[ここで記載している内容はRC (Release Candidate) 版の内容となります。マイクロソフト社から提供されるRTM版の仕様および機能について異なる場合があります。あらかじめご容赦願います。]
2012/01/17 (米国時間) にSystem Center 2012 のRC版が公開、バックアップ管理ツールであるData Protection Manager (DPM) も含まれています。
DPM 2012 RC版のネットワーク要件について情報はありましたが、英語のみであったため、日本語で翻訳した内容を纏めました (意訳した内容となります)。
[DPM 2012 RC版のネットワーク要件について]
DPM 2012 RC版のネットワーク要件については、以下となります。
- DPMは、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2008、もしくはWindows Server 2003 Active Directoryドメインに所属するx64版のコンピューター上にインストールされる必要があります。
- DPMは、DPMサーバーが所属するドメインで双方向の信頼関係があるフォレストのドメインの向こう側にあるサーバーおよびワークステーションの保護が可能です。
- ドメインに双方向の信頼が存在しない場合、ワークグループ内もしくは信頼できないドメイン内のコンピューターのためにDPMのサポートを用いてコンピューターを保護することが可能です。より詳細な情報については、「Managing protected computers in workgroups and untrusted domains」を参照してください。
- 別々のフォレストにて、フォレスト レベルの双方向の信頼が確立されている限り、DPMはフォレスト全体でデータの保護をサポートします。フォレスト レベルの信頼関係を準備するために両方のドメインは、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2008またはWindows Server 2003フォレスト モードでなければなりません。
- 広域通信網 (WAN) を超えたデータを保護する場合、最低でも512Kbpsのネットワーク帯域幅が必要です。
[参考]
- Network Requirements – System Center 2012 Data Protection Manager Release Candidate
http://technet.microsoft.com/en-us/library/hh758176.aspx - Software Requirements – System Center 2012 Data Protection Manager Release Candidate
http://technet.microsoft.com/en-us/library/hh758047.aspx - Download Microsoft Private Cloud Evaluation Software
http://technet.microsoft.com/ja-jp/evalcenter/hh505660.aspx