Azure PowerShell – Az モジュール v8.1.0 がリリースされました

ブログ エントリ内にアフィリエイト広告が含まれています
スポンサーリンク

2022/07/05 (現地時間) に Azure PowerShell – Az モジュール の最新版である v8.1.0 がリリースされました。

Azure PowerShell – Az モジュール v8.1.0 について、MSI インストーラー (x64)、(x86)、および PowerShell Gallery 経由で入手、適用可能となっています。

Azure PowerShell – Az モジュール v8.1.0 をインストールおよびインポート後、バージョンが v8.1.0 となっていることが確認できます。

スポンサーリンク

Az モジュール v8.1.0 について (意訳)

  • Azure PowerShell – Az モジュール v8.1.0 インストーラー (x64) : リンク
  • Azure PowerShell – Az モジュール v8.1.0 インストーラー (x86) : リンク
  • Gallery Module for Azure PowerShell : リンク

PowerShell Gallery から Az をインストールする場合、次のコマンドを実行します :

 Install-Module -Name Az -Repository PSGallery -Force 

古い Az のバージョンからアップデートする場合、次のコマンドを実行します :

 Update-Module -Name Az 

SHA256 Hashes of the release artifacts

  • Az-Cmdlets-8.1.0.36048.tar.gz
    • 586F0ABAEA4E20E50C5D0712DF49DB777CF6085710F8082EED9FD7B96E80D74B

リリース ノート (8.1.0 – July 2022)

Az.Accounts

  • ‘Export-AzConfig’ および ‘Import-AzConfig’ による構成のエクスポートおよびインポートをサポート
  • Az.Accounts が 並列 PowerShell プロセスにインポートされない可能性がある問題を修正 [#18321]
  • 誤ったアクセス トークンを修正 [#18105]
  • Microsoft.Identity.Client for .NET Framework のバージョンをアップグレード [#18495]
  • 大文字と小文字のみが異なる複数の環境変数が設定されている場合、Az.Accounts をインポートできない問題を修正 [#18304]

Az.Aks

  • AzAksRunCommand’ でパラメーター ‘CommandContextAttachmentZip’ を追加 [#17454]
  • Aks で ManagedIdentity サポートを追加 [#15656].
  • ‘Get-AzAksCluster’ の 出力として、プロパティ ‘PowerState’ を追加[#18271]
  • パラメーター ‘NodeImageOnly’ に対する ‘Set-AzAksCluster’ のロジックをアップデート
  • ‘Update-AzAksNodePool’ でパラメーター ‘NodeImageOnly’ を追加
  • ‘New-AzAksCluster’ でパラメーター ‘AvailabilityZone’ を追加 [#18658]

Az.ApplicationInsights

  • Set-AzApplicationInsightsDailyCap のパラメーターを修正 [#18315]
  • ‘New-AzApplicationInsightsContinuousExport’ および ‘Set-AzApplicationInsightsContinuousExport’ でパラメーター ‘DocumentType’ を修正 [#18350]
  • ‘Get-AzApplicationInsights’ でパラメーター ‘ResourceId’ を修正[#18707]

Az.Compute

  • イメージ エイリアス ‘Win2022AzureEditionCore’ を追加
  • ‘-DisableIntegrityMonitoring’ スイッチ パラメーターを ‘New-AzVM’ コマンドレットに追加
    これらの条件が満たされた場合の ‘New-AzVM’ および ‘New-AzVmss’ のデフォルトの動作を変更 :

      • ‘-DisableIntegrityMonitoring’ が true ではない
      • SecurityProfile の ‘SecurityType’ が ‘TrustedLaunch’
      • SecurityProfile の ‘VTpmEnabled’ が true
      • SecurityProfile の ‘SecureBootEnabled’ が true

    これらの条件が満たされると、’New-AzVM’ は ‘Guest Attestation’ 拡張機能を新しいVMにインストールする
    また、これらの条件が満たされ、Vmss 内のすべての VM インスタンスにインストールされると、’New-AzVmss’ は ‘Guest Attestation’ 拡張機能を新しい Vmss にインストールする

  • 次のコマンドレットに ‘-UserAssignedIdentity’ および ‘-FederatedClientId’ を追加 :
    • ‘New-AzDiskEncryptionSetConfig’
    • ‘Update-AzDiskEncryptionSet’
  • コマンドレット ‘Add-AzVmGalleryApplication’ および ‘Add-AzVmssGalleryApplication’ に ‘-TreatFailureAsDeploymentFailure’ を追加
  • ‘OrchestrationMode’ で SinglePlacementGroup が true に設定されている場合の例外を削除

Az.CosmosDB

  • クライアント暗号化ポリシーの一部となるパーティション キーおよび ID パスのサポートを追加
  • クライアント暗号化ポリシーを用いたコンテナーでの Update-AzCosmosDBSqlContainer コマンドに関連する不具合を修正

Az.DataFactory

  • ADF .Net SDK version 6.3.0 にアップデート

Az.EventHub

  • EventHub アプリケーション グループの CRUD 操作用に次のコマンドレットを追加
    • New-AzEventHubApplicationGroup
    • Set-AzEventHubApplicationGroup
    • Remove-AzEventHubApplicationGroup
    • Get-AzEventHubApplicationGroup
    • New-AzEventHubThrottlingPolicyConfig
  • Get-AzEventHubNamespace は、これまでのところ、リソース グループごとのリスト、もしくはサブスクリプションごとのリストに対して最大 100 個の名前空間を返していた。これ以降、100 を超える名前空間を持つリソース グループとサブスクリプションの場合、コマンドレットはすべての名前空間を返す。リソース グループ、もしくはサブスクリプションの名前空間が 100 未満の場合、コマンドレットの動作に変更はない
  • EventHub プライベート エンドポイント接続における手動承認用として次のコマンドレットを追加
    • Approve-AzEventHubPrivateEndpointConnection
    • Deny-AzEventHubPrivateEndpointConnection
    • Get-AzEventHubPrivateEndpointConnection
    • Remove-AzEventHubPrivateEndpointConnection
    • Get-AzEventHubPrivateLink

Az.KeyVault

  • ‘Import-AzKeyVaultCertificate’ による pem 証明書インポートをサポート [#18494]
  • JSON ファイルでのローテーション ポリシーの受け入れをサポート
  • [重大な変更] ‘Set-AzKeyVaultKeyRotationPolicy’ のパラメーター ‘ExpiresIn’ を TimeSpan? から文字列に変更。 30 日間は ‘P30D’ のような ISO 8601 の期間である必要がある
  • [重大な変更] ‘Set-AzKeyVaultKeyRotationPolicy’ および ‘Get-AzKeyVaultKeyRotationPolicy’ の出力プロパティ ‘ExpiresIn’、’TimeAfterCreate’ および ‘TimeBeforeExpiry’ で TimeSpan? から 文字列に変更
  • マネージド HSM でリリース ポリシーを使用したキーの作成/更新をサポート
  • Key Vault の作成プロセス中に、’EnabledForDeployment’、’EnabledForTemplateDeployment’、’EnabledForDiskEncryption’、および ‘EnableRbacAuthorization’ のデフォルト値を削除
  • Key Vault シークレット、証明書、およびストレージのデフォルトのアクセス ポリシーを ‘All’ に変更しました

Az.Network

  • Application Gateway の CustomV2 ssl ポリシーのサポートを追加
    • ‘PolicyType’ の検証セットに ‘CustomV2’ を追加
    • ‘MinProtocolVersion’ の検証セットに ‘TLSv1_3’ を追加
    • tls1.3 の最小プロトコルバージョンの空の暗号スイートリストが存在する可能性があるため、null もしくは空の暗号スイートリストの検証を削除
  • [重大な変更] ‘Add-AzVirtualNetworkSubnetConfig’ および ‘New-AzVirtualNetworkSubnetConfig’ の ‘-PrivateEndpointNetworkPoliciesFlag’ のデフォルト値を ‘Disabled’ に変更
  • 既存 vnet をアップデートする際、仮想ネットワーク暗号化パラメーターを解析できない不具合を修正

Az.PowerBIEmbedded

  • A7 および A8 をサポートするように、SKU 許可値をアップデート

Az.RecoveryServices

  • 長時間実行操作の遅延を修正 [#18567]

Az.Resources

  • パススルーが使用されていない場合でも、役割の割り当てを削除する際のフィードバックを追加
  • -AsJob シナリオでの相対パス障害を修正 [#18084]
  • ‘Get-AzResource –ExpandProperties’ の ‘createtime’ および ‘ChangedTime’ のロジックを修正 [#18206]
  • ‘New-AzADServicePrincipal’ の役割割り当ての待ち時間を修正 [#16777]

Az.ServiceBus

  • Service Bus プライベート エンドポイント接続における手動承認用として次のコマンドレットを追加 :
    • Approve-AzServiceBusPrivateEndpointConnection
    • Deny-AzServiceBusPrivateEndpointConnection
    • Get-AzServiceBusPrivateEndpointConnection
    • Remove-AzServiceBusPrivateEndpointConnection
    • Get-AzServiceBusPrivateLink

Az.ServiceFabric

  • 詳細ログ メッセージの誤字を修正
  • マネージド クラスターの作成およびアップデートのタグ サポートを追加

Az.Sql

  • 作成、更新、コピー、GeoZone ハイパースケール データベースの geo セカンダリ および PITR サポートを有効化するために、’BackupStorageRedundancy パラメーターに ‘GeoZone’ オプションを ‘New-AzSqlDatabase’ 、’Set-AzSqlDatabase’、’New-AzSqlDatabaseCopy’、’New-AzSqlDatabaseSecondary’、および ‘Restore-AzSqlDatabase’ を追加
  • ‘Stop-AzSqlInstanceDatabaseLogReplay’ コマンドレットに追加の入力検証を追加して、ターゲット データベースがログ再生サービスによって作成されたことを確認する
  • オプション プロパティ’ Tags’ が期待どおりに機能していなかったため、コマンドレット ‘Restore-AzSqlDatabase’ の不具合を修正。
  • ‘Get-AzSqlServerAudit’ および ‘Get-AzSqlDatabaseAudit’ 用に isManagedIdentityInUse 取得パラメーターを追加
  • 新しいコマンドレット ‘Set-AzSqlInstanceDatabase’ を追加

Az.StackHCI

  • Stack HCI Cluster のサポートを追加
  • Stack HCI Extension のサポートを追加
  • Stack HCI Arc Settings のサポートを追加

Az.Storage

  • 管理ポリシーに BaseBlob DaysAfterCreationGreaterThan をサポート
    • ‘Add-AzStorageAccountManagementPolicyAction’

コミュニティの貢献者に感謝

スポンサーリンク

参考サイト

タイトルとURLをコピーしました