Microsoft Configuration Manager Technical Preview version 2307 が公開されました

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2023/07/28 に Microsoft Configuration Manager Technical Preview version 2307 が公開された旨のアナウンスがありました。

Microsoft Configuration Manager Technical Preview version 2307 の機能については、以下の Microsoft Docs サイトに記載 (英語) されています。

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version 2307 から追加された新機能および機能改善内容抜粋 (意訳)

Technical Preview Branch version 2307 は、Microsoft Endpoint Configuration Manager Technical Preview コンソールで利用可能です。新規インストールの場合、Microsoft Endpoint Configuration Manager Technical Preview Branch の 2307 ベースライン バージョンは、CM2307TP-Baseline、もしくは Evaluation Center から入手可能です。

Technical Preview Branch リリースでは、一般に利用可能になる前に、テスト環境で新しい Configuration Manager 機能を試すことが可能です。

最新の Technical Preview についてのご意見について、コンソールから直接フィードバックを送信してください。

Configuration Manager ポリシー設定を用いた Windows 11 エディションへのアップグレード

管理者は、Configuration Manager のエディション アップグレードを用いてポリシーを作成、Windows 11 エディションをアップデートできるようになりました。

Windows 11 アップグレード準備ダッシュボード

管理者は、このダッシュボードを用いて Windows 11 アップグレード戦略を考案し、Windows 11 アップグレードの準備ができている組織内のデバイスを検出することが可能となります。また、このダッシュボードには、インストールされている機能アップデート プログラムのバージョン別の数と、組織内のすべての Windows デバイスのビューも表示されます。管理者は、デバイスのアップグレードに対応した Windows 11 のコレクションを作成し、それらのデバイスに機能アップデート プログラムをロールアウトできます。

このダッシュボードでは、次の 4 つのグラフが提供されます :

  • Windows デバイス情報 : 組織内の Windows 7、8、10、および 11 デバイス数を表示します。
  • 機能アップデート バージョン : 組織内の各機能アップデート バージョン数を表示します。
  • アップグレード エクスペリエンス インジケーター : 次のどちらかの状態にある各デバイスの情報を表示します :
    • Windows 11 にアップグレードできない (赤色) デバイスは、アップグレードできません。
    • Windows 11 にアップグレードする前にアプリのアップグレード/アンインストールが必要な (黄色) デバイスは、アプリケーションのアップデートまたはアンインストールが必要です。
    • アプリ/ドライバーのアップグレードが必要 (オレンジ色) デバイスは、Windows 11 へのアプリケーションのアップグレードが必要です。
    • アップグレードの準備完了 (緑色) デバイスは、Windows 11 へのアップグレードが可能です。
  • Windows 11 の最小ハードウェア要件 : Windows 11 をサポートするために必要なハードウェアとソフトウェアの最小要件を示します。

スクリプトの実行時間をスケジュールするためのオプション

スクリプト実行ウィザードには、管理者が将来のスクリプトの実行時間をスケジュールできるようにするスケジュール オプションが提供されるようになりました。これは指定したスケジュールにしたがい、マネージド デバイスでのスクリプトの実行を自動化する便利な方法を提供します。

Azure Logic アプリケーションからの実行の詳細を通知する外部サービス

この統合により、Configuration Manager コンソール内で直接 Azure Logic App 通知の監視と管理が可能になり、重要なイベントを追跡、適切なアクションを実行し、高レベルの運用効率を維持するための一元的な場所を提供するようになりました。

注意

この機能を使用するには、有効な Azure AD Web アプリが必要となります。管理者サービス管理用の Azure サービスを \Administration\Overview\Cloud Services\Azure Services にデプロイしてください。サービスが既にデプロイされている場合、管理者は既存の Web アプリケーションを用いて、Azure Logic アプリから実行の詳細を表示可能です。

既知の問題 : 管理者サービス管理用の Azure サービス Web アプリの構成中に予期しないエラーが発生する可能性がありますが、サービスの作成には影響しないため無視できます。

PS コマンドレットを用いたメンテナンスウィンドウの作成

メンテナンス ウィンドウは、Configuration Manager クライアントがタスクを実行可能な繰り返しの期間です。

PowerShell コマンドレット : New-CMMaintenanceWindow は、コレクションのメンテナンス期間を作成するために使用されます。以前、Offset パラメータは 0 ~ 4 の間でのみ設定可能でしたが、現在は 0 ~ 7 の間に拡張されています。

Windows ネイティブの再起動エクスペリエンスを持つ Windows 11 22H2 以降の Orchestrator Service (USO) に対するアップデート

Configuration Manager からソフトウェア アップデート プログラムをインストールする際、管理者はネイティブの Windows Update 再起動エクスペリエンスを使用することを選択できるようになりました。この機能を使用するには、クライアント デバイスが Windows ビルド 22H2 以降を実行している必要があります。[コンピューターの再起動] クライアント デバイスの設定で、再起動エクスペリエンスとして Windows が選択されていることを確認します。ブランド情報は、再起動が必要な更新プログラムの Windows 再起動通知に含まれます。

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