Windows Server 2008 SP2が公開されて1年以上経っていますが、適用する機会がありました。その際、SP2を適用する前にKB950050 (Hyper-V 1.0 RTM)を事前に適用したほうがよいといった情報が飛び交いました。KB950050はSP2に含まれているはず、と思い情報を探してみました。
要は、Windows Server 2008でHyper-Vの機能を有効にしている環境では、作成した仮想マシンが起動できなくなるので、事前にKB950050を適用してHyper-V 1.0 RTMしてからWindows Server 2008 SP2を適用してねということです。
なお、Windows Server 2008 SP2適用に関する情報は各社ベンダでも公開されています。ご参考までに。
- Windows Server 2008 Hyper-V の一般的な留意事項 (富士通)
http://primeserver.fujitsu.com/primergy/software/windows/os/2008/general-hv.html - Windows Server 2008 Service Pack2を適用する前に – Hyper-Vについて (日立)
http://www.hitachi.co.jp/products/it/windows_os/support/sp_caution.html#ES800 - Windows Server 2008 および Windows Vista の Service Pack 2 について (NEC)
http://support.express.nec.co.jp/w2008/sp2.html
[参考]
- Windows Server 2008/Windows Vista SP2 | Service Pack | TechNet
http://technet.microsoft.com/ja-jp/windowsserver/dd262148.aspx - ダウンロードの詳細 : Windows Server 2008 x64 Edition 用の Hyper-V 更新プログラム (KB950050)
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=f3ab3d4b-63c8-4424-a738-baded34d24ed&displaylang=ja - Virtual machines that were created on the beta version of the Hyper-V role do not start after the Hyper-V role is updated to a later version
http://support.microsoft.com/kb/949222/