セキュリティの一環として、一部のサブスクリプション オファーを除き、2017/11/15 以降に作成されたサブスクリプションは、Azure からグローバル IP アドレス (外部ドメイン) 向けの通信において、メールの送信プロトコル SMTP で使用される送信 TCP ポート 25 がブロックされるようになりました。
※プライベート IP アドレス (内部ドメイン) 向けの通信における送信 TCP ポート 25 はブロックされません。また、サブミッション ポートとして利用される送信 TCP ポート 587 についても、グローバル / プライベートともにブロックされません。
以下の公開ドキュメントにも記載はありますが、Azure からグローバル IP アドレス向けにメールを送信する場合は、認証済み SMTP リレー サービスを推奨しています。
- Azure でのアウトバウンド SMTP 接続のトラブルシューティング | Microsoft Docs
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-network/troubleshoot-outbound-smtp-connectivity
2017/11/15 以前に作成されたサブスクリプションについて、送信 TCP ポート25 番ポートが利用可能 (解放されている) かどうかを確認したいということであれば、Azure PowerShell の「Get-AzProviderFeature (もしくは Get-AzProviderFeature)」を用います。
具体的な実行コマンドは、以下となります。
実行結果は、このように表示されます。
なお、Azure PowerShell から申請、有効にしようとしてもサポート外のため、できません。上記公開ドキュメントで対象かどうかを確認したうえで、申請をお願いします。
参考
- Get-AzProviderFeature (Az.Resources) | Microsoft Docs
https://docs.microsoft.com/en-us/powershell/module/az.resources/get-azproviderfeature - Register-AzProviderFeature (Az.Resources) | Microsoft Docs
https://docs.microsoft.com/en-us/powershell/module/az.resources/register-azproviderfeature - Get-AzureRmProviderFeature (AzureRM.Resources) | Microsoft Docs
https://docs.microsoft.com/en-us/powershell/module/azurerm.resources/get-azurermproviderfeature - Register-AzureRmProviderFeature (AzureRM.Resources) | Microsoft Docs
https://docs.microsoft.com/en-us/powershell/module/azurerm.resources/register-azurermproviderfeature