StorSimple Virtual Array Update 1.1 が公開されています

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触れる機会がほぼなくなってしまいすっかり忘れてしまっていましたがw、Hyper-V および VMware 上の仮想マシンで動作する StorSimple Virtual Array (SVA) のアップデート (Update 1.1) が公開されていました。

Update 1.1 リリース (ドキュメントが公開) されたのが、2018/06/22 (現地時間) なので、結構前の話にはなりますが、継続的にリリースされるのはありがたいですね。

なお Update 1.1 のバージョンは、「10.0.10307.0」となりますが、Azure ポータルからダウンロード可能な SVA の仮想イメージは Update 1.0 となっており、新規でインストールする場合には Update 1.0 から 1.1 にアップデートする必要があります。

Update 1.1 へのアップデートは、Azure ポータルの StorSimple デバイス マネージャー経由、もしくは Microsoft Update カタログから KB4337628 をダウンロード、SVA のローカル Web UI 経由で実施することが可能です。

Update 1.1 の更新内容 (意訳)

Update 1.1 の新機能

このアップデートには、次の拡張機能とバグ修正が含まれる :

  • バックアップの失敗 : クラウド障害に対する回復力を高め、CPU 消費量を増加することで改善しました。
  • ロギング : デバイスが Support セッション中に詳細モードのログに変更が加えられました。

Update 1.1 で修正された問題

このリリースで修正された問題は、次のとおり :

  1. バックアップ
    このリリースには、クラウド障害に対する回復力と高い CPU 使用率を高めることによって、バックアップの失敗を改善した変更が含まれています。
  2. ロギング
    このリリースでは、デバイスが詳細モードで Support セッション中にログに記録される変更が含まれています。

Update 1.1 における既知の問題

StorSimple Virtual Array における既知の問題 (過去のリリースであった問題も含む) は、次のとおり :

  1. Updates
    • 問題 :
      プレビュー リリースで作成された仮想デバイスは、サポートされている General Availability (GA) バージョンへの更新不可。
    • ワークアラウンド / コメント :
      これらの仮想デバイスは、ディザスタ リカバリー (DR) ワークフローを使用して、GA リリースにフェールオーバーする必要がある。
  2. プロビジョニング済みのデータ ディスク
    • 問題 :
      特定の指定されたサイズのデータ ディスクをプロビジョニングし、対応する StorSimple 仮想デバイスの作成後、データ ディスクを拡張および縮小不可。実施した場合、デバイスのローカル層にあるすべてのデータが消失する。
    • ワークアラウンド / コメント :
  3. グループ ポリシー
    • 問題 :
      デバイスがドメインに参加している際、グループ ポリシーを適用した場合にデバイスの動作に悪影響を及ぼすことがある。
    • ワークアラウンド / コメント :
      Virtual Array が Active Directory の独自の組織単位 (OU) にあり、グループ ポリシー オブジェクト (GPO) が適用されていないことを確認する必要がある。
  4. ローカル Web UI
    • 問題 :
      Internet Explorer の拡張セキュリティ機能 (IE ESC) を有効にした場合、[Troubleshooting] や [Maintenance] など、ローカル Web UI の一部のページが正しく動作しないことがある。また、これらのページ上のボタンも動作しないことがある。
    • ワークアラウンド / コメント :
      Internet Explorer の拡張セキュリティ機能を無効にする。
  5. Local web UI
    • 問題 :
      Hyper-V 仮想マシンにて、Web UI のネットワーク インターフェイスは 10 Gbps のインターフェイスとして表示される。
    • ワークアラウンド / コメント :
      Hyper-V の動作が反映されており、仮想ネットワーク アダプターに対して常に 10 Gbps と表示されるため。
  6. 階層化ボリュームと共有
    • 問題 :
      StorSimple の階層化ボリュームを使用するアプリケーションのバイト範囲ロックは非サポート。バイト範囲ロックを有効にした場合、StorSimple の階層化機能は動作しない。
    • ワークアラウンド / コメント :
      推奨される方法 : アプリケーション ロジックでバイト範囲ロックを無効にする。
      階層化ボリュームではなく、ローカル固定ボリュームにアプリケーションのデータを配置する。
      注 : ローカル固定ボリュームを使用、かつバイト範囲ロックを有効にした場合、復元が完了する前でもローカル固定ボリュームがオンラインになる場合がある。 この場合、復元中であれば、復元が完了するまで待機する必要がある。
  7. 階層化共有
    • 問題 :
      複数の大きなファイルを処理した際、階層化に時間がかかる可能性がある。
    • ワークアラウンド / コメント :
      複数の大きなファイルを処理する際、最も大きなファイル サイズを共有サイズの 3% 未満であることを推奨。
  8. 共有の使用量
    • 問題 :
      共有にデータが存在している場合でも、共有の使用量が表示される (共有の使用済み容量にメタデータが含まれているため)。
    • ワークアラウンド / コメント :
  9. ディザスタ リカバリー
    • 問題 :
      ファイル サーバーのディザスタ リカバリーは、ソース デバイスと同じドメインに対してのみ実行可能。別のドメインのターゲット デバイスに対するディザスタ リカバリは、非サポートとなる。
    • ワークアラウンド / コメント :
      今後のリリースで実装予定。詳細な情報は、Failover and disaster recovery for your StorSimple Virtual Array を参照。
  10. Azure PowerShell
    • 問題 :
      Azure PowerShell を用いた StorSimple 仮想デバイスの管理不可。
    • ワークアラウンド / コメント :
      仮想デバイスの管理は、Azure ポータルおよびローカル Web UI を用いて行う必要がある。
  11. パスワードの変更
    • 問題 :
      Virtual Array デバイス コンソールは、en-US キーボード形式の入力のみを許可。
    • ワークアラウンド / コメント :
  12. CHAP
    • 問題 :
      作成した CHAP 資格情報の削除不可。CHAP 資格情報を変更する場合、変更を有効にするためにボリュームをオフラインにしてからオンラインにする必要がある。
    • ワークアラウンド / コメント :
      今後のリリースで対応予定。
  13. iSCSI サーバー
    • 問題 :
      iSCSI ボリュームに表示される ‘使用済みストレージ’ は、StorSimple Manager サービスと iSCSI ホストで異なる場合がある。
    • ワークアラウンド / コメント :
      iSCSI ホストはファイルシステム ビューがある。デバイスでは、ボリュームが最大サイズのときに割り当てられるブロックを認識する。
  14. ファイル サーバー
    • 問題 :
      フォルダ内のファイルに関連付けられている代替データ ストリーム (ADS) がある場合、ADS のディザスタ リカバリ、クローン、および項目レベルの回復によるバックアップ、もしくは復元不可。
    • ワークアラウンド / コメント :
  15. ファイル サーバー
    • 問題 :
      シンボリック リンクは、サポートしない。
    • ワークアラウンド / コメント :
  16. ファイル サーバー
    • 問題 :
      StorSimple Virtual Array ファイル サーバーにコピーまたは格納すると、Windows 暗号化ファイル システム (EFS) によって保護されたファイルは、サポートされていない構成となる。
    • ワークアラウンド / コメント :
  17. Updates
    • 問題 :
      ローカル UI 経由で修正プログラムをインストール使用とした際、エラーコード : 2359302 (hex 0x240006) が表示される場合がある。これは、修正プログラムが既にデバイスにインストールされていることを意味する。
    • ワークアラウンド / コメント :
  18. Updates
    • 問題 :
      ローカル Web UI を使用して仮想アレイに Update 1.0 をインストールする場合、Update 0.6 が実行されていることを確認する必要がある。Update 0.6 以前のバージョンを実行している場合、まず Update 0.6 をインストールしてから Update 1 を適用する必要がある。Update 0.6 以前のバージョンから Update 1.0 を直接インストールすると、アップデートが不足し、監視チャートが機能しなくなる。
    • ワークアラウンド / コメント :

参考