2025/11/04 に Azure Storage Explorer v1.40.2 がリリースされました。
今回はマイナー バージョンアップとなっているため、v1.40.0 および v1.40.1 からの修正点のみを日本語に意訳して記載していますが、v1.40.0 の変更内容については、先日投稿した以下のブログ エントリを確認してください。

Azure Storage Explorer v1.40.1 は、重大な不具合が見つかったため提供終了となりましたが、v1.40.2 ではその不具合が修正されています。
Azure Storage Explorer v1.40.2 について (意訳)
October 2025 (Version 1.40.2, build 2025101.1)
Storage Explorer バージョン 1.40.2 にようこそ。このリリースでは、バンドルしている .NET のバージョンを 8.0.21 にアップデートしており、Azure China または Azure US Goverment クラウドへのサインイン時にユーザーが遭遇する可能性のある問題を修正しています。
バージョン 1.40.2 には、バージョン 1.40.0、1.40.1 からの機能と不具合修正が含まれています。クローズされたすべての問題の詳細なリストは、issue ページを確認してください。
Downloading from NFS File Shares
Storage Explorer バージョン 1.40.0 では、Linux システム上の NFS ファイル共有からのファイルのアップロードおよびダウンロードをサポートしました。NFS ファイル共有からのファイル ダウンロード時、一部のユーザーから問題が発生している可能性があります。ファイルはダウンロードされますが、Storage Explorer では操作が失敗しているように見えます。
--preserve-permissions オプションが指定されていない限り、AzCopy は NFS ファイル共有から何もダウンロードしません。このオプションを指定することで、AzCopy にローカル マシン上の元のファイルの所有権を保持するように指示します。ただし、AzCopy はファイルの所有権を変更する必要があり、それには昇格された権限が必要となるため、sudo で AzCopy を実行する必要があります。Storage Explorer は sudo で AzCopy を起動することができません。そのため、設定に関係なくダウンロードが失敗したように見える問題が発生します。
この問題が発生した場合は、AzCopy コマンドをコピーし、sudo を使用してコマンド ラインから直接実行ことで回避可能です。
この問題は、Storage Explorer の将来のバージョンで解決される予定です。
Electron 38
このバージョンの Storage Explorer は、Electron 38 を使用しています。詳細は、Electron ブログを確認してください






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