以前アナウンスされたとおり、2019/01/15 (現地時間) に Azure PowerShell – Az モジュール v1.1.0 がリリースされました。
- Release Az 1.1.0 – Azure/azure-powershell – GitHub
https://github.com/Azure/azure-powershell/releases/tag/v1.1.0-January2019
Azure PowerShell – Az モジュール v1.1.0 について、MSI インストーラー (x64)、(x86)、および PowerShell Gallery 経由で入手、適用可能となっています。
Azure PowerShell – Az モジュール v1.1.0 をインストールおよびインポート後、バージョンが v1.1.0 となっていることが確認できます。
Az モジュール v1.1.0 について (意訳)
- Azure PowerShell – Az モジュール v1.1.0 インストーラー (x64) : リンク
- Azure PowerShell – Az モジュール v1.1.0 インストーラー (x86) : リンク
- Gallery Module for ARM .NET Standard コマンドレット : リンク
AzureRM から移行する場合、Migration Guide を参照。
PowerShell Gallery から Az をインストールする場合、次のコマンドを実行します :
Install-Module -Name Az -Repository PSGallery -Force
古い Az のバージョンからアップデートする場合、次のコマンドを実行します :
Update-Module -Name Az
リリース ノート
Az.Accounts
- Enable-AzureRmAlias に ‘Local’ スコープを追加
Az.Compute
- Restart / Start / Stop / Remove / Set-AzVM および Save-AzVMImage の ID パラメーター セットの Name がオプションに
- ヘルプ ファイル内の ID の説明を更新
- Az.Accounts モジュールの下位互換性問題を修正
Az.DataLakeStore
- SDK 修正に対するデータプレーンの SDK バージョンを 1.1.14 に更新
- getfilestatus および liststatus がマイナスのアクセス時刻および変更時刻となる処理を修正
- 非同期キャンセル トークンを修正
Az.EventGrid
- 2019-01-01 API バージョンを使用するよう、更新
- 2019-01-01 API バージョンの新しいシナリオをサポートするため、次のコマンドレットを更新
- New-AzureRmEventGridSubscription : 指定するための新しいオプション パラメーターを追加 :
- Event Time-To-Live (イベントの有効期限)
- Maximum number of delivery attempts for the events (イベント配信の最大試行回数)
- Dead letter endpoint (配信不能なエンドポイント)
- Update-AzureRmEventGridSubscription : 指定するための新しいオプション パラメーターを追加 :
- Event Time-To-Live (イベントの有効期限)
- Maximum number of delivery attempts for the events (イベント配信の最大試行回数)
- Dead letter endpoint (配信不能なエンドポイント)
- New-AzureRmEventGridSubscription および Update-AzureRmEventGridSubscription コマンドレットの EndpointType オプションに対する新しい列挙値 (storageQueue および hybridConnection) を追加
- イベント サブスクリプションの作成、もしくは更新がユーザーからの手動操作が必要となる場合、警告メッセージを表示
- New-AzureRmEventGridSubscription : 指定するための新しいオプション パラメーターを追加 :
Az.IotHub
- IotHub SDK のバージョンを最新に更新
Az.LogicApp
- Get-AzLogicApp について、Name を指定しない場合は全リストを表示する
Az.Resources
- ‘Get-AzResource’ に対して ‘-ODataQuery’ および ‘-ResourceId’ パラメーターが設定された際のパラメーター セット問題を修正
- 詳細情報 : #7875
- New / Set-AzPolicyDefinition 内の -Custom パラメーターのハンドリングを修正
- New-AzDeployment ドキュメントの誤字を修正
- ‘New-AzADUser’ に対する ‘-MailNickname’ パラメーターが必須に
- 詳細情報 : #8220
Az.SignalR
- Az.Accounts モジュールの下位互換性問題を修正
Az.Sql
- Storage 管理クライアントの依存関係を共通の SDK 実装に変換
Az.Storage
- Sas Token、OAuth、もしくは Anonymous を用いて作成された場合、Storage コンテキストの StorageAccountName を実際のストレージ アカウント名として設定
- New-AzStorageContext
- ‘-FullUri’パラメーター を用いた Blob スナップショット オブジェクトの Sas トークンを作成し、返された Uri をスナップショット Uri に修正
- New-AzStorageBlobSASToken
Az.Websites
- ‘Get-AzDeletedWebApp’ におけるデータ解析不具合を修正
- Az.Accounts モジュールの下位互換性問題を修正
参考
- Azure/azure-powershell: Microsoft Azure PowerShell
https://github.com/Azure/azure-powershell - Releases – Azure/azure-powershell – GitHub
https://github.com/Azure/azure-powershell/releases - PowerShell Module Browser | Microsoft Docs
https://docs.microsoft.com/en-us/powershell/module/?view=azps-1.0.0 - Azure PowerShell Az モジュール v1.0 がリリースされました | 焦げlog
https://kogelog.com/2018/12/22/20181222-07/