Azure CLI v2.61.0 がリリースされました

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2024/05/21 に Azure CLI v2.61.0 がリリースされました。

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Azure CLI v2.61.0 (May 21, 2024) のアップデート内容

AKS

  • [重大な変更] az aks create : –enable-managed-identity–service-principal/–client-secret を同時に指定すると、MutuallyExclusiveArgumentError が発生します
  • [重大な変更] az aks create : オプション –enable-managed-identity のデフォルト値を True から False に変更しました
  • az aks mesh upgrade rollback/complete : ユーザーに操作の確認を求めないようにサポートするため、–yes パラメータを追加しました
  • az aks create/update : –node-os-upgrade-channel パラメーターに SecurityPatch オプションを追加しました
  • az aks create/update : Kubernetes 名前空間とデプロイメントの詳細をコスト分析ビューにエクスポートできるようにするため、新しいパラメーター –enable-cost-analysis を追加しました
  • az aks create : オプション –service-principal–client-secret が同時に指定されていない場合、 –enable-managed-identity の値を True に埋め戻しします
  • az aks nodepool update : 適切な OS SKU の更新をサポートするため、オプション –os-sku を追加しました
  • az aks create : Monitoring アドオンに –ampls-resource-id および –enable-high-log-scale-mode オプション パラメータを追加しました
  • az aks enable-addons : –ampls-resource-id および –enable-high-log-scale-mode オプション パラメーターを追加しました

App Service

  • [重大な変更] az webapp deploy : Linux Web Apps のデプロイメント出力に deployment status API を使用します
  • [重大な変更] az webapp up : Linux Web Apps のデプロイメント出力に deployment status API を使用します
  • [重大な変更] az webapp deployment source config-zip : Linux Web Apps のデプロイメント出力に deployment status API を使用します
  • az functionapp scale config always-ready : alwaysReady プロパティが null の場合は空の配列に設定します
  • az functionapp : フレックス関数アプリのメッセージングをアップデートしました
  • az functionapp deployment source config-zip : Microsoft.Web/serverFarm 読み取り権限を持たないユーザーに関数アプリの展開を許可します
  • az webapp list : リソース グループ名が指定されていないと –show-details が失敗する不具合を修正しました
  • az webapp list-runtimes/create/up : Java 21 サポートを追加しました
  • az functionapp create : Python SDK のデフォルト値の代わりに stacks API netFrameworkVersion 値を使用します
  • az functionapp create : dotnet 分離された Linux 消費アプリの linuxFxVersion が空のままにならなくなります
  • az functionapp : ランタイムが検出できない場合でもコマンドの実行をブロックせず、該当しない場合はランタイムに関する警告の表示を省略しました (例 : centauri アプリ、Docker イメージを実行しているアプリ)
  • az appservice plan create/update : IsolatedV2 メモリ集中型 SKU サポートを追加しました
  • az functionapp create : Centauri 関数アプリの作成時にイメージを提供しない場合、アップデートされたデフォルトの Centauri イメージを使用します

ARM

  • [重大な変更] az stack group/sub/mg create/delete : 非推奨の –delete-all–delete-resources、および –delete-resource-groups フラグを削除しました。代わりに –action-on-unmanage/–aou パラメータを使用します
  • az group delete : –force-deletion-types パラメーターに新しいオプション Microsoft.Databricks/workspaces を追加しました
  • az deployment : 単一の –parameters 引数で .bicepparam を用いたインライン パラメーターをサポートしました
  • az stack group/sub/mg validate : スタック デプロイメントでプリフライト検証を実行するための新しい validate コマンドを追加しました
  • az stack group/sub create : スタックの検証はスタックが作成、もしくはアップデートされる前に行われるようになりました
  • az stack group/sub/mg create/delete : スタック管理対象の管理グループの非管理動作に対するアクションを設定できるようになりました
  • az stack group/sub/mg create : 作成操作の相関 ID がスタックのプロパティとして返されるようになりました
  • az stack group/sub/mg create/delete : 同期していないスタックのリソース一覧に関連するエラーをバイパスするため、新しいフラグ –bypass-stack-out-of-sync-error/–bse を追加しました

Compute

  • [重大な変更] az sig image-definition create : Hyper-V の生成とセキュリティの種類のデフォルト値を設定します
  • az vmss create/update : VMSS で復元ポリシーをサポートするため、新しいパラメーター –enable-resilient-creation および –enable-resilient-deletion を追加しました
  • az vm create/update : –ephemeral-os-disk-placement パラメーターに新しいオプション NvmeDisk を追加しました
  • az vmss create/update : –ephemeral-os-disk-placement パラメーターに新しいオプション NvmeDisk を追加しました
  • az vm create : スナップショットとディスクからの暗黙的なディスク作成をサポートするため、新しいパラメーター –source-snapshots-or-disks および –source-snapshots-or-disks-size-gb を追加しました
  • az vm create : ディスク復元ポイントからの暗黙的なディスク作成をサポートするため、新しいパラメーター –source-disk-restore-point および –source-disk-restore-point-size-gb を追加しました
  • az vmss update : 一時 OS ディスクから非一時 OS ディスクへの VMSS のインプレース相互移行をサポートする、新しいパラメーター –ephemeral-os-disk を追加しました
  • az vmss update : 一時ディスク設定をサポートするため、新しいパラメーター –ephemeral-option を追加しました

Compute Diagnostic

  • az compute-recommender spot-placement-recommender : Spot VM SKU の配置スコアの生成をサポートする新しいコマンドを追加しました

Container app

  • az containerapp create/update : TCP スケール ルールに対する –scale-rule-tcp-concurrency を修正しました
  • az containerapp compose create : 環境の場所が –location から解決されない問題を修正しました
  • #28864 を修正しました :
    • az containerapp ingress update : –transport tcp を用いて http から tcp へのトランスポートのアップデートを修正しました
  • az containerapp compose create : –compose-file-path に複数のサービスが含まれている場合の変数混合の問題を修正しました
  • #28380 を修正しました :
    • az containerapp ingress access-restriction set : name が存在しない場合の KeyError を修正しました

Core

  • CVE-2024-34064 を解決しました
  • [重大な変更] az login : Windows のデフォルトの認証方法として WAM を使用します。詳細な情報は、https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=2271136 を参照してください
  • aaz : AAZArgEnum の拡張値をサポートしました
  • tenantDefaultDomain プロパティと tenantDisplayName プロパティをログイン コンテキストに追加しました (az account list で表示します)
  • すべてのサイレント認証失敗に対して対話型認証を求めるプロンプトを表示します

Key Vault

  • [重大な変更] az keyvault create : デフォルトで –enable-rbac-authorization の値が true になりました
  • az keyvault key create : –default-cvm-policy に使用されるリリース ポリシーをアップデートしました

NetAppFiles

  • [重大な変更] az account backup : backup-vault コマンドを backup コマンドに置き換えました
  • [重大な変更] az volume backup status : volume backup status コマンドを削除し、az netappfiles volumelatest-backup-status show に置き換えました
  • az netappfiles account backup-vault : backup vault コマンド グループを追加しました
  • az netappfiles volume latest-backup-status show : 最新のバックアップ情報を取得するコマンドを追加しました
  • az netappfiles volume latest-restore-status show : 最新のバックアップ情報を取得するコマンドを追加しました
  • az netappfiles resource region-info list : リージョン固有の情報を一覧表示するコマンドを追加しました
  • az netappfiles resource region-info default show : ストレージとネットワークの近接性、および論理ゾーンのマッピング情報を取得するコマンドを追加しました

Network

  • [重大な変更] az network dns zone : –zone-typeregistration-vnetsresolution-vnets を非推奨にしました
  • az network vnet subnet : パラメーター –sharing-scope を追加しました
  • az network private-endpoint-connnection : プライベート エンドポイント接続に対して Microsoft.App/managedEnvironment を追加しました
  • #28615 を修正しました :
    • az network application-gateway address-pool update : 同時シナリオでの競合状態
  • #28705 を修正しました :
    • az network lb rule : 認証トークンが生成されません

Packaging

  • Ubuntu 24.04 Noble Numbat サポートを追加しました
  • [重大な変更] Ubuntu 18.04 サポートを廃止しました

Profile

RDBMS

  • az postgres flexible-server migration create : コマンド ライン引数として移行ランタイム リソース ID を指定、移行用のプライベート エンドポイント サポートを追加しました

Security

  • [重大な変更] az security contact create : –alerts-admins–email を非推奨にしました
  • [重大な変更] az security setting update : –enabled を非推奨にしました

Service Connector

  • az aks connection list/show : kubernetes リソース名を追加しました
  • az source connection create cognitiveservices : ターゲットとして OpenAI/AIServices/CognitiveServices をサポートしました
  • az webapp connection list : インタラクティブ入力を修正しました

Storage

  • [重大な変更] az storage account update : –access-tier を変更、–upgrade-to-storagev2 を追加する際、料金が増加する可能性があることをユーザーに確認します
  • [重大な変更] az storage container set-permission/get-permission および az storage container policy : サーバー側では共有キー認証のみがサポートされるため、コンテナー アクセス ポリシー コマンドの –auth-mode login–sas-token を削除しました
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参考サイト

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