスの使用が可能となりました。この変更により、コンソールは WMI 経由ではなく HTTPS 経由で SMS プロバイダとの通信が可能となります。
  • Windows Virtual Desktop のサポート : Windows Virtual Desktop は、Microsoft Azure および Microsoft 365 のプレビュー機能です。Configuration Manager Technical Preview を用いて、Azure 上で Windows を実行しているこれらの仮想デバイスの管理が可能となりました。
  • 再起動に対するより頻繁なカウントダウン通知 : スヌーズ期間を指定して、再起動間隔を長くするk十ができます。
  • デバイス トークンを使用した共同管理自動登録 : 新しく共同管理されるデバイスは、その Azure Active Directory (Azure AD) デバイス トークンに基づき Microsoft Intune サービスに自動的に登録されます。
  • 共同管理ワークロード用の複数のパイロット グループ : 共同管理ワークロードごとに異なるパイロット コレクションの構成が可能です。さまざまなパイロット コレクションを使用できるようになると、ワークロードをシフトするときに、より詳細なアプローチをとることが可能となります。
  • サードパーティ製のアップデート カタログの追加オプション­ : サードパーティ製のアップデート カタログを Configuration Manager に同期させる方法に関する追加の構成オプションがあります。
  • タスク シーケンス中にクライアント キャッシュからアプリのコンテンツを消去 : アプリケーションのインストール タスク シーケンス ステップで、ステップ実行後にクライアント キャッシュからアプリのコンテンツを削除できるようになりました。この動作は、小さなハード ドライブを搭載したデバイスや、多数の大きなアプリケーションを続けてインストールする場合に便利です。
  • NTLM フォールバックに対するインサイト ルールの管理 : 管理インサイトには、サイトに対して安全性の低い NTLM 認証フォールバックが有効かどうかを検出する新しいルールが含まれています。
  • OS 展開の改善 : 次のとおり :
    • UserVoice フィードバックに基づき、タスク シーケンスを実行する際、変数の編集がより簡単になりました。
    • UserVoice フィードバックに基づき、タスク シーケンスは新しい読み取り専用の変数 _SMSTSLastContentDownloadLocation を設定します。
    • このリリースでは、Technical Preview version 1905 から BitLocker を無効にする手順の改善をさらに繰り返します。クライアント側の機能に関する既知の問題を解決し、新しい変数 OSDBitLockerRebootCountOverride を追加します。

参考

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