Visual Studio 2010のプロジェクトで使用するF#には「簡易構文」と呼ばれるものと、「詳細な構文」の2種類があります。デフォルトでは簡易構文が有効になっている状態であり、詳細な構文と比較するとコード量は短く、begin、end、in などの追加のキーワードの代わりにインデントを使用することで構成要素の先頭と末尾を示しています。簡易構文ではなく、詳細な構文を使用してプログラムを作成する場合、先頭に以下のコードを入力します。
#light "off"
簡易構文と詳細な構文の記述の違いについては、MSDN(詳細な構文 (F#))に記載がありますが、例として複合式を記述する場合について記載します。
- 簡易構文
printfn "Hello, World! (First)" printfn "Hello, World! (Second)"
- 詳細な構文
#light "off" printfn "Hello, World! (First)"; printfn "Hello, World! (Second)"
[参考]
- 詳細な構文 (F#)
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/dd233199.aspx - コンパイラ ディレクティブ (F#)
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/dd233195.aspx