2024/01/30 に AzCopy v10.23.0 がリリースされました。
- Release AzCopy v10.23.0 · Azure/azure-storage-azcopy · GitHub
https://github.com/Azure/azure-storage-azcopy/releases/tag/v10.23.0
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AzCopy v10.23.0 について (意訳)
新機能
- –ignore-error-if-completed フラグを用いて、キャンセルされたジョブがすでに完了している場合に、エラーを無視して概要を出力するサポートを追加しました (#2519)
- 高スループットの追加 Blob のサポートを追加しました。追加 Blob ブロック サイズを最大 100 MB に設定できるようになりました (#2480)
- –exclude-container フラグを用いて、アカウントからアカウントに転送するときにコンテナーを除外するサポートを追加しました (#2504)
不具合修正
- AZCOPY_AUTO_LOGIN_TYPE を大文字以外の形式で指定した際、正しく解析されない問題を修正しました (#2499)
- ファイルの名前を一時プレフィックスからファイル名に変更するのに失敗しても、転送の失敗と判断されない問題を修正しました (#2481)
- ログを閉じるとベンチマーク ジョブに対してパニックが発生する問題を修正しました (#2537)
- –preserve-posix-properties がダウンロード時に機能しない問題を修正しました (#2497)
- Linux で –decompress を受け入れない問題を修正しました (#2392)
- ログ ファイルに .log 拡張子が欠落する問題を修正しました (#2529)
- –force-if-read-only フラグを使用する際、AzCopy が読み取り専用ディレクトリにメタデータ プロパティを設定できない問題を修正しました (#2515)
- 再開したジョブの AzCopy ログの場所が誤って報告される問題を修正しました (#2466)
- Linux で SMB プロパティの保持に関する問題を修正しました (#2530)
- ソースで OAuth を用いてサービス間コピーを長時間実行すると、トークンの有効期限が早すぎてしまう問題を修正しました (#2513)
- AzCopy が既に存在するフォルダーを作成しようすると、多くの不要な要求が発生する問題を修正しました (#2511)
ドキュメンテーション
- 公開ドキュメントと一致するよう、–include-directory-stub インライン ヘルプをアップデートしました (#2488)
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参考サイト
- azcopy | Microsoft Docs
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/storage/common/storage-ref-azcopy?WT.mc_id=AZ-MVP-4038156 - AzCopy v10 を使用して Azure Storage にデータをコピーまたは移動する | Microsoft Docs
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/storage/common/storage-use-azcopy-v10?WT.mc_id=AZ-MVP-4038156 - Azure/azure-storage-azcopy: The new Azure Storage data transfer utility – AzCopy v10
https://github.com/Azure/azure-storage-azcopy