2022/04/05 (現地時間) に Azure CLI の最新版 v2.35.0 がリリースされました。
- Release notes & updates – Azure CLI – April 05, 2022 | Microsoft Docs
https://docs.microsoft.com/cli/azure/release-notes-azure-cli#April-05-2022
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Azure CLI v2.35.0 (April 05, 2022) の更新内容について (意訳)
ACR
- [重大な変更] az acr create : 大文字を使用した名前のリクエストを拒否します
- [重大な変更] az acr connected-registry create : 大文字を使用した名前のリクエストを拒否します
- az acr update : パブリック ネットワークを無効にすると、警告メッセージが表示されるようになりました
- az acr manifest metadata コマンド グループを廃止しました。
- az acr manifest : show-metadata、list-metadata、update-metadata コマンドを追加しました
AKS
- az aks create/update : Windows gMSA v2 をサポートするため、新しいパラメーター –enable-gmsa、–gmsa-dns-server、–gmsa-root-domain-name を追加しました
- aks enable-addons :マネージド ID 認証をサポートするため、新しいパラメーター –enable-msi-auth-for-monitoring を追加しました
- az aks snapshot create : az aks nodepool snapshot create に移動しました
- az aks snapshot delete : az aks nodepool snapshot delete に移動しました
- az aks snapshot list : az aks nodepool snapshot list に移動しました
- az aks snapshot show : az aks nodepool snapshot show に移動しました
- az aks create : 動的割り当てポッド IP をサポートする –pod-subnet-id を追加しました
- az aks nodepool add : 動的割り当てポッド IP をサポートする –pod-subnet-id を追加しました
- az aks create : カスタム ノード構成をサポートする –kubelet-config と –linux-os-config を追加しました
- az aks nodepool add : カスタム ノード構成をサポートする –kubelet-config と –linux-os-config を追加しました
AMS
- az ams account identity assign : マネージド ID をメディア サービス アカウントに割り当てる機能を追加しました
- az ams account identity remove : マネージド ID をメディア サービス アカウントに割り当てる機能を追加しました
- az ams transform create : FaceDetector プリセットの新しいパラメーター blur-type を追加しました
- az ams account encryption set : ユーザーがマネージド ID をアカウントの暗号化に設定できるように新しいパラメーター system-assigned および user-assigned を追加しました
- az ams account storage set-authentication : ユーザーが Media Services に接続されているストレージ アカウントのマネージド ID を設定できるように新しいパラメーター system-assigned および user-assigned を追加しました
APIM
- apim api schema create : graphql API 用のスキーマ作成をサポートする新しいコマンドを追加しました
- apim api schema delete : API のスキーマの削除をサポートする新しいコマンドを追加しました
- apim api schema list : API のスキーマ一覧の表示をサポートする新しいコマンドを追加しました
- apim api schema show : API のスキーマの取得をサポートする新しいコマンドを追加しました
- apim api schema entity : スキーマ エンティティ タグの取得をサポートする新しいコマンドを追加しました
- API Management 用のプライベート エンドポイントにオンボーディングしました
App Config
- az appconfig kv export : キー値が App Service にエクスポートされない場合、エラーのスローを停止します
- az appconfig create : 新しいオプション retention-days と enable-purge-protection を追加しました
- az appconfig list-deleted : 削除されたがまだパージされていないすべてのアプリ構成を一覧表示する、新しいコマンドを追加しました
- az appconfig show-deleted : 削除されたがまだパージされていないすべてのアプリ構成のプロパティを表示する新しいコマンドを追加しました
- az appconfig recover : 削除されたがまだパージされていないすべてのアプリ構成を復元する新しいコマンドを追加しました
- az appconfig purge : 削除されたストアをパージする新しいコマンドを追加しました
App Service
- #21439 を修正しました :
- az webapp deploy : ヘルプ メッセージの –async 引数値を修正しました
- #21574 を修正しました :
- az webapp vnet-integration add : ‘NoneType’ オブジェクトに属性 ‘server_farm_id’ が存在しないという AttributeError を修正しました
- az staticwebapp create : デフォルトの出力場所と API の場所を None に変更します。デフォルトのアプリの場所を “/” に変更します。出力から不要なプロパティを削除します
- az staticwebapp show : 出力から不要なプロパティを削除します
- az staticwebapp list : 出力から不要なプロパティを削除します
- az staticwebapp update : 出力から不要なプロパティを削除します
- az webapp deployment slot create : コンテナ設定のオーバーライドを許可します
- #21080 を修正しました :
- az webapp up : オブジェクトに属性 ‘response’ が存在しないのを修正しました
- Fix #19747 を修正しました :
- az webapp up : TypeError: ‘NoneType’ オブジェクトが反復可能ではないことを修正しました
- az webapp up : ASE が存在し、ASE v3 であり、ILBASE ではないことを検証します。既存のプランが ASE にあることを検証します。ASE を使用する場合、デフォルトは I1V2 SKUです。
- #20240 を修正しました :
- az functionapp deployment source config-zip : パラメーター –slot が機能しない不具合を修正しました
- #12090 を修正しました :
- az webapp create : Web アプリとは異なるリソース グループでプランを許可します
- #21186 を修正しました :
- az staticwebapp identity assign、az staticwebapp hostname set、az staticwebapp create : “不正なリクエスト” の代わりに詳細なエラー メッセージを表示します
- #21465 を修正しました :
- az staticwebapp update : 静的 Web アプリ リソース グループの指定を許可します
- #21728 を修正しました :
- az webapp deployment github-actions add : コロン区切り文字を使用して実行時に渡すことを許可します
- az webapp config : Web アプリの永続ストレージの修正は、デプロイごとに無効になります
- az appservice ase create-inbound-services : ASEv3 で Azure プライベート DNS ゾーン作成のサポートを追加しました
ARM
- #20842 を修正しました :
- az bicep : CA バンドルのリクエスト環境変数を使用するように修正しました
- az policy assignment create : –subscription パラメーターをサポートしました
Backup
- リストコマンドの複数ページの応答の不具合を修正しました
- az backup restore restore-disks : 元の場所の復元と代替の場所の復元のサポートを追加しました
- az backup policy create/set/list : 拡張ポリシーを作成して選択的に一覧表示するためのサポートを追加しました
- az backup protection enable-for-vm : 拡張ポリシーを使用したトラステッド VM 構成保護のサポートを追加しました
- az backup vault backup-properties : ハイブリッド バックアップのセキュリティ機能の設定をサポートする新しいパラメーター –hybrid-backup-security-features を追加しました
CDN
- Azure Front Door Standard/Premium GA について、azure-mgmt-cdn を 12.0.0 にアップグレードしました
Cognitive Services
- API 2022-03-01 を使用するようにアップグレードしました
- 新しいコマンド az cognitiveservices account list-models を追加しました
Compute
- [重大な変更] az vm/vmss create : パラメーター –role のデフォルト値 Contributor を削除しました
- az vm host : Dedicated Host の再起動をサポートする新しいコマンド restart を追加しました
- az vm extension show : VM 拡張機能の進行状況追跡をサポートする新しいパラメーター –instance-view を追加しました
- オンデマンド専用であることを示すフラグを立てる –enable-bursting のヘルプ情報を変更しました
- #20174 を修正しました :
- az vm create : イメージ エイリアスを使用するときにプラン情報を決定します
- az disk/snapshot/sig definitiion create/update : ARM64 をサポートする新しいパラメーター –architecture を追加しました
- az vm disk attach : 1 回の API 呼び出しで複数のディスクを接続できるよう、新しいパラメーター –disks を追加しました
- az vm/vmss create : コミュニティ ギャラリー イメージから VM/VMSS の作成をサポートしました
- az vm/vmss create : コミュニティ ギャラリーの法的合意の承認を追加しました
- az vm/vmss create : コミュニティ ギャラリー イメージもしくは共有ギャラリー イメージから VM を作成する際、–os-type が正しいかどうかの検証を追加しました
Cosmos DB
- az cosmosdb update : Key Vault キー URI の更新をサポートしました
- az managed-cassandra cluster update : –external-seed-nodes、–external-gossip-certificate、–client-certificate が空のリストの取得を許可します
- az managed-cassandra cluster : タイプ three_state_flag の時点で –repair-enabled を修正しました
Event Grid
- #21521 を修正しました :
- システム トピック サブスクリプションで属性エラーをアップデートしましあ
- ユーザー ID と混合モードをサポートしました
Event Hubs
- az eventhub namespace update : eventhub キャプチャと自動膨張の無効化を修正しました
Key Vault
- #18319 および #21555 を修正しました :
- az keyvault list-deleted : 指定されたリソース タイプがない場合、削除されたすべてのリソースを一覧表示します
- az keyvault key create : –default-cvm-policy をサポートしました
- #21330 を修正しました :
- az keyvault network-rule remove : IP アドレスが削除される問題を修正しました
NetAppFiles
- az netappfiles snapshot restore-files : 指定されたスナップショットからアクティブなファイル システムに指定されたファイルを復元する新しいコマンドです
- az netappfiles volume create : オプション パラメーター –enable-subvolumes を追加しました
- az netappfiles volume delete : オプション パラメーター –force-delete と –force を追加しました
- az netappfiles volume update : オプション パラメーター –unix-permissions を追加しました
- az netappfiles subvolume : サブボリューム リソースを管理する新しいコマンド グループです
- az netappfiles subvolume create : サブボリュームを作成する新しいコマンドです
- az netappfiles subvolume show : 指定したサブボリュームを取得する新しいコマンドです
- az netappfiles subvolume update : 指定したサブボリュームをアップデートする新しいコマンドです
- az netappfiles subvolume list : 指定したボリューム内のすべてのサブボリュームを取得する新しいコマンドです
- az netappfiles subvolume delete : 指定したサブボリュームを削除する新しいコマンドです
- az netappfiles subvolume metadata : サブボリュームのメタデータ リソースを管理する新しいコマンド グループです
- az netappfiles subvolume metadata show : 指定されたサブボリュームに関する詳細を取得するための新しいコマンドです
- az netappfiles account ad add : LDAP 検索スコープをサポートする新しいオプション パラメーター –user-dn、–group-dn、–group-filter を追加しました
- az netappfiles account ad update : LDAP 検索スコープをサポートする新しいオプション パラメーター –user-dn、–group-dn、–group-filter を追加しました
Network
- az network nat gateway : パブリック IP の接続を検証します。
- az network lb : インバウンド NAT ルール ポート マッピング クエリをサポートしました
- #21716 を修正しました :
- az network private-dns zone import : ハイフンでつながれた SRV レコードを許可します
- az network application-gateway waf-policy managed-rule exclusion rule-set : 除外なしでルール前の除外作成をサポートしました
Packaging
- el8 RPM パッケージをビルドするため、Red Hat Universal Base Image 8 を使用しました
- Python イメージを 3.10.3-alpine3.15 にバンプしました
- MSI エンベデッド Python を 3.10.3 にバンプしました
RDBMS
- CloudShell に依存関係をインストールする operations.py ファイルを修正しました
Role
- [重大な変更] az ad sp create-for-rbac : サブスクリプションへのデフォルトの –scopes が停止となります
- [重大な変更] az ad sp create-for-rbac : Key Vault で自己署名証明書を作成する際、validity_months が years * 12 + 1 から years * 12 に変更となりました
Service Bus
- az servicebus topic subscription rule create : フィルター タイプのパラメーターを追加しました
Service Connector
- az webapp/spring-cloud connection create/update : VNet シナリオをサポートするために、–service-endpoint パラメーターを追加しました
- az webapp/spring-cloud connection : より多くのターゲット リソースをサポートするために、コマンド create redis/redis-enterprise を追加しました
SQL
- [重大な変更] az sql db tde list-activity : コマンドはもう存在しなくなりました
- [重大な変更] az sql mi show/create/update/list : backupStorageRedundancy の代わりに currentBackupsStorageRedundancy と requestedBackupStorageRedundancy プロパティが返されます
- az command sql db str-policy set : diffbackup_hours パラメーターがオプションになりました
Storage
- [重大な変更] #21494 を修正しました :
- az storage blob upload/upload-batch : アップロードの –content-md5 を修正、upload-batch の –content-md5 を無視します
- [重大な変更] az storage table/entity : すべてのサブコマンドで –timeout が削除されました
- [重大な変更] az storage entity query/show : –accept は削除されました
- az storage table/entity : RBAC をサポートするため、–auth-mode login を追加しました
- az storage blob upload/upload-batch : 前提条件が機能するようになりました
- az storage blob upload-batch : 最初の失敗で終了しなくなりました
- #21591 を修正しました :
- az storage blob upload : ファイル タイプを自動推測しないストレージ Blob アップロードを修正しました
- az storage entity merge : DisplayVersion を float に自動的にキャストするのをやめるのを修正しました
- az storage blob download : –auth-mode login で –blob-url を指定することにより、SASUri と OAuth の両方でマネージド ディスクのダウンロードをサポートしました
- #21699 を修正しました :
- az storage blob upload-batch : アップロード バッチ結果の URL 切り捨て問題を修正しました
- az storage account/container/blob generate-sas : 新しいアクセス権限を許可しました
Synapse
- az synapse role assignment list : 結果が 100 までしか表示されないのを修正しました
- az synapse notebook import : –folder-path パラメーターの問題を修正しました
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参考サイト
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