ファイル サーバー リソース マネージャー (FSRM) は、Windows Server 2003 R2から標準搭載された機能です。
FSRMを使用することで、ディスク ボリュームやフォルダに対して、クォータの設定を実施したり、特定種類のファイルの保存を禁止 (ファイル スクリーン) 、加えて、ディスク ボリュームやフォルダの使用状況といった記憶域に関するレポートの生成が可能となります。
これらの機能は、GUI上から設定することが可能ですが、コマンド ラインから実行することも可能です。
ここでは、Storrept Reportsについて纏めました (Windows Server 2008 R2 SP1上で確認、本記事以外のコマンドおよびサブコマンドについては、「ファイル サーバー リソース マネージャーで使用できるコマンドおよびそのオプションについて その1」を参照)。
■構文
Storrept Reports {List | Add | Modify | Delete | Generate | Cancel} |
■パラメーター
パラメーター | 説明 |
List | 現在構成されているレポート ジョブを一覧表示します。 |
Add | 新しいレポート ジョブのスケジュールを指定します。 |
Modify | 既存のレポート ジョブを変更します。 |
Delete | 既存のレポート ジョブを削除します。 |
Generate | スケジュール済みまたはオン デマンドのレポート ジョブを生成します。 |
Cancel | 現在実行している記憶域レポート ジョブを取り消します。 |
スイッチを一意に識別する最小シーケンスを省略文字として使用できます。
例: “Storrept r l”は”Storrept Reports List”と同等です。
[参考]
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