ファイル サーバー リソース マネージャーで使用できるコマンドおよびそのオプションについて その6

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ファイル サーバー リソース マネージャー (FSRM) は、Windows Server 2003 R2から標準搭載された機能です。

FSRMを使用することで、ディスク ボリュームやフォルダに対して、クォータの設定を実施したり、特定種類のファイルの保存を禁止 (ファイル スクリーン) 、加えて、ディスク ボリュームやフォルダの使用状況といった記憶域に関するレポートの生成が可能となります。

これらの機能は、GUI上から設定することが可能ですが、コマンド ラインから実行することも可能です。

ここでは、Dirquota Quota Deleteについて纏めました (Windows Server 2008 R2 SP1上で確認、本記事以外のコマンドおよびサブコマンドについては、「ファイル サーバー リソース マネージャーで使用できるコマンドおよびそのオプションについて その1」、Dirquota Quotaコマンドにおける他のパラメーターについては、「ファイル サーバー リソース マネージャーで使用できるコマンドおよびそのオプションについて その2」を参照)。

■説明

既存のクォータを削除します。

■構文

Dirquota Quota Delete /Path:パス [/Quiet] [/Remote:コンピューター]

■パラメーター

パラメーター 説明
/Path:パス 指定したパスに構成されたクォータを削除します。
次のワイルドカードがサポートされます:
     .   – パスで指定されたフォルダー
     *   – パスの直下のすべてのサブフォルダー
     … – パス配下のすべての再帰サブフォルダー
/Quiet 警告なしにクォータを削除します。
/Remote:コンピューター 指定されたコンピューターで操作を実行します。

■例

D:scratchのサブフォルダ―に対するすべてのクォータ設定を警告なしに削除します。

Dirquota Quota Delete /Path:D:scratch... /Quiet

[参考]

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