備忘録として。
仕事で使用するサブスクリプションとプライベート (検証) で使用するサブスクリプションを使い分けるために、Azure にサインインするアカウントを分けているのですが、Az モジュールを用いて Azure にサインインする際、仕事用のアカウントでサインインしても、実際にはなぜかプライベート用のアカウントでサインインされてしまうようになりました。
Disconnect-AzAccount を用いてコンテキスト情報を削除、再度サインインしても、状況が変わらなかったので、前回のセッション情報を保持しない (無効化する) ように設定を変更、PowerShell プロンプト再起動したのち、うまく動作しました。
セッション情報の保持設定が有効になっているかどうかを確認するには、Get-AzContextAutosaveSetting コマンドレットを用います。以下の実行結果は、セッション情報の保持設定が有効になっていることを示しています。
セッション情報の保持設定を無効にするには、Disable-AzContextAutosave コマンドレットを用います。
再度セッション情報の保持設定を無効にするには、Enable-AzContextAutosave コマンドレットを用います。
参考
- PowerShell セッション間でユーザーの資格情報を保持する | Microsoft Docs
https://docs.microsoft.com/ja-jp/powershell/azure/azurerm/context-persistence - Get-AzContextAutosaveSetting (Az.Accounts) | Microsoft Docs
https://docs.microsoft.com/en-us/powershell/module/az.accounts/get-azcontextautosavesetting - Disable-AzContextAutosave (Az.Accounts) | Microsoft Docs
https://docs.microsoft.com/en-us/powershell/module/az.accounts/disable-azcontextautosave - Enable-AzContextAutosave (Az.Accounts) | Microsoft Docs
https://docs.microsoft.com/en-us/powershell/module/az.accounts/enable-azcontextautosave