ファイル サーバー リソース マネージャーで使用できるコマンドおよびそのオプションについて その41

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ファイル サーバー リソース マネージャー (FSRM) は、Windows Server 2003 R2から標準搭載された機能です。

FSRMを使用することで、ディスク ボリュームやフォルダに対して、クォータの設定を実施したり、特定種類のファイルの保存を禁止 (ファイル スクリーン) 、加えて、ディスク ボリュームやフォルダの使用状況といった記憶域に関するレポートの生成が可能となります。

これらの機能は、GUI上から設定することが可能ですが、コマンド ラインから実行することも可能です。

ここでは、Filescrn Exception Deleteについて纏めました (Windows Server 2008 R2 SP1上で確認、本記事以外のコマンドおよびサブコマンドについては、「ファイル サーバー リソース マネージャーで使用できるコマンドおよびそのオプションについて その1」、Filescrn Exceptionコマンドにおける他のパラメーターについては、「ファイル サーバー リソース マネージャーで使用できるコマンドおよびそのオプションについて その37」を参照)。

■説明

既存のファイル スクリーンの例外を削除します。

■構文

Filescrn Exception Delete /Path:パス [/Quiet] [/Remote:コンピューター]

■パラメーター

パラメーター 説明
/Path:パス 指定したパスに構成されているファイル スクリーンの例外を削除します。
次のワイルドカードがサポートされます:
     .   – パスで指定されたフォルダー
     *   – パスの直下のすべてのサブフォルダー
     … – パス配下のすべての再帰サブフォルダー
/Quiet 警告なしにファイル スクリーンの例外を削除します。
/Remote:コンピューター 指定されたコンピューターで操作を実行します。

■例

D:scratchフォルダー配下のすべての再帰フォルダーに構成されている、ファイル スクリーンの例外を警告なしに削除します。

Filescrn Exception Delete /Path:D:scratch... /Quiet

[参考]

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