VMware PowerCLI 12.6.0 がリリースされました

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2022/04/07 (現地時間) に VMware PowerCLI の最新版である VMware PowerCLI 12.6.0 がリリースされされました。

リリースノートはこちら。

VMware PowerCLI 12.6.0 の変更点やユーザーガイドなどについては、以下 VMware サイトにリンクが纏められています。

VMware PowerCLI 12.6.0 のインストールについては、PowerShell Gallery 経由から可能となっています。

なお、Hyper-V の機能がインストールされている環境の場合、以下のエラーメッセージ (コマンドレットが重複する) が表示されるため、注意が必要です。

  1. VMware PowerCLI 12.6.0 におけるアップデート内容 (意訳)
    1. 機能の追加
    2. 修正
    3. 不具合修正
    4. モジュールのアンインストールについて
  2. 関連サイト
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VMware PowerCLI 12.6.0 におけるアップデート内容 (意訳)

機能の追加

  • The VMware.Sdk.Nsx.Policy module has been added to provide functionality, which enables you to manage the NSX Policy API with VMware PowerCLI.
    VMware PowerCLI を使用して NSX Policy API を管理でできる機能を提供するため、VMware.Sdk.Nsx.Policy モジュールが追加されました。
  • vCenter Server アプライアンスのバックアップを管理するための新しいコマンドレットが VMware.VimAutomation.Core モジュールに追加されました。
    • Get-ApplianceBackupJob
    • Get-ApplianceBackupPart
    • New-ApplianceBackupJob
    • Stop-ApplianceBackupJob
    • Wait-ApplianceBackupJob

修正

  • VMware Site RecoveryManager 8.5 をサポートするよう、VMware.VimAutomation.Srm モジュールをアップデートしました。

不具合修正

  • New-HCXMigration
    • New-HCXMigration は、VM モビリティグループの移行中にすべてのソース ネットワークがターゲット ネットワークにマップされているかどうかを検証しませんでしたが、修正されました。
  • New-HCXMigration
    • 非モビリティ移行を開始すると、ネットワークマッピングは移行ダッシュボード UI に表示されませんでしたが、修正されました。
  • Get-HCXMigration
    • Get-HCXMigration は、TargetStorageProfile パラメーターを指定せずに移行がトリガーされた場合、エラーメッセージをスローしましたが、修正されました。
  • Get-HCXVM
    • Get-HCXVM is unable to handle pagination and throws an error message when there is a large number of VMs to list.
      Get-HCXVM はページ付けを処理できず、リストする VM が多数ある場合にエラーメッセージをスローしましたが、修正されました。
  • Get-VsanView
    • PowerShell 7.2.2 で実行した際に、Get-VsanView はオブジェクトのインスタンスに設定されていないタイプ Objectreference のエラーメッセージをスローしましたが、修正されました。
  • VMware.DeployAutomation モジュールのコマンドレットは、特定の vSphere バージョンに対して呼び出されたときに、タイプ No sessionId が見つからない、もしくは vimSessionKey パラメーターが欠落しているというエラー メッセージをスローする場合がありましたが、修正されました。
  • GetRecoveryLocationSettings API は、正しいオブジェクト タイプを返しませんでしたが、修正されました。

モジュールのアンインストールについて

以下のコマンドを実行することで、PowerCLI 12.6.0 のモジュールをすべて削除することが可能です。

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関連サイト

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