Windows Storage Server 2008 R2のエディション比較について

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Windows Storage Server 2008 R2はWindows Server 2008 R2をベースとしたストレージ専用のOSです。Windows Storage Server 2008 R2は、OEMベンダーから専用ハードウェアと追加のソフトウェアコンポーネントを搭載したアプライアンス製品としてのみ提供されますが、TechNet / MSDN サブスクリプションからダウンロード、評価することが可能です。

■Windows Storage Server 2008 R2の各エディション

  • Windows Storage Server 2008 R2 Workgroup
    Workgroupは、最大25のユーザーがファイル サービスやNFSへのアクセス、iSCSIブロックI/O、印刷サービス、Webサービスの提供が可能です。
  • Windows Storage Server 2008 R2 Standard
    Standardは、ユーザー数の際限なしでファイル サービスやNFSへのアクセス、SISを用いたファイル重複削除、iSCSIブロックI/O、印刷サービス、Webサービスの提供が可能です。
  • Windows Storage Server 2008 R2 Enterprise
    Wnterpriseは、Windows Storage Server製品で提供される最大の耐障害や可用性をユーザー数の際限なしで提供します。

■Windows Storage Server 2008 R2の各エディション比較

Windows Storage Server 2008 R2の各エディションの比較について、以下の表にまとめました。

項目 Workgroup Standard Enterprise
プロセッサーアーキテクチャ x64 x64 x64
最大プロセッサ数 4 4 8
最大メモリ量 32GB 32GB 2TB
最大ネットワークアダプタ数 2 無制限 無制限
ディスク数 6 無制限 無制限
ディスクアダプタ 無制限 無制限 無制限
ハードウェアRAID X X X
最大接続ユーザー数 25 無制限 無制限
ネットワーク ファイル システム(NFS) X X X
分散ファイル システム レプリケーション (DFSR) X X X
ファイル サーバー リソース マネージャ X X X
File Classification Infrastructure (FCI) X X X
BranchCache ホスト型キャッシュモード     X
単一インスタンスストレージ (SIS)を用いたファイル重複削除   X X
BitLockerドライブ暗号化 X X X
Microsoft iSCSI Targetソフトウェア オプション オプション オプション
フェイルオーバー クラスター     X
マルチパスI/O   X X
Hyper-V ゲスト   1 2
Faxサービス X X X
ドメインへの参加 X X X
読み取り専用ドメイン コントローラー (RODC)   X X
Active Directory Lightweight Directory Services (AD LDS) X X X
DNS   X X
DHCP サーバー サービス   X X
Windows Searchサービス X X X
Windows Management Instrumentation (WMI) X X X
Windows Serverバックアップ X X X
ユーザー インターフェースやユーザー エクスペリエンスといったOEMカスタマイズ可能なOOBE X X X

[参考]

コメント

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