dsget コマンドのオプションについて (part 3)

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Active Directory に含まれる特定の種類の既存オブジェクトについて選択したプロパティを表示するコマンドとして「dsget」がありますが、ここでは「contact オプション」について纏めてみることにします。(Windows Server 2008 R2 SP1 上で確認。それ以外のオプションについては、「dsget コマンドのオプションについて (part 1)」を参照。)

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dsget contact

構文

dsget contact <連絡先DN ...> 
  [-dn] 
  [-fn] 
  [-mi] 
  [-ln]
  [-display] 
  [-desc] 
  [-office] 
  [-tel] 
  [-email] 
  [-hometel]
  [-pager] 
  [-mobile] 
  [-fax] 
  [-iptel] 
  [-title] 
  [-dept]
  [-company] 
  [{-s <サーバー> | -d <ドメイン>}]
  [-u <ユーザー名>] 
  [-p {<パスワード> | *}] 
  [-c] 
  [-q] 
  [-l]
  [{-uc | -uco | -uci}]

パラメーター

説明
<連絡先DN …> 必要な値です。
表示する1つ以上の連絡先の DN (識別名) を指定します。
別のコマンドからの出力をこのコマンドの入力とするパイプをサポートするために、対象のオブジェクトが省略されている場合には標準入力 (stdin) から対象のオブジェクトを取得します。
-dn 連絡先の DN (識別名) を指定します。
-fn 連絡先の名前を指定します。
-mi 連絡先のミドル ネームを指定します。
-ln 連絡先の姓を指定します。
-display 連絡先の表示名を指定します。
-desc 連絡先の説明を指定します。
-office 連絡先の事業所の場所を指定します。
-tel 連絡先の電話番号を指定します。
-email 連絡先の電子メール アドレスを指定します。
-hometel 連絡先の自宅電話番号を指定します。
-pager 連絡先のポケットベル番号を指定します。
-mobile 連絡先の携帯電話番号を指定します。
-fax 連絡先のFax番号を指定します。
-iptel 連絡先のIP電話番号を指定します。
-title 連絡先の役職を指定します。
-dept 連絡先の部署を指定します。
-company 連絡先の会社情報を指定します。
{-s <サーバー> | -d <ドメイン>} -s <サーバー> は名前 <サーバー> で AD DC/LDS インスタンスに接続します。
-d <ドメイン> はドメイン <ドメイン> の AD DC に接続します。
既定値: ログオン ドメインの AD DC
-u <ユーザー名> <ユーザー名> として接続します。
既定値: ログオンしているユーザー
ユーザー名は “ユーザー名”、”ドメインユーザー名”、またはユーザー プリンシパル名 (UPN) で指定します。
-p {<パスワード> | *} ユーザー<ユーザー名> のパスワードです。
* を指定した場合は、パスワードの入力が求められます。
-c 連続操作モードです。複数のターゲット オブジェクトが指定されている場合は、エラーは報告しますが引数の一覧の次のオブジェクトで続行します。
このオプションを指定しないと、最初のエラーでコマンドは終了します。
-q Quiet モード: 標準出力への出力をすべて抑制します。
-L 検索の結果セットを一覧形式で表示します。
既定値: table 形式
{-uc | -uco | -uci} -uc パイプからの入力またはパイプへの出力が Unicode 形式であることを指定します。
-uco パイプまたはファイルへの出力が Unicode 形式であることを指定します。
-uci パイプまたはファイルからの入力が Unicode 形式であることを指定します。
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参考

コメント

  1. […] Active Directoryの中の連絡先のプロパティを表示します。 (「dsgetコマンドのオプションについて その3」で記載。) […]

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