Update 1706 for Microsoft Configuration Manager Technical Preview が公開されました

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2017/06/23 (現地時間) に Update 1706 for Microsoft Configuration Manager Technical Preview が公開された旨のアナウンスがありました。

Update 1706 for Microsoft Configuration Manager Technical Preview の機能について、以下の Microsoft Docs サイトに記載があります (英語)。

Update 1706 for Microsoft Configuration Manager Technical Preview を利用するためには、Configuration Manager コンソールから利用可能となっています。

なお Update 1706 にアップデートするには、TechNet Evaluation Center からダウンロード可能な Configuration Manager Technical Preview branch のベースライン バージョンから version 1703 にアップデートした後となります。

なお、フィードバックの提供、もしくはこの Technical Preview に含まれる機能の問題を報告する場合には Connect サイトに、将来のアップデートで検討したい新しい機能や拡張機能に関しては、Configuration Manager UserVoice サイト (Configuration Manager UserVoice site) に投稿して欲しいとのことです。

Update 1706 から追加された新機能および機能改善内容抜粋 (意訳)

Update 1706 に含まれる、新しい Preview 機能は次のとおり :

クライアント

  • デバイス ガード ポリシー内の特定のファイル パスに対する信頼を含める : オプションで、デバイス ガード ポリシーを実行しているクライアント上で特定のローカル ファイル、もしくは フォルダー パスに対して信頼を含める。ポリシー内で強制が有効になっている場合、ポリシーで指定された場所にあるバイナリは、対象となるクライアントで実行可能。
  • Azure Active Directory に Windows 10 デバイスの登録  : (クラウド サービス グル​​ープ内の) 新しいクライアント設定は、Azure AD に新しい Windows 10 ドメイン参加デバイスを自動的に登録するよう、デフォルトで有効。

アプリケーション ライフサイクルとコンテンツ

  • 展開の種類における展開の種類におけるコンテンツの場所のアンインストールを指定 :
    異なるインストール コンテンツの場所を指定し、展開の種類におけるコンテンツの場所のアンインストールが可能に。また、アンインストール コンテンツの場所を空のままにすることも可能に。

  • 境界グループ内のソフトウェア更新ポイントの改善 : 境界グループでソフトウェア更新ポイントのフォールバック時間の設定のサポートが可能に。

オペレーティング システムの展開

  • IPv6 PXE ネットワーク ブートのサポート : IPv6 のみネットワーク内で、タスク シーケンス OS展開を開始するために PXE を経由したデバイスのブート。
  • タスク シーケンスの進行状況の非表示 :
    タスク シーケンスの進捗状況がエンド ユーザーに細かく段階的に表示されるかどうか、切り替えが容易に。

条件付きアクセス

  • 条件付きアクセスによるコンプライアンス ポリシー用のデバイス正常性の構成証明アセスメント : 企業リソースへの条件付きアクセスによるコンプライアンス ポリシーとして、デバイス正常性の構成証明状態を使用。

Software Updates ソフトウェア アップデート

  • Microsoft Surface ドライバー アップデートの管理 : Configuration Manager を用いた、Microsoft Surface ドライバー アップデートの管理が可能に。
  • Windows Update for Business ポリシー設定の構成 : Windows Update for Business の延期設定を構成するため、構成アイテムを使用。

コア インフラストラクチャ

  • サイト サーバーの役割の高可用性 : 可用性を向上させるため、スタンドアロンに「パッシブ モード」でプライマリ サイト サーバーの追加が可能に。
  • スクリプトの作成と実行 : Configuration Manager からスクリプトを作成、および実行。 
  • ウィザードにアップグレード準備を追加 : Azure Services ウィザードを使用して、ConfigMgr を Windows Analytics のアップグレード準備に接続、データを同期して Windows 10 とのデバイス互換性の評価が可能に。
  • Configuration Manager コンソールのアクセシビリティの改善 : このプレビューで、Configuration Manager コンソールのアクセシビリティ機能のいくつかを改善。

このリリースで、モバイル デバイスを管理する Microsoft Intune と接続された Configuration Manager を用いた顧客に対する新しい機能 :

  • Android と iOS の登録制限 : 
    管理者は、ユーザーが個人用の Android や iOSデバイスをハイブリッド環境の登録不可に指定できるようになり、事前に所有されている企業所有デバイスまたは DEP 登録デバイスのみの登録に制限。
  • コンプライアンス ポリシーの新しいオプション : 以前は Intune スタンドアロンでのみ利用可能だったコンプライアンス ポリシーの新しいオプションが設定可能に。
  • 新しいコンプライス ポリシーのアクション : コンプライアンス ポリシーのアクションが設定可能に。これらのアクションには、企業リソースへのアクセスを失う前に違反しているデバイスの猶予期間の設定や、準拠していないデバイスを使用しているユーザーに送信される電子メールの作成が含まれる。
  • Windows 構成アイテムの新しい設定 : 以前は Intune スタンドアロンでのみ利用可能だった新しい Windows 構成アイテムが設定可能に。
  • iOS VPN プロファイル用の Cisco (IPsec) サポート  : iOS の VPN プロファイル用の接続タイプとして、Cisco (IPsec) が利用可能に。
  • 印刷と連絡先の同期をブロックする App Protection の設定 : Intune データ保護対応アプリケーションの印刷と連絡先の同期をブロックするための追加設定が追加。
  • PFX 証明書の作成と配布、S/MIME サポート : 管理者は、Entrust 認証局を利用して PFX 証明書を作成、ユーザーへ展開可能。これらの証明書は、S / MIME暗号化、復号化、およびユーザーが登録したデバイスによる認証に使用可能。

参考

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